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BRM517 青葉300サマリ

当日は、おいちゃんさん、境川のmasaさん、nanさん、Bongoさん、nobさん等と、はじめましてのご挨拶が出来ました。
モリさん、お世話になりました~!
Mamoさんにはサイスタの皆さんを引き合わせて頂きました。
ありがとうございます。

◆スタート(車検)
 サドルバッグにつけた尾灯に注意が入る。
 フレームに付けるのが規定との事。
 ただ、ステイにも一つ付いていたのでセーフ。
 このサドルバッグの尾灯は100円ショップで入手したものだったが、
 走行中にバラバラになってあえなくお役御免となった。
 各部をしっかり止めれば再起できるな。。。

 スタートは整理番号24だったので第三波。
 
◆CP1(大垂水下のセブン 8:15)まで
 20号に出るまでは長ーい信号待ちトレインになっていた。
 とにかくよく信号につかまり、数十メートルの走行会状態。
 しばらく先頭を走ってたらMamoさんに追いつかれ、そのまま先頭をお渡ししました。
 年だーという割には速いねぇ。。。
 20号に入るとバラケはじめ速い人、遅い人、食べる人!いろいろ。
 大垂水の直前のコンビニで水分軽量化とおにぎり補給。
 足休めのお陰か、青葉200よりは楽に大垂水を登れました。
 でも、下りはもっと楽しかったけど。

 CP1でMamoさん御一行と遭遇。
 ここではざる蕎麦食べました。

◆CP2(雛鶴峠下のセブン 10:26)まで
 個人的にはこの峠が一番しんどかった。
 650mしかないのに登る登る、、、そしておしっこ!
 途中の公衆トイレに入ったら10年は汲み取っていないだろう状態。
 CP2まで我慢の道のりでした。

 えっさかほいさと登っていると車が近寄ってきて窓が開く。
 「なんかいっぱい自転車いるけどなにやってんの?」
 「富士五湖の周囲をぐるっと300km走ってます。」
 「へぇ~、、、頑張ってねー!」
 前にもこんな事があったような。
 声かけられるのは嬉しいもんです。
 
 事前にCP1から尾灯を点けるようアドバイスがあった。
 この雛鶴峠も暗くてなるほどだった。
 以降、トンネルが結構あったのでずーっと点けっぱなし。

 トンネルを抜けるとCP2まで長い下り。
 天気もいいし田んぼもいいし、気持ちよく走れました。
 
 ここでは、マグロ丼とシーフードのカップヌードル。
 でも、ここに来る途中でお腹が空いてグミを一袋食べちゃったので
 全部食べ切れませんでした。
 それに、やけに塩っぱかった。
 ブルベの最中はあまり感じないんだけど、余程塩気がきつかったのか?

◆CP3(セブン山梨八田店 14:18)まで
 トイレに行っている間にMamoさんたちは出発していたようだ。
 しばらくは穏やかな道を行き、笹子トンネルまでまた登り。。。
 笹子トンネルの入り口でブルベスタッフによる撮影会?と装備の点検。
 給水サービスもあった。
 こういうポイントで顔を見ると元気になります!
 DAKARAもおいしかったです。

 笹子トンネルは3キロほどの長いトンネルで、走ってても面白くはない。
 そしてトンネルを抜ければ20km以上もの長い下りが待っていた。
 トンネルを抜けたときに右手に道の駅が見えたのでちょっと休憩を
 考えたが、あまりに気持ちよいのでそのまま走ってしまった。
 ここが運命の分かれ道だったと思う。
 休憩を取る余裕が必要だった。
 
 下りは1.25のタイヤもあって思い切り走れた。
 路面の状態はFサスのお陰で気にしなくていいし、寝かせても安心できる。
 眺めも良かったね。

 やがて下りが終わると平地走行になる。
 平均速度は30km/hを下らないと思ったが、後ろからの集団にパスされてしまう。
 ロードのスピードを目の当たりにして、「登りでパスしたのに平地じゃこれかー。」
 かなり悔しかった!
でも、フィジカルな能力が遥かに高い以外は仕方ないんだろうな。

 いくつかの立体交差を抜け、魔の”中小河原立体交差”。
 立体交差は通行禁止とお触れが出ていたので、下を走るとR20に戻れずそのまま左折してしまった。
 R358と標識にあったので違う?!と思いつつも真っ直ぐいけないので走ってみた。
 これが完全な間違い。
 しばらく走ってミスコースに気が付き立体交差へ戻る。
 途中でブルベライダーらしき人が走っていった。
 頭に???を浮かべながら立体交差の名前を確かめると”竜王”なんてないし。
 いかーん!これで30分はロストだ。
 焦りながらも自転車抱えて歩道を駆け上りR20へ復帰。
 トヨタのお店で竜王立体を聞くと、二つ先との事。
 焦りながらもCP3へ走るしかない。

