いつの間にか今年もあと一日。
新型コロナに翻弄される日々が続き、私たちの生活スタイルも変わってしまいました。
ある需要家の年末訪問が今頃になってしまい反省しながらも、そのお客様は暖かく迎え入れてくれました。
訪問した時、小雨の中、ご夫婦で餅米を釜戸で蒸しているところでした。
うーん、何かとても良いよなぁ。
釜戸の火を見ながら、幼少の頃、親戚の家の土間で釜戸でご飯を炊いてもらったのを思い出した。
時代は移り変わり、物質的には快適で便利なものが溢れ続けている。
でもそれらが、私たちの心を満たすものとは少し異なる気がする。
ご主人から帰り際にネギを頂いた。
ネギの香りでいっぱいになった車中、初老のご夫婦の笑顔が目に焼きついた...。
本年も大変お世話になりました。
皆様良いお年をお迎え下さい。