ときわ公園椿苑(つづき)
(1) これがあの夏椿の冬すがたー!
(2009/03/17 15:32 F4 1/1000)
みなさんはこんな夏椿の姿をご存知だったんでしょうか、
私は今回はじめて、椿苑で遭遇し感激しました。
まるで丹念に作り上げた工芸品のような姿で残っています。
これは枯れ残っている姿と思うのですが
それでもなお気高さ、凛々しさ、潔さを感じました!
◇ 冬枯れてなお潔き夏椿 ◇
触ってみるとガチガチに硬くなっています。
(8) ◇ 枯るるとも空に響けり夏椿 ◇
(2009/03/26 11:39 F8 1/500)
ナツツバキ (ツバキ科 ナツツバキ属)
(9) 新芽が銀色に輝いていました!
(2009/04/02 14:13 F5.6 1/800)
(10) どんどん新芽が出ています
6月ごろには花が咲くのでしょうか(2009/04/02)
『夏椿 (石田波郷論・序)』 ん?石田波郷と言えば、、、!
「夏椿」を検索していて石田波郷という名にぶつかりました。
この石田波郷の名は、後述↓の「酒中花」のことで調べていて、ブログ友照れまんさんの 「椿」パートⅡ で見かけたばかりでした。 この『夏椿』は、大江希望という人が俳人「石田波郷」のことについて書いたものらしい。
植木好きの石田波郷は、ふやして行った庭木の中でも椿が好きになり、「沙羅・夏椿」を含め多くの品種を集めていったというようなことが書いてあり、興味深く読みました。 (冬の枯れた姿のことはありませんでしたがーー。。)
夏椿(娑羅双樹、平家物語、、)の詳しいことについて知りたいところですが、 照れまんさんが 『また機会がありましたら、寒椿や夏椿を載せてみたいと思います』 と書いておられますので、 その『またの機会』をゆっくり待っていましょう。 なにしろ私は、枯れた姿を見ただけで、花を見たことがありませんので(^-^ゞ。
一応、「平家物語」の冒頭部の一節のみを。
この「娑羅双樹」が「夏椿」のことだと言われています。
この夏椿を載せたいばかりにアップした『ときわ公園の椿苑』ですが、
これで終わります。 椿苑に上がってみなかったら
この夏椿にも会えていませんでしたね、 ありがとうございました 。。。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(以下、ふろくです^^)
(11)ご近所からいただいたツバキ
ご近所で撮らせてもらったツバキを追加します。
酒中花? どこかで聞いたような見たような・・・
ありました 照れまん君の俳句歳時記「椿」パートⅡ から
ちょっと拝借しますm_m
ひとつ咲く酒中花はわが恋椿 石田波郷
そう思ってみると、にじみ出ているふちどりが
ひとしおいとおしく思えます。
芯を残してぱらぱらと散った酒中花の花びら
お付き合いありがとうございました。
ではでは、またいつかお会いしましょう。 (いつか?っていつじゃ)
(2009/03/17 15:32 F4 1/1000)
みなさんはこんな夏椿の姿をご存知だったんでしょうか、
私は今回はじめて、椿苑で遭遇し感激しました。
まるで丹念に作り上げた工芸品のような姿で残っています。
これは枯れ残っている姿と思うのですが
それでもなお気高さ、凛々しさ、潔さを感じました!
