気分転換ならいっそのこと、思い切り贅沢気分に浸ろう!! とばかりに新幹線に飛び乗り、「Telemann Salon Concert in ITAMI」を楽しんだのは昨年のこと、嬉しいことに今年もそのチャンスに恵まれ、またまた素敵な生演奏に浸ってきました!!
たしかに昨年 yoshiと、もう一度聴きたいね、とは言っていたのですが、話を聞いた私の友達の「わ~行ってみたい!」という言葉で、一挙に現実となり、今回は3人で行きました。
会場も昨年と同じ、兵庫県伊丹市の旧酒蔵。 美術館や工芸センター、(財)柿衞文庫などのある文化ゾーン「みやのまえ文化の郷」というところにある旧岡田家住宅の酒蔵です。 この旧岡田家酒蔵(店舗・酒蔵)は国指定重要文化財となっていて、酒蔵は年代がわかり、現存するものでは日本最古のものだそうです。
8時に家を出て、新幹線2時間、ホテルに荷物を置いて13時前には会場に着いていました。
あ、ロビーを横切っていく人 テレマンオーケストラの人だ!
↑ ビオラの姜さん と チェンバロの高田さん ↑ にチガイナイ
予約していたチケットを受け取って、開場まで45分もあるので庭に出てみたのです、が、ここで、畏れ多くもテレマンオーケストラの指揮者・オーボエの延原さんと言葉を交わす機会に恵まれることに!! 演奏者の控室らしい辺りから漏れ聞こえてくる楽器の音色を聞きながら、写真を撮ったり動画を録ったりしていると友達が手招きしている・・・・行ってみると、
(キャー!)と、心の中では動転していましたが何も言葉にはならず。 照れまんさんから聞いておられたらしく「ああ、山口県からの・・・ 何日か前も話したばっかりや」 などと言われるのを聞きながら、 素敵な演奏を楽しみにしています とかなんとか・・・しか言えなかった(><!
本当は、「素晴らしい演奏を聞かせてもらった去年に味を占めて今年も来てしまった。」 とか 「去年、アンコールで心にしみた曲(アヴェ・マリア、赤とんぼ、初恋)などの入ったCDがあると照れまんさんに聞いて、すぐに『星に願いを』を買ったのですが、 演奏家になるまでは画家になりたいと思われてたのですね!」 いえいえ、趣味で私たちが絵画教室に行ってるのとは訳が違うのは分かっていますが、とかなんとか・・・・
そんなぁやっぱり言えませんよね。 それよりなにより、 開演前の貴重な時間にお邪魔してしまってるという申し訳ない思いの方が勝っていて恐縮してしまいました。
春に買ったCD、表紙の絵も延原さん自らの筆!! : 延原武春…心のオーボエ 『星に願いを』
1 アヴェ・マリア 2 スター・ダスト 3 On the Sunny Side of the Street ~ティー・フォー・トォー 4 星に願いを 5 帰りたい 6 麦畑 7 先駆者 8 浜辺の歌 9 赤とんぼ 10 初恋 11 ラ・メール 12 パリの空の下 13 愛の賛歌 14 ヴェニスの愛 |
以下、CD「星に願いを」に書かれている延原武春さんの言葉より。 .
・・・ 「喜び」「慶び」「悦び」「歓び」…一口に「よろこび」と言ってもさまざまな「よろこび」があるように思います。 。・・・私たちはもちろん協会の主催コンサート以外のステージも踏んできています。 クラシック音楽に慣れ親しんでいないお客さんが、「コンサートっていいもんだな」と思える公演…日本全国の地方都市でそういった演奏を続けてきたのも「テレマン」の基本姿勢です。 ・・・今回は5つのジャンルで構成しました。 日本の歌のほかに、スタンダード・ジャズ、シャンソン、韓国の歌、そしてロマンチックなバロック…それぞれに思い入れのある世界だと言えるでしょう。 ・・・何も意識はしていなかったのですが、気がつくと五輪のあじさいを描いていました |
この中で言われている 「クラシック音楽に慣れ親しんでいない人が、『コンサートっていいもんだな』と思える公演… を続けるのも「テレマン」の基本姿勢」 と言われる言葉に大いに甘えて、クラシックなんて何も知らないけどなんとなく好き、 というだけの私が今回のように贅沢をさせてもらっています。
私が延原さんに会って固まってしまったなんて言うと、よほど堅苦しい人かなんて思われるかもしれませんが、全然真反対、ものが言えない? のは私の性格のせいで、延原さんはとても気さくな方で、通りすがりにロビーに座ってる私達に「いつこっちに着いた?」「大島?」と訊いてこられるほどなんです。 今ついたばかりで、大島ではなく私たちは宇部なんです・・・・はい(^^*
「開場までしばらくお待ちください」 13:00 ロビーにはそろそろ待ってる人が・・・
リュック 「僕、一番!! もう並んどくよ。」 .
