筋肉隆々男性ホルモンたっぷり!
TV番組の組み合え時期が、年に2回くらいあります。この時期がちょうどそうで、TBSでも同じように番組を組み替えていました。で、先週何曜日だったか忘れたけど、恒例の“SASUKE”があった。
簡単に言うと、自分の体力と運動神経だけで、人工的に作られた障害を越えていくゲームだ。ゲームと言っても半端なものではない。反り立つ壁を勢いと腕の力だけで乗り越えたり、ロープを腕の力だけで2メートルを登ったり、飛んだりして、ファーストステージからサードステージをクリアして、ファイナルステージの挑戦権を得られるのだ。
ファイナルステージは、一つだけだが、これもまた非常に困難を極める。ロープ1本と両側の壁を腕と足の力だけで22メートルくらい垂直に登るのだが、制限時間が30秒で、かつ15秒経過すると両側の壁が左右に開き、腕だけで登らなければならなくなる。
両腕・両足の筋肉隆々で、かつ運動神経も並外れて高くないと、完全制覇できない。
オリンピックのゴールドメダリストでも駄目なものは駄目。
何を言いたいのか?
この番組を見ていていつも思うのは、ハゲの人や薄毛だな?と感じる人がいないこと。本当に男性ホルモンが問題なら、100人の挑戦者がいれば、半分はハゲで、残りの半分のうちの半分が薄毛でないとおかしい。
だって、これらの人たちは、男性ホルモンがバリバリに分泌されていると思われるからだ。
説明できないことが多い
男性ホルモンや5アルファリアクターゼの話でも、ちゃんと説明できないことが多い。SASUKEに出場している男性もそうだが、現代の25歳と30年前の25歳の何が違うのかも説明できない。
私が知っている限り、30年前の25歳には現代ほども薄毛やハゲの人はいなかった。
と断言できる。
原因を決めないと嫌なの?
男性ホルモンや5アルファリアクターゼの還元作用をおっしゃる方々は、原因をこれらに決めないと気がすまないのだろうか?
決めるなら決めるでいいけど、上述している2つについて、ちゃんと説明して欲しいものだ。
薄毛の原因ほど厄介なものはない
薄毛の原因ほど厄介なものはないと感じている。理由は、原因が人によって違うからで、それも複数個あったりする。また、その原因を全て潰せたからと言っても、毛が元に戻るかどうかも分からないのだ。
戻るのは限度がある
多くの人は、20代なら10代の状態に、30代なら20代の状態に、40代なら20代の状態に、とほぼ不可能ではないか?と思われるような効果を望んでいる。そんな効果が出ると訴えている方法や製品を使って、20代30代なのに50代以降の髪の量にしている人や、40代でほとんど髪がない状態にしてしまっている。
髪には、回復できる限界と言うのが、現にそこに存在している。それは、せめて3センチくらいは、伸びる髪であること。これより短くしか育たないなら非常に困難になる(時間と手間をかければ戻る人はいるけど、戻る人の確率は非常に落ちる)。
少なくても今より増やせることが可能なのに、原因を男性ホルモンや5アルファタリアクターゼの還元作用に決めてしまい、20代30代なのに50代以降の髪の量にしてしまったり、40代でほとんど髪がない状態にしてしまっては、元も子もない。
なんかおかしい世の中だ。
自分の願うことは、何でもしてくれると思っている人が多いのだろうか?
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