今の小泉首相ではありませんが、2者択一的なものの見方や考え方をする人が非常に多いですね。
先日のこのブログのコメントに、「洗髪をしてはいけないのですか?」と言うようなご質問がありました。
洗髪が良いとか悪いとかの話ではないのに、「目的の違うシャンプーでの洗い過ぎるのはマイナスですよ」と言っているのにも関わらず、単純に「洗うのが悪いのか良いのか」の話になってしまっています。
そりゃ、そのように見て考える方が簡単だし、何も考える必要がないので楽で良いのですが、ことはそんな単純なことではないのです。
今、このブログを見ている人の年齢は分かりませんし、職業も分かりません。が、社会人でいっぱしのお仕事に従事しているなら、身だしなみが大事なのを痛いほど分かっていらっしゃるはずですから、毎日整髪料を使ったりしますから洗髪しないことなんて考えられないでしょう?
特に、対人関係のお仕事や接客業に従事している女性・男性や建設現場や土木関係や農業等に従事しているなら、洗髪をしないわけにはいきませんよね。
何事にも、目的があって、その為に製品が開発されます。
車だってそうでしょう?
荷物を運ぶ為には、その為の車が必要ですし、スピードを競うならその為の車が開発されます。運転方法だって荷物を運ぶときと競争する時では違います。
洗髪だって、シャンプーにより目的があり、その目的に必要な洗い方がある上に、使う人の体質や環境も考慮する必要があるのです。
にも関わらず、全てを単一化してしまい、二者択一的に見て考えるから間違えるのです。
最近は、何も考えない人が多過ぎるように思います。特に20歳前後の若い世代で、社会に出ていない人に多いです。
記憶することや受験に受かりやすい勉強ばかりをしてきているから、考える能力がついてきていないのでしょうか?
10トントラックで富士スピードウェイを競争したら、どうなりますか?
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