9月15日の、2曲目の即興音日記。
朝は鉄弦ギターだったので、午後はクラシックギターを弾いてみた。
一つ目の和音を弾いた瞬間、これだ、と感じた。そこから一気にギターを決めた。
メロディーは、まだない。歌詞もない。紙にメモも書かない。その状態で1回目の即興に臨んだ。
終えたとき、もう一回やってみようと思い2回目の即興に臨む。2回目の方が好きだったので、ミュージックビデオをつくった。
よしやるぞ!と思って取り掛かるのは、しんどい。
だから肩の力を抜いて、さらっとやりたい。
けれど今回は、ちょっと力が入った。
ギターの和音の連なりの引力で、声がいつもより大きくなった。
途中から酸欠のためか手が震えだした。演奏していると時々こんな状態になることがある。懐かしさすら覚える状況。それも即興の醍醐味。
今この部屋で生起したことをそのままに。受け入れる。
即興=作曲。作曲することは生きること。
心臓が動いている/生きているこの事実に、音痴だとか、間違ったとか、やり直したいとか、ないので。
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即興音日記#168「常識の内外(ないがい)」フジサキヒロカズ
improvised daily music#168 ”where does my interest lie, inside or outside common sense?” fujisaki hirokazu
2023年9月15日 自宅即興録画
3分27秒
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