◇ 冬枯れてなお潔き夏椿 ◇
(2)黒く残った実や萼 | (3) 新芽と同居 |
「平家物語」の冒頭部の一節で、夏椿の花を娑羅双樹の花として吟じられてることには、可憐な花が、その姿のまま1日で散り落ちてしまう儚さに無常を感じただけではなく、 この凛々しくて潔い冬の姿があったからではなかろうかと想いを馳せました。
どんなに栄華を誇っても、いつかは塵のように消えゆくもの、自分たちも敗れて散ってゆくけれども、それでも美しく自分たちの気位は捨てないでおきたい。 そんな平家一門の想いをこの冬の姿に見たような気がしました。
どんなに栄華を誇っても、いつかは塵のように消えゆくもの、自分たちも敗れて散ってゆくけれども、それでも美しく自分たちの気位は捨てないでおきたい。 そんな平家一門の想いをこの冬の姿に見たような気がしました。
(4) 樹皮は痛々しく・・?はがれ でも スベスベして屈託ない | (5) 全体のようす |
(6) 幹に残っているガク | (7) 落ちていた実 |
(8) ◇ 枯るるとも空に響けり夏椿 ◇
(2009/03/26 11:39 F8 1/500)
インターネットで随分探してみましたが、私のように花のついていない冬の夏椿に感激している人は、一人もみつかりません 、
私は少しおかしいのでしょうかねぇ ;
私がまだ実際に夏椿の花を見ていないからでしょうかーー。
花を見たら、こんな枯れ姿など忘れてしまうのでしょうかーー。
すごく感激して書き始めたのに、、、ちょっと悲しい ;クスン
私は少しおかしいのでしょうかねぇ ;
私がまだ実際に夏椿の花を見ていないからでしょうかーー。
花を見たら、こんな枯れ姿など忘れてしまうのでしょうかーー。
すごく感激して書き始めたのに、、、ちょっと悲しい ;クスン
ナツツバキ (ツバキ科 ナツツバキ属)
別名 : シャラノキ(娑羅樹)。 仏教の聖樹、娑羅双樹に見立てた名前 花色 : 白(縁がぎざぎざになっている) 開花期 : 6~7月 普通の椿はツバキ属で、夏椿はナツツバキ属の落葉喬木 樹形もツバキとは全然違って、(5)のように スラッと空に伸びています。 |
(9) 新芽が銀色に輝いていました!
(2009/04/02 14:13 F5.6 1/800)
(10) どんどん新芽が出ています
6月ごろには花が咲くのでしょうか(2009/04/02)
『夏椿 (石田波郷論・序)』 ん?石田波郷と言えば、、、!
「夏椿」を検索していて石田波郷という名にぶつかりました。
この石田波郷の名は、後述↓の「酒中花」のことで調べていて、ブログ友照れまんさんの 「椿」パートⅡ で見かけたばかりでした。 この『夏椿』は、大江希望という人が俳人「石田波郷」のことについて書いたものらしい。
植木好きの石田波郷は、ふやして行った庭木の中でも椿が好きになり、「沙羅・夏椿」を含め多くの品種を集めていったというようなことが書いてあり、興味深く読みました。 (冬の枯れた姿のことはありませんでしたがーー。。)
夏椿(娑羅双樹、平家物語、、)の詳しいことについて知りたいところですが、 照れまんさんが 『また機会がありましたら、寒椿や夏椿を載せてみたいと思います』 と書いておられますので、 その『またの機会』をゆっくり待っていましょう。 なにしろ私は、枯れた姿を見ただけで、花を見たことがありませんので(^-^ゞ。
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理(ことはり)をあらはす おごれるもの久しからず ただ春の夜の夢のごとし 猛けきひともつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ |
この夏椿を載せたいばかりにアップした『ときわ公園の椿苑』ですが、
これで終わります。 椿苑に上がってみなかったら
この夏椿にも会えていませんでしたね、 ありがとうございました 。。。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(以下、ふろくです^^)
ご近所で撮らせてもらったツバキを追加します。
先日(3月27日)、ときわ公園に行く途中で沢山芽を出してる木があったので立ち止まって見ていると、「もう少ししたら咲きますよ。咲くとニオイがするので『ニオイガマズミ』です。」と、出てこられたお家の人が教えてくださいました。
