今朝は、昨日とは別のクラシックギターを手に取ってみた。
弾いていると、曲の断片が立ち上がってきた。何かが生まれそう。
朝食のあとでもう一度音を出してみる。さっきの方向性で進めていくと、何かが生まれそうな感触が強くなってきた。
それからもう少し色々試した結果、ギターで何を弾くか、大まかには決めた。
歌詞は決まっていない。と言うより決めない。
タイトルは「人の強弱」。
今回のテーマは、人間の強さと弱さ、にしようという程度。
私は強いのかな、弱いのかな。考えていくと面白い。
何に対して強い/弱いと思っているのか。強いことが良いのか。
強さ/弱さを自己規定することに価値はあるのか。
強さ/弱さより、濃さ/薄さのほうが価値があるのではないか。
ん?濃淡とは何だ?人間性の?個性の?人生の?
などなど。
-
よし音楽をやるぞ!と思って取り掛かるのは億劫だし、しんどいと感じる。
だから肩の力を抜いて、さらっとやりたい。
日々の暮らしと私の音楽は地続き。生活と音楽はシームレス。壁も溝も抵抗もない。そのままの感触。
それが好き。
今この部屋で生起したことをそのまま受け入れる。
即興=作曲。作曲することは生きること。生きていることは即興すること。
心臓が動いている/息をして生きている、というこの事実に、音痴だとか、間違ったとか、やり直したいとか、ないので。
-
即興音日記#169「ひとのきょうじゃく」フジサキヒロカズ
improvised daily music#169 ”the strengths and weaknesses of people” fujisaki hirokazu
2023年9月16日 自宅即興録画/自宅即興録音
2分32秒