休日の午前中、天気が良いので千波湖にでも散歩に行こうかと思って外に出ると、結構肌寒いではないか。
日差しは透き通り、室内にいる限りではそんな感じはなかった。
さて、どうしようか。
昨日ある会合で一緒になった方から、県庁跡地の黄葉が綺麗だと言われた事を思い出した。
ここは湖畔の散歩は諦め、旧県庁の跡地に車で向かう事にした。
お堀跡の車道沿いには、さすがに車を止められないので、暫く訪れていなかった弘道館方面に向かった。
ここも銀杏が素晴らしい。
来たついでに大手門を潜り、少し歩いて行くと二の丸角櫓(スミヤグラ)のノボリが目に止まった。
附属小と水戸3高の間に真新しい路地ができていた。
角櫓ができていたのは知っていたが、訪れたのは初めてだった。
路地も整備され、水戸も変わったなぉと思いながら角櫓に足を踏み入れた。
想像していたよりも遥かに素晴らしい。
次に、車を止めた弘道館の駐車場から県立図書館に向かった。
お堀の黄葉が素晴らしい。
巨木の銀杏。
午前中の日差しが、内堀へ銀杏の影を落とす。
お堀全体で銀杏を受け止める姿は、壮大感や歴史感まで表現しているようだ。
澄み切った青空のもと、黄金色に染まる銀杏の絶妙なコントラストと、秋の日差しを受けたお堀への投影が素晴らしい。
午前中でないとこの情景には出会えないだろう。
帰り際に県立図書館に立寄り、星野コーヒーを一杯味わったあと帰路についた...。