おじいちゃんへバトン

今日はバイクの引き継ぎ作業っちゅーか、
念の為の研修であった。
ま、一緒に走るだけなんやけどね。

前から何度か代走してもらってたオジイちゃんが来た。
（アタシが頭の中で呼んでいるあだ名です）

「代わりの人なんですけど、やっぱり若い人じゃないと無理ですよね」

と、仲介業者から電話がかかってきたので、
きっとオジイちゃんの事を言うているんだなと思い…

『全然平気です、いくつでも問題無し！』

と力強く答えておいた。
そしたら今日、やっぱりオジイちゃんが来た。
オジイよ感謝しろよ（笑）

だって、大変やん？
こんなご時世、なかなか楽に稼がれへんよ。

でも、アタシが心地よく走れるように組んだコースなんだから、
きっとオジイちゃんでも平気。
どうせならオジイに引き継いでもらおうと思ってたの。

これで毎月安定収入さ♪
ヨカッタヨカッタ。

（全然困ってなかったりして…）

ま、ともかく、
もうすぐこの仕事もあがりだ。

六年走ったな。
めっちゃシンプルな仕事。
いっぱいは稼がれへんが安定してた。
御陰で好きな事し放題の生活ができた。
本当に感謝しています。

もうちょっとやから、
事故らんようにしよう。

あんな横着に走っとったのに、
怪我もなく、ほんと御陰さまだ。

いろんなランチも詳しくなったし、
いろんなパン屋も知ってるし、
靖国通りは博士だし、
合唱団だってこの仕事じゃなかったら
チラシみつけてないし、
スズメとかカモの友達も出来たし、
ランナーに詳しくなったし、
デモもいっぱい見たし、
有名人もかなり目撃したし、
キレイな夕日もいっぱい見たし、
富士山は楽しみのひとつだったし、
なにより曲がいっぱい出来た。

アタシは随分恵まれているわぁ。
（最近毎日さぶいけどな…）


さて、ほんじゃらま、オジイちゃんよ、
頑張ってくださいな。


（それにしても、オジイネタ多いなアタシ…）