第138回春季北信越高等学校野球長野県大会地区予選の組み合わせ抽選会があり、長野県内4地区の組み合わせが決まりました。
今年度の加盟校数は、部員不足の長野西中条校と白馬高の2校が減り、87校となりました。また、第100回記念大会を迎える7月の全国高校野球選手権長野大会(7月7〜22日・松本市、長野オリンピック、上田県営、諏訪湖)のシード校を、いままでの8校から16校に増えることに決まりましたので、1998年以降、春季県大会の1回戦を突破した8校がシード校となっていましたが、第100回記念大会は春季県大会出場を果たした16校がシード校となりますので、シード権が拡大しただけに、最低でも地区大会ベスト4が目標となるでしょう。
組み合わせは4地区とも昨秋の地区予選ベスト4がシードされています。28日に4地区一斉に開幕し、順調に日程消化すれば5月3日に県大会(5月12、13、15、16日・諏訪湖、綿半飯田、伊那スタジアム)に出場する16校が出そろいます。
【東信地区】
16校が出場します。昨秋の県大会で準優勝した佐久長聖高は丸子修学館高、ベスト8の上田西高は岩村田高との対戦になりました。昨春の北信越大会ベスト4の小諸商高は地球環境高と対戦します。昨秋東信4位の上田千曲高は野沢南高との初戦になりました。
佐久長聖高と上田西高の2強に続き、今年も小諸商高が食いついてくるのか、それとも顔触れが変わってくるのか。
【北信地区】
北部・坂城・軽井沢高の連合を含む22校が出場します。昨秋の県大会ベスト4の長野日大高は、須坂東高と長野南高の勝者と対戦します。7季連続優勝が懸かる長野商高は、長野西高と須坂創成高の勝者との対戦です。残るシード校の長野東高は長野工高と中野立志舘高の勝者、長野高は長野俊英高と長野吉田高の勝者と初戦から厳しい戦いになりそうです。
ストップ長野商高となるのはどこか。
【中信地区】
21校が出場します。昨秋の県大会で初優勝したウェルネス高は、県大会3位の松商学園高と松本県ケ丘高の勝者と当たります。3季連続優勝を狙う松本深志高は松本蟻ケ崎高と穂高商高の勝者と対戦。創造学園高から校名変更した松本国際高は塩尻志学館高と松本工高の勝者、松本第一高は大町岳陽高と梓川高の勝者との対戦になりました。
松本深志高が私立校を破って4季連続となるでしょうか。
【南信地区】
25校が出場します。昨秋県大会ベスト8の岡谷南高は、松川高と飯田風越高の勝者と当たります。昨秋9季ぶりに県大会出場を果たした飯田高は阿智高と伊那北高の勝者と対戦。東海大諏訪高は辰野高と下伊那農高の勝者と、諏訪二葉高は諏訪清陵高と飯田OIDE長姫高の勝者との対戦になりました。
県大会で勝てるチームとして、勝ち抜くのはどこになるでしょうか。
三年生にとっては、夏が最後の大会ですが、春の大会も大事にして欲しいと思います。
ここから先、あっという間に時間が過ぎ去っていきますから。