名はテレマン秋の酒蔵コンサート ふじ
「二人の、と言ってるけど、本当は三人・・・ 最初の『管弦楽組曲 第5番 ト短調』は長男のヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710~84)ではないかと言われています。」 と、演奏会は延原さんのあの親しみのある語り、笑いもありの和やかな雰囲気で進められました。
二人のバッハ ― 時代を超えた奇跡の親子 ―
2014.10.19(日)14:00
みやのまえ文化の郷 伊丹市立伊丹郷町館
旧岡田家住宅・酒蔵
◆PROGRAM◆
J.S.バッハ/管弦楽組曲 第5番 ト短調
J.S.バッハ/チェンバロ協奏曲 第7番 ト短調
J.S.バッハ/イタリア協奏曲 ヘ長調
【休憩】
C.P.E.バッハ/ヴァイオリンソナタ ロ短調
C.P.E.バッハ/オーボエ協奏曲 変ホ長調
*******
指揮・オーボエ : 延原武春
チェンバロ : 高田泰治
ヴァイオリン : 浅井咲乃
テレマン室内オーケストラ
生で聴くクラシック、しかもこんな目の前で演奏されてる・・・年に一度くらいこのくらいの贅沢は許してもらえるでしょう と去年のことも思い出しながら、どっぷり浸らせていただきました。
特に今年は、 『チェロって、こんな大きな音が出てるんだ!』 と新鮮に感じました!! たった1台なのに、ヴァイオリン、ヴィオラの5台に全然負ていません。 ヴァイオリンとチェロのおおらかに元気に交わされる会話、その中に、なにかちろちろ聞こえているのは チェンバロ・・・ バッハの時代はきっと自然を相手にお話でもしていたのでしょう・・・
休憩時間
チェンバロの調律 と チェロの曽田さんが次のために席を整えてるところ^^?
と言われても、なんじゃ~こんな写真で失礼(^^ゞ
去年のように「チェンバロってやっかいでしょ? しょっちゅう調律してやらんと・・・」 というような内輪話が聞けるのも楽しみの一つです。
今年は、「チェンバロは強弱の差がほとんどない、つけにくい!」というお話でした。
実際にチェンバロの高田さんに、強(ヂェンバロロ~)、弱(チェンパロ~~)と弾かせて、 「違いが分かりにくいでしょ?」
「ハイ、大勢口々に語りあってるところ」 ~♪♫~
「ハイ、次 一人でうたってるところ」 ~♫~
「こんな風に表現してます」 と聞かせてもらいました。 なるほどぉ・・・
それでこの微妙な差を聞きとらないで聴いてしまうと、なんとなく、のんべんだらりとした曲に思えてしまうのか! と、チェンバロの特性をはじめて知りました!!
ほかに 「2段鍵盤」とか「リュートストップ」 の単語はメモしているのですが さて、 どういうお話だったのか?? さっぱり覚えていません あは
お疲れ様・・・ チェンバロ と コントラバス
自分の写真が思うようでなかったので yoshiから3枚借りました(><;
設定ミス?で、どれもこれもザラザラで ↓ がっかり・・・・
あっという間に終わった贅沢な2時間、気持よく楽しく聴かせてもらいました
・・・余韻はしっかり胸に 持って帰りました 来年はどんな曲なんだろう・・・
みなさんはこれから沖縄へ行かれるのだそうで、 昨年は3曲聴かせてもらったアンコールも、今年は1曲で切り上げられました。
昨日、一昨日も大阪でコンサートだったようで、連日お忙しそうです。
まだまだ 名残惜しい です ウンウンわかる・・・
ここで皆さんに、音を流して雰囲気を味わっていただけないのが残念ですが、 かくして今年も 伊丹酒蔵での テレマン・サロンコンサート は終わったのでした。
「星に願いを」が受付のところに並べてあるのに気付いて
「これ、欲しい!」 と言って友達が買い、
私は咲乃さんのニューアルバム 「よろこびとかなしみ」を買って、
そのあとは、すぐ隣の 柿衛文庫で開催中だった
「芭蕉(30年間の新出作品を中心に)」を観たのですが、それはまた次に・・・
いい記事を書いて下さって、ありがとうございます。
私が宣伝しないといけないのに、全く宣伝してないのでうれしいです。
そういうことで、とにかく ありがとうございます。
このチェンバロは 高田君個人のチェンバロなんでしょうね。チェンバロ奏者は みんな自分で楽器をお持ちなので。
自分で調律してましたか?チェンバロ奏者は自分で調律しますが、昔はテレマンアンサンブルには専属の調律師が居たんですけどね。
「星に願いを」のCDの中の曲では「赤とんぼ」と「初恋」が大好きなんです。
「浜辺の歌」と「赤とんぼ」は私がいた頃、コントラバスを弾いていた男の子がアレンジをしたもので、とても素直なアレンジだったので大好きでした。
当時、 バロックアンサンブルでは飯が食えないので、彼は、私が辞めた後 少したって辞めて、学校の先生になりました。
そんなこんなですが、とにかくありがとうございます。
この記事が出てくるのを首を長くして待っていました。
酒蔵でバロックの生演奏ですか、う~んたまりませんなぁ・・・
広島に来る予定はないんでしょうか?
