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標高2000mから愛を込めて ~ 端折って端折ってだけどね

5月末に予定されていた『須走口御来光旅行社2008Ture』は諸事情により中止になってしまいました。
とても楽しみにしていたので、いつか単独でも行こうと決めていたんです。

そこに衝撃のニュースが!
『アディオス・アミーゴ! そしてまだ見ぬ自転車海苔へ…すんまへん』
このタイミングで行かずしてどうする。



木曜日までは会社の帰りにロマンスカーで小田原へ移動し、箱根湯本まで登山鉄道。
そこから須走を目指す、というつもりでいました。
金曜日の朝天気予報を見ると夜は雨?!
箱根湯本まで行って雨ではリカバリーできないので、急遽一旦家に帰り車で浅間神社へ行き、そこから五合目を目指すことに。

浅間神社を2時半に出発。
これはツアーをトレースしたものですが、速い人なら1時間ちょっと行けます。
でも、登りは遅いので2時間かけても大丈夫な時間設定でもあります。
最初の3km地点までは12%のだらだら坂が続きますが、いきなりの坂道スタートで息が上がっちゃう。
一旦停車して水とアクエリアスを補給。
空を見上げたら天の川・・・そこへ流れ星が!
富士を見れば登山道を照らす明かりが点々と見える。

満天の星の下、嬉しくなって再スタートです。

途中、立ちションしてる若者二人に「お疲れさまでーす!」と元気に挨拶されたけど、面白かったからノー問題。
応援されて俄然気合が入る、、、単純なんです。

何キロ地点か忘れたけど車が道路わきの林に突っ込んでいた。
レッカー車が救出中で周囲は物凄く明るい。
ドライバーの方は大丈夫だったの?

道路の脇には200mおきに距離表示がある。
これを頼りに登っていて一気に400mとか進むと(一つ見落としただけ)得したような気持ちに(^o^)丿
途中22%の坂もあったはずだが良く分からなかった。
何箇所かきつい所以外はいいペースで登れていたからかな。

9km地点を過ぎると速度も一気に上がる。
12kmの五合目までは1時間40分で登れたが出来過ぎ。
まあ、後から車がくるとシャキッと見せるためにか足が回ったし、8km過ぎてからは虫の羽音(蜂?アブ?)に追い回され、思い切り逃げてたらあら不思議、楽になっちゃった。

五合目に着くと茶屋の方がきのこ茶のおふるまい。
「おいしい!」と思わず口からでちゃうほど。
間髪置かず登山者の方からいろいろ聞かれました。

日の出は4時28分のはずだけど、ちょっと雲があった。
40分頃になったら周囲がざわつき始める。
御来光です。
最初は上弦が次第に丸く。。。

雲の線が入ってるけどそれもいい。
そしてしばし呆然。

45分になり少し汗で冷えてきたので下山する事にした。
ウインドブレーカを着込みゴー!
最初はブレーキをかけていたけど行けそうだったので、途中からノーブレーキ。
Max82km/hって本当だろうか?

真っ暗な中えっちら登った坂も下りはあっという間。
15分で浅間神社の駐車場に到着してしまいました。


星空から雲海、そしてご来光と本当に感動しました。。



□ライトは明るい方がいいのだろうか。
今回は3W+1W+0.5Wという三灯体制で臨みました。
1Wのライトは登坂直前に電池を交換したので、かなりの明るさに。
よって0.5Wとの併用で十分でした。
照射範囲が車よりかなり狭いので、光の差す方向を追っていると
船酔いのような気分になりそうでした。
明かりを消して走ってもみたけど、、、やっぱり怖いね(^o^)丿

□えっちら登ってきたキミへ
いい気持ちで下ってくる途中、MTBの青年が登ってきていました。
あと1時間スタートが早かったらきっと一緒にご来光を拝めたんだろうな。
今回は押していたけど次回はちょっと頑張ってみてね。
諦めなければきっと登れるから。

□いきなりじゃ無い方が無難
浅間神社からあざみラインに入ると12%の坂道が待っている。
暖機運転無しにはちょっときつかった。
せめて10kmくらいは走ってないとへばっちゃうねぇ。

□登山者の方から
「自転車でどうやって頂上まで登るの?」
「ここからは自転車は入れないので引き返すんですよ」
「ダメなのかぁ。。。」
「山道はこうやって登るんですよ」
と言って、サドルを肩にかけいつものポーズをしてみた。
「へぇ、、担ぐのは大変そうだねぇ」
でも、皆さんの荷物と重さは変わらないかもなんですよ。



数年前、町田から海浜幕張に通っていました。
冬の間から3月初めくらいまで京葉線から富士山を見るため窓にへばりついていたものです。
その富士山に五合目までとはいえ自転車で登るなんて考えもしないことだったな。
それも自分から率先して、、、。

人生何が吉と出るかわからない(^o^)丿
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