私は、女性って男性に比べて自分の体のことや「美」に対して、根本的なことをきっちりと考えてケアをする傾向が強いと思っていました。
(以下は女性について書いていますが、最近の若い男性も同じ傾向があります)
(全ての女性が「そうだ」と言っているわけではありませんので、お間違えなきようお願いします。)
ところが、最近になっていろんな女性の方のご相談を承ったり、町行く女性のお肌や髪を観察したり、女性向けの雑誌や広告、それに先日のNHKで放送していた「かわいい」を見ていて、はっきりと分かったことがあります。
「何故、薄毛を治せない女性が多いのか?」です。
すごく簡単です。
女性は、中身ではなく「表面的な見た目や感触が良ければ、とりあえずは満足する」のです。年齢が若ければ若いほど、表面的なことが100%に近いです。
だから、若い人は自分の使えるお金を全て表面的なことに使う傾向が強いです。
TVやラジオ・雑誌等々の化粧品やヘアケア製品やウイッグの広告を見て下さい。全て表面的な綺麗さや見た目の良さを訴えていますよね。
ただ、年齢を重ねるとその傾向が弱まってきて、中身を考えるようになるようですが、その時には年を取っているので、時間もかかりますし、若い頃のように戻ることはありません。時すでに遅しななんですね。まあ、それでも同年代の人たちと比べるとかなり良くなりますね。
そして、もう一つ。
自分の希望や願望を満たしてくれそうに訴えいている情報や物を、正しいと考える傾向が非常に強いのです。希望や願望が強過ぎて、出てきた情報や物をあまり考えないのです。
例えば、「CoQ10」で綺麗になると言えば、多くの女性が群がります。そしてお店から「CoQ10」関連商品が姿を消します。
スキムミルクがダイエットに良いとなると、同じようにお店からスキムミルクが消えます。
「表面的にすぐに何とかしたい、薄毛を治したい、それも髪を表面的に綺麗に見せながら何とかしたい、抜け毛も無くして何とかしたい」
と考えている女性が多いです。
それも、「2ヶ月3ヶ月で」とか「半年で」とか「1年で」とか期限まで付けています。でも、薄いと感じた頃には、数年(6年以上)の時間が経過しているのです。
まるで、魔法の製品や方法があるのが当たり前だと思っています。
だから、そんな情報や製品の広告や告知が氾濫しているのですよ。
でも、上記に書いたことをよく理解していて、ちゃんとケアを積み重ねた女性は、ゆっくりとですが髪が増えて、髪質まで綺麗になって、おしゃれを楽しめるようになっています。
根本的なところから着実にケアを積み重ねれば、女性は男性に比べて本当に良くなるのが早く、尚且つ綺麗にもなっていくのに、地道な積み重ねの出来ない女性が多いのが非常に残念です。
美容室やヘアケア製品に魔法の方法や製品を求めて、年間どれだけお金を使っているのか、よ~く振り返ってみて下さい。結構なお金を使って、カラーや縮毛矯正・トリートメントを行って、シャンプーやトリートメントを買って、それで薄毛になって髪まで汚くなっているのです。
なんか、やっていることと欲していることが、全く正反対になっているように感じるのは私だけでしょうか?
女性に物や情報を売りたい場合には、上記に書いた2つを抑えれば良いと言うことです。
女性が、本当に髪を増やして綺麗になりたければ、上記の2つを訴えている物や情報ではダメだということです。
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