(12)(03/26)ニオイガマズミの蕾 | (13) (04/02)咲いていました |
知らないお家だったので、咲いてた椿も今まで写せずにいたので、渡りに船とオネガイして、撮らせてもらいました^^。 撮ってる間に沢山のツバキを切ってくださって、もらって帰りました~^^
(14) 乙女椿 | (15) 岩根絞り? |
(16) 酒中花(しゅちゅうか) | (17) もらって帰った酒中花 |
酒中花? どこかで聞いたような見たような・・・
ありました 照れまん君の俳句歳時記「椿」パートⅡ から
ちょっと拝借しますm_m
ひとつ咲く酒中花はわが恋椿 石田波郷
「この僅かに酔ってる様に見える椿は、まるで、内に秘める悲しみのある自分のようだ、この椿は私の気持を分ってくれる恋人のようなものだ。」
とまあ、そんな風な解釈ではどうでしょう・・・ ^^ゞエヘヘ
はじめは自分が恋をしてるのかとも思いましたが、あとで先述の「夏椿」を読んでそうではないと思いました。
とまあ、そんな風な解釈ではどうでしょう・・・ ^^ゞエヘヘ
はじめは自分が恋をしてるのかとも思いましたが、あとで先述の「夏椿」を読んでそうではないと思いました。
そう思ってみると、にじみ出ているふちどりが
ひとしおいとおしく思えます。
芯を残してぱらぱらと散った酒中花の花びら
お付き合いありがとうございました。
ではでは、またいつかお会いしましょう。 (いつか?っていつじゃ)
今回の2編の記事は、素晴しいんじゃないでしょうか。
感服です。
これだけ書こうと思うと、相当な時間を要しますね。
夏椿 もいいんじゃないでしょうか。
それより、私は 石田波郷 も殆ど勉強していませんし、ちょこちょこっと 俳句を読んだだけなのですよ。これはまずいぞ~ と思っています。
乙女椿だけは解りましたよ。
花好きの人って 沢山いるでしょう。
私がお茶碗を買いに行って、お店で買っていたら、奥さんが出てきて、「あらー、めずらしいわね、待っていたのよ。見てちょうだい、庭に花がさいているから・・・・」って、店の奥の中庭に行き、花の写真を撮らせて貰いました。
今回はあまりに記事が素晴しいので、顔を洗って、もう一度、出直して来ます。
では、また・・・・。
又、来ます。
お久しぶりです。 帰ってきました。
素敵な椿の記事、夏椿のお話、楽しませて頂きました。
椿と言うと、父のことを思い出します。
どこかの藪で、椿の花の下に私を立たせて、アーンと上向きに開けた口に、椿の蜜をポットンと落としてくれたのです。
父との一番甘い思い出です
今回の遠征?はいかがでしたか。
お疲れと思うのにさっそく読んでくださってありがとう!
わぁ~そんなお父さん、懐かしいですねぇ、
その時のお父さん、まだ若いんですよねぇ・・。
そんな甘い思い出を娘が覚えててくれて、お父さんもきっと嬉しいですよぉ。
そう、壇ノ浦の「滅びの美学」
Puさんなら分ってもらえると思ったよ^^。
忙しそうね。
ゆとりが持てないことがあるかもしれないけど、何があってもPuさんなら思い通り、本領発揮で大丈夫よ。 がんばれ。
トリミング、サイズ変更だけでも、、、時間かかりました。
昨日あさアップして(日付は2日ですけど^^)、済んだ~と、一日中ほっかぁりしていました。
みなさんの椿で誘われていなかったらこの夏椿の姿も見ることはなかったでしょうし、俳句を読んでなかったら酒中花を見ても何も感じなかったでしょうね。
嬉しいことですよ~(^-^)ニコニコアリガト。
毎日のように(ということは毎日ではないんですけど^^)通いましたよ。 椿ともう一つ気になるイヌノフグリもありましたからね(ついにフグリの写真もゲットしましたよ~n)。
2時間みてれば写真撮ってゆっくり行ってこれる距離なんです。
よその御宅の花は、やはり黙っては撮れませんね。
私と違って、照れまんさんのようにジゲ(地下?)の人たちだと親しみの度合いが違いますけどね。
今回はちょうど出てこられたので、はじめての経験です。
さて次は夏椿の花に出逢えるかですよねぇ。 アジサイと同じ頃でしょうか。 しょうぶ苑、アジサイ苑の少し向こうになります。
小ぶりのいい花だよ。と言っても好みがあるからわちきは植えないね。
壇ノ浦って瀬戸内海なんだよね。fuさんや照れまんさんは海賊の子孫か、平氏の子孫なんだ。