東広島には酒蔵がたくさんあるし、宮島もあるし、平和公園には公会堂があるし・・・
小ぶりのサロンがいいのなら先日行ったホテルのチャペルもよかったですよ。
・・・って、ここで言っててもしょうがないですね・・・
CDにサインもらいましたよね、広島に来たらあのレコードを持って行ってサインを貰おうっと・・・
図々しくサイン欲しい39でした・・・
余韻に酔ってしまって寝ていたので・・・・ということにしておきましょう
チェンバロの調律は高田さんご本人ではありませんでした。 テレマンアンサンブルの専属の調律師の方かもしれませんね。
今回は「会場内撮影禁止」の紙は貼ってなくて、「演奏中の撮影、録画はご遠慮ください」のアナウンスでした。
じゃ、演奏中でなかったらいいんかねぇ・・・・などと思いながらもやはり、お話されてる延原さんとか出退場されてる皆さんを撮るなんてできません。
お話聞いてるし、手を叩いてるし・・・(^^ 何よりやはり常識がないみたいで気が引けます。
「赤とんぼ」「初恋」、いいですね~! 去年アンコールで流れてきたときには、こんなに素晴らしい曲だったかと、本当に胸がいっぱいになり涙がにじんできました。
CDでもいいですが、生!! 生が一番です!もう堪えられません、・・・って風呂上がりの一杯の話じゃないですよ(^^*
このコンサートの後、柿衛文庫で「芭蕉」!でしたし、翌日は街中の官兵衛ゆかり・・・というか荒木村重ゆかりなどチラッと見て記事に・・・と思ってるんですが、^^あははこの調子だと何時になるやらですね。
それより切羽詰まってるのが、明日の俳句教室! 5句見つけ出さないと
さっそくのコメント、ありがとう~~!ございます。
お待たせしました~~、39さんなら当日、小太郎さんなら3日後にはアップされるのに、必死になってやっと3週間で揚げました。
必死にならなかったら・・・・ そういえば去年10月の周防大島や 11月九州の原尻、岡城、竹田の「石橋」を巡ったのも、倉庫に眠りっぱなしじゃワ(><;
サロンコンサート、いや~すっかり嵌ってしまいました。 ナンと言いますか、大人数のオーケストラにはない親しみやすさ? というかなんというか・・・ 一番大きいのは照れまんさんゆかりということなんですけどね、・・・ 初めてのサロンコンサートが酒蔵だったと言うのも要因ですね。 雰囲気最高です! チェンバロ好きの39さんには、もってこいでしょう!
広島ねぇ・・・ 行き帰り往復の費用を39さんが全額もってくれるなら考えましょう・・・な~んてみみっちい話にもってっちゃいけませんねぇ(^^。
CDにサイン? 去年は貰いました。 今年はすぐに沖縄へということで、そんな時間はなかったようで受付にはおられませんでした。
来年は私も買ったCD持って行ってサイン貰おうかな・・・ 来年? 来年も行くつもりか?><?
テレマン酒藏コンサート、ついこないだ行かれたはず・・と思いましたが、昨年も10月でしたか^^。
そうか、前回UPしたのは1.23だけど、コンサートは10.26ですね~^^。
そうすると今回はUPが11.7でコンサートは10.19だから・・格段の進歩じゃないの~@@
・・って何を感心してるんでしょうね^;;^
いやいや、fujimさんもすっかりテレマンに浸かり切ったようですね~^!^
でもyoshiさんも2年続けて聴きたくなる・・ということはとてもいい雰囲気なんでしょうね^^。
「星に願いを」ネットで視聴してみましたがよく聞き取れません^;^
星に祈りをなら知ってますけど・・
浜辺の歌、 赤とんぼ・・は日本の歌ですよね?
初恋?村下孝蔵じゃなくて??
照れまん君がCD持ってるんなら今度借りようかな^!^おーい照れまん君、そういうことでヨロシク^@^
小太郎さんや39さんのようにすばやいアップには感心します。 私のように余韻を楽しんではいないに違いない、ウンウン ・・・って余韻に浸りすぎか><?
