平成29年度より摂津市と吹田市での合同通信指令業務がスタートしましたが、国の更なる広域化の方針を受け、令和6年4月開始をめざして豊中市・池田市・箕面市・豊能町・能勢町の5市2町で合同の通信指令業務を南千里に建つ新たな庁舎で構築予定。今回、協議会設置のための議案が可決。 大規模災害に対応可能なSNSからの情報を活用したシステム構築を要望。
本市は淀川の氾濫により、約7割の地域が浸水し、長期間水が引かない事から、国土交通省近畿地方整備局、大阪府、日本赤十字社などと共に先日、SOS避難メソッド(新型コロナ禍での水害に備えた分散避難)を発表し、モデル事業として全国に発信されました。今後、“鳥飼まちづくりグランドデザイン”を令和3年度までに策定しますが、人口減少問題の解決、利便性の解消問題、国の防災ステーションの誘致、市民体育館問題、児童館問題、避難所確保の問題など多くの課題を盛り込んだ、負のイメージを払拭できる夢のある壮大な計画にしていかなければなりません。
鳥飼地域に国の河川防災ステーションを誘致するため国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所長と覚書を締結。計画策定に当たっては、地域住民の意見等を十分に配慮するよう努める事や国が基盤整備、本市がコミュニティ施設を整備することなどが取り決められ、誘致場所を決め、令和3年4月より国から特命副市長を迎え更に進める予定。
発熱患者の診療・検査が可能な医療機関を「診療・検査医療機関」として大阪府が指定し、近くのかかりつけ医等においてスムーズに受診が可能となる体制を構築するべく、スタートしましたが、それに応じるには多くのリスクが生じます。今回より多くの医療機関に対応して頂けるよう大阪府の補助とは別に本市独自で医療機関体制整備支援補助金及び検体採取補助金の拡充を実施します。
〇医療機関体制 整備支援補助金
大阪府から指定を受け、発熱・咳き等患者の相談又は、検診・検査を行う診療・検査医療機関に対し、支援補助(100万円/病院 50万円/診療所)し身近に検査できる体制の強化を図る。
〇検体採取補助金の拡充
上記の医療機関が、抗体検査を行ったときに支給すべく、すでに実施しているPCR検査(1万円/1件)に対する補助金を拡充(3,750円/1件)。
こうしたこともあり、かかりつけ医として発熱外来に応じる診療所が増えました。
①鳥飼仁和寺大橋の無料化
令和9年より仁和寺大橋が無料化され、車の流れが変わり、中央環状線の渋滞が緩和されることが予想されます。また、新型コロナウィルス対策として、令和2年12月1日~令和4年3月31まで自転車通行料が無料になります。
②府道十三高槻線正雀工区の推進
現在着工している、阪急電車を越える高架工事は、令和6年3月完成予定です。完成後は摂津市域でも交通量が増えることが予想。
③府道豊中岸辺線の整備推進
現在、岸辺隧道より北側は、整備が進み、今後南側も阪急を高架で越え十三高槻線に接続する工事が、令和3年度より始まり、概ね10年の工期予定です。完成後は千里丘ガードや竹之鼻ガードへの交通量の減少が期待できます。
④中央環状線との平面交差の推進
立体交差の十三高槻線と中央環状線は、着工のめどが立たない為、鳥飼仁和寺大橋の無料化で交通量が減少する事に合わせて、当面は平面交差での開通を推進します。