◆本栖みち途中まで(19:00 DNF)

 CP3には14:18に到着。
 40分ばかり残してセーフ。
 この時点で二人CP3で休憩していたが、セブンから出てきたら二人とも
 出発のあとだった。
 とにかく落ち着こうとガリガリ君を齧りながら休憩。
 するとミント色のケルビム君(以降Mケル君)到着。
 もしかしてさっき間違ってた彼か?
 しきりに「もうだめかも、、、」とぼやいていた。
 余裕のない顔をしていたので「6時間あるから諦めずに頑張ろう」と声をかけて出発。
 でも、、、ちょっとお腹が。。。

 お腹を気にし過ぎてR52の分岐を行き過ぎてしまい、戻ってきたらMケル君と合流。
 ここから20kmあまり先頭を走る。
 R52は富士川沿いの車ならとても眺めの良い道路だが、自転車にはずーっと向かい風が吹いているいやらしい道路に思える。
 時折走るトラックやバスのスリップストリームに乗っかりながら速度を上げていった。
 途中で補給のため休憩していると、Mケル君登場。
 しばし二人で補給しながら休憩タイムとなった。
 そして彼には先に行ってもらい後を追いかける。

 無事R300に入り本栖みちを走れた。
 本栖みちは25kmにも及ぶ長い登り。
 最初のうちは富士みちで消耗した足がしんどかったが、次第に走れるようになってくる。

 しもべ道の駅で補給しようと曲がったら、かなり奥だし歩道しかなかったので
 ”食べ物はあるからちょっと休もう”と石のベンチに横になる。
 昼は天気もよく石はかなり熱を吸収して気持ちよいベッド状態。
 そのままフっと意識が遠のき、また戻ってきた。
 同時にチャイムがなっている。
 携帯の時計で時間を見ると18時だった。
 「18時ーーーっ!」
 あと一時間で本栖の信号までたどり着かないとCP4へは遅刻確実。
 焦りはあまりなかったがとにかく走り始める事に。
 しばらく走ると救急車が下りてきた。
 ”まさかブルベの誰かか?Mケル君じゃないよね”
 ずんずん進んでいくと、、、Mケル君だ!
 とぼとぼ自転車を押している。
 前に進んでいるじゃん、偉いじゃん!
 「おーい、さっき救急車が下りて来たので君じゃないかと心配したんだけど
  違ってよかったよ。」
 「心配かけました。もうぼろぼろで歩いていました。」
 「危ないけどとにかく走ってみるよ」と言ってまた登る。

 ほっとしたせいか急に足が回り始めた。
 場所によっては10km/hオーバーで走れる。
 
 高度を稼ぐに従い景色も良く見えるようになると、更に気持ちは軽くなった。
 どこまででも走れそうだった。
 すると上からブルベライダーが一人降りてきた。
 DNFか、、、。

 と、事故処理車の赤色灯が見えてきた。
 オートバイが転倒していたがライダーの姿は見えない。
 さっきの救急車はこの事故のためか。。。

 事故現場から数分登った時点でちょっと雨が降ってきた。
 時計を見たら19時ちょうど。
 どうするか、このまま走ってみるか、DNFするか。。。
 ちょっと逡巡したけど本栖に19時が無理だと残りの30キロ以上を
 残りの時間で走れるか。
 そして、、、DNFを決めた。

 辺りの景色をもう一度観て180度向きを変え下る。
 雨がバチバチ当たるのでウインドブレーカを着用。
 ヘルメットライト+フロント3灯で思い切り下っていく。
 Mケル君がいないかと見ていたが姿が見えなかったところを見ると
 彼も棄権したのだろう。
 トンネルを抜けると雨は本降りになっていて、ライトも心もとない。
 シューズはぐちゃぐちゃだ。
 一度濡れてしまうとMTBライダーの性か切れてしまう。
 コーナーもグリップを確認しながら最高速度62km/hであっという間に波高島駅。
 時間を見るとあと20分で最終電車だったが、輪行袋はない。
 雨合羽を引き裂き袋の代わりにするが包みきれなかった。
 レスキューシートを思い出して、それに包んだが、あー電車。。。。

 宿泊決定。

 自分に呆れながらも、お腹が空いたのでご飯にする。
 もう一度Dakotaを組み上げR52まで戻り最初の食堂へ入る。
 コショー大サービスの中華飯は空腹な私でも食べきれず。
 ガックシ。。。ラーメン700円だし、もう来ないね。。。

 その夜は身延のビジネスホテルで宿泊。
 風呂に入りようやく一息付いた。
 タオルを腰に巻いてベッドに転がったらもう朝だった。
 5時半起床。
 健康的だな。

 その日は身延の久遠寺周辺を観光したあと、R52を甲府まで戻り輪行で帰宅。
 ブルベが終わりました。。。
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