このテレマンさんのサロンコンサートは、後から「よかったね~!」と思わず言いたくなります。
延原さんのトークが私たちを惹きつけていることも親しみを増す一つです。
私とあまり変わらないお年と思いますが、お疲れが溜まらないといいがと思います。 無理せずお元気にまだまだテレマンオーケストラを引っ張ってって欲しいです(^^ね。
浜辺の歌、 赤とんぼ はもちろんあの誰でも知ってる日本の歌ですよ~ン。
それから、♪好きだよと言えずに 初~恋は~~/♪ の初恋ではなく、啄木の ♪砂や~まの砂に~ 砂に~はらば~い 初こ~いのいたみ~を 遠くおもぉい~出(い)ずる日/♪ を by kotaro で弾いてみてみ? その曲です(^^。
作曲機にオーボエとチェロがあれば、できればでその2楽器で! だったらバッチリ・・・ となるかどうかは・・・どうかな^^?
照れまん君チに行っても ^初恋^ なんてとっくの昔の化石状態・・・・ ^^のまま胸深く忍ばせてあるんで出せません!!
アマゾンで簡単に手に入りますので、稼いでる人は買って、日本経済を回してくらはい(^^。
じゃがじゃがやっぱ、生ですよ、生! 生が一番!・・・って、前にも同じことを言ったような・・・(^^あははは
昨年に続いてテレマンオーケストラの演奏を酒蔵で鑑賞ですか。木造建築での音の響きは何となく想像がつきますよ。温かみのある音が聴けたのでは?
場所が狭いので音響装置を使用しないでしょうから、生音が聴けると言うのは貴重な事ですし、レベルの高い演奏技術で楽器その物の音をストレートに聴けることが羨ましいですよ。
デカいホールではどうしてもPAを通した音に成るので、アコースティックな楽器の温かみのある滑らかな音色はスポイルされてしまうのが気になりますよ。
延原さんのトークに惹きつけられると言うふじさんの言葉には納得です。私が知ってる限りクラシカルミュージックの演奏家の方はユーモアのセンスのあるトークが出来る人が多いですよ。その様なトークでお堅いイメージのクラシカルミュージックをより身近なものになるように努力されてるんだなと言う事が、演奏会へ行くと感じられます。
そう言いながら長い間演奏会へは行ってません。神奈川県民ホールでの第九演奏会へ行ったのは10年以上も前の事です。
「星に願いを」はディズニーアニメのピノキオの主題歌使われた曲ですよね。あのメロディとテレマンオーケストラの音色はその編成楽器からも相性の良い曲ではないでしょうか。生で聴いてみたいですよ。
今年もまた機会に恵まれ、大喜びしています。
4年前に一度「G.Ph.テレマン『食卓の音楽』第1集全曲演奏会」を聴いていますが、この時の演奏者は10人ぐらいでしたが、会場が1300人入る地元の大きな渡辺翁記念会館でしたので、今回のようなコンサートとは雰囲気が少し違ってきます。
小規模のサロンコンサートは、聴かせて貰う方はとてもいいのですが、遠いところを楽器を抱えてきて、割に合わないだろうなと申し訳ない気持にもなります。
指揮をされる方がお話をされながら進められるのを聴くのも、この延原さんが初めてでした。
saganhamaさんの方ではこういうチャンスは身近にいくらでもあるのでしょうね。
「ピノキオ」を見たことがないので意識していませんでしたが、言われてみれば「星に願いを」は「ピノキオ」の挿入歌ですね。 CDでは何度も聴いてますが、生はもっといいでしょう! 考えただけでオーボエの音色が聞こえてきそうです!!
fuさんが舞い上がって、固まっている様子が見える。
「ああも言いたかった、こうも言いたかった。」
後から悔しいと思うけど、目の前にいらしたら、胸が一杯で言葉が出て来ない。頭が真っ白になるよね。
こんな至福の贅沢なら、お金なんて惜しくない。当然だよ。
良かったねぇ! 私まで嬉しくなる。
コンサートの終ったあとに記念撮影でもできないかな・・・程度を思っていたので、舞い上がったと言うよりは、開演前の貴重な時間にお邪魔してしまって申し訳ないという思いの方が大きかったですよ。
開演前って、知り合いでもない人に会うの、Puさんでもいやよねぇ? 「この大事な時に・・・」って思うでしょ?
延原さんは達観しておられて、もうそんなことには動じられないとは思うのですが、まだ達観の域に達していない私の方が、(^^ネ、おろおろしてしまうわけです。
「いい時間だったな」 と思える時間を、この年になるとなるべく多く持ちたいもの・・・よね。
12・13日はビデオの撮影旅行で、高千穂方面へ出かけていました。
皆さんの足を引っ張り気味の私を、寛大にも結構好き勝手にさせてもらって、疲れたけどい~い時間だった(^^。
今日は今日で絵画教室の日だったので、痛い体に鞭打って行ってきました~~。