お湯で洗っても何も取れないつい最近と言いますか、最近の女性の薄毛で多い症状に、お湯で洗っても何も取れないことがあります。
私のところでは、一番最初にご相談にいらっしゃった時には、頭皮がどんな状態なのかを、客観的に見る為とご相談者にも現状をご確認頂く為に、お湯のみで頭皮を洗うようにしています(当然髪も洗います)。
絶対に取れるべきものが取れないお湯で洗うのですが、どんな人でも必ず取れるべきものと言うのがあります。それは、皮脂です。どんな人でも、必ず皮脂だけは取れないとおかしいのです。
通常、頭皮や毛穴内部・髪にも、ヘアケア製品(シャンプー・リンス・トリートメント・ワックス・ムース・スプレー等々)の残留物やカラー剤等々が取れることが多く、当然誰でも皮脂も取れます。
ところが、ヘアケア製品の残留物やカラー剤が取れないこともあるのは理解できるのですが、皮脂すらも取れない人にお目にかかることがあります。
皮脂が取れない、皮脂が少ない、でもベタツク私は、ご相談者の方にも、ご自分の頭に指を入れてもらって頭皮を触ってもらいます。私も同様にして、ご相談者の方の指についた皮脂と私の指についた皮脂を比べてみます。
ほとんどの女性は、私の指についた皮脂よりも少ないのが、一目瞭然に分かります。それくらい、女性の場合は、皮脂の分泌が少ないのです。
にもかかわらず、「頭皮や髪がベタツクのです」と訴える女性が多いこと多いこと。貴女も、同じようにベタ付を感じていません?
質の問題このように皮脂の分泌が少ないのにベタツキを感じる方は、皮脂の質が悪いのですから、皮脂を取るようなことをして、頭皮を過剰に綺麗にしていると、それだけで頭皮が透けて見えるようになったり、分け目が広がったりしてきます。
皮脂の質が問題なので、そのまま頭皮を綺麗にあら続けていると、皮膚に炎症をおこすようになり、かゆくてかゆくて仕方がないようになってしまい、フケ症になってしまったり、頭皮が匂うようにもなってきます。
今、このような症状でご相談にいらっしゃる女性が多くなっています。
極端な清潔志向が、このような頭皮の女性を増やしているのでしょうけど、目的を間違った清潔志向ほど怖いものはありません。
清潔にするにも程がありますし、
目的や手段や方法(何の為に、どのように清潔にするのか)を間違えると女性でも毛を無くします。
分からない時には、何事も程ほどに程ほどに・・・。
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