こっちは源氏だった。鎌倉近いしね。
滅び行くものが美しいのは、払った犠牲が大きいからのような気がする。
滅ぶんだものね。無になるんだもんね。
そこから生まれて来るものがあったら、それは滅びじゃなくて進歩だよね。再生じゃないと思う。同じものよりさらにより良いものが出て来るならね。
若い時は、負けない、もっと良いものを目指そうと思ったのに、今はやり直す時間はないと思えるようになったよ。
加齢は弱気と失せ気(・J ・語気力が出ないことを言う)になるね。
老練とも言うかな。石橋たたいてまだ渡らない。
ああ、話が湿っぽくなるからやめよう。
今日のフラのお稽古思うように踊れなかったからブルー入っちゃった。おやすみなさい。
酒中花、いい花を見せてもらいました。どんな花なのか知らなかったのです。
それから、石田波郷 論もやっと読ませてもらいました。
うんうん、そうなのかと改めて興味深く読みました。
石田波郷は大好きな俳人なのに、全然本を読んでいません。そういえば、他の俳人のこともあまり読んではいないので、これはイカンと思いつつ、勉強させてもらいました。
また宜しく、お願いします。
そう、夏に咲くのは分ってるから、忘れずに見に行くかどうかよね^^? その気になってみないと上のほうに咲いていて気がつかないようなことも書いてあるねぇ、その辺りがPuさん好みじゃないか、あははは。
壇ノ浦は瀬戸内海でも西の端ですよ、下関だからね。
でも、照れまんさんとこは怪しいかも。 あの島影に停泊して様子を見る船が多かったらしいから、誰の血を引いてるか、とんでもない高貴なお方か、はたまた海賊か、う~んーー(^_-)-☆
弱気と失せ気、それこそ年を経た私たちに、神様が下さったプレゼントじゃないでしょうかネ。 若いときにはほかの人に負けたくない、ああしてはいけない、こうしなけばならないと自分を律し、ほかの人にもそれを求め、もっと上をと目指してきた。
でも今は、ま、いいかと思えるようになった。
それは片意地張ってた自分を止めて、自分の気持に素直になったと言うことだと思うのです。 弱気と失せ気になった、取り繕わない素のままの自分が許せるようになった、そういうことではないでしょうか。
返して言うなら、素のままの自分にもある程度の自信が持てるようになった、ということだと思うのです。
思い通りにするとしても、言いたいことだけをいう人間になってますか? そんなことはないでしょう。 ごめんごめんとも言える人間になってるはずです。 だから弱気になろうが、石橋たたいてまだ渡らない自分であろうが、それを苦にすることは何もないと思いますよ。 渡りたくなったら、また渡るでしょう。
忙しいとイライラしてよけいにもどかしく感じるでしょうね。
ベネッセが自分に合うのなら、「ツバメはコチラに揚げました」とリンク貼るやり方でもよかったと思いますよ。
えーっとナニ言いたいのか分らなくなったので止めよう^^。
というように私は自分に甘いのです。 もうそんなに自分をぎゅうぎゅうの目に合わせなくてもいいと、そう思うのです。 気持が治まらないときはそんなことをぐるぐる考えながら、ぼんやり公園などを歩いて私は、気持に折り合いをつけていますよ、(^-^)
これであちらは終りにしました。
つばめは今年こそ渡りの前の飛行訓練を撮る積もりでいるよ。それが最後の仕上げで撮れたら燕の動画を完成させる積もり。そしたらupするね。
夏椿はね、あのしわしわ感が好みじゃないの。
冬の姿はきりっとしていいよ。葉が落ちて鋭さがあってね。
こちらは、夏椿や姫沙羅は気候があうから結構多くて花はよく見るけど、椿とは見た感じがかなり違う。どっちかと言えば槿に似てるよ。
あはは、ドボンはね忙しくてじゃないよ。
この寒の戻りでやっちまった。3年ぶりかなおばばは湯たんぽで足の裏大火傷よ。看護婦さんは皮膚科にって言ったけど、寝たきりをどうやって連れて行くのさ!
主治医に泣きついて薬だして貰った。2~3ヶ月かかるよ。アロエもあるけど流石におばばの火傷が深過ぎて貼れない。
で、一番辛かったのが弱起の曲のリズムが取れない。
先生にも早い合ってないと注意されて、自分を動画に撮ってやっとわかった。半拍早く踊りだすから皆より早くなる。歌が始まっても踊りは小節の始めからでよかったんだってことがね。
曲と合ってほっとしたとこ。
バハハ~イ やっと枕を高くして寝れるよ。