野球小僧

2016年 プロ野球 セントラルリーグ順位予想

2015年の混セを制したのは東京ヤクルトスワローズでした。開幕前の順位予想では前年最下位という状況でしたので、4~6位というBクラスがほとんどでしたが、下馬評を覆した結果でした。そして、2016年のセ・リーグはいったいどんな順位になるのでしょうか。

東京ヤクルトスワローズ
ポイントはスワローズ二連覇なるかどうかでしょう。14年ぶり優勝の要因がセ・リーグ随一の破壊力を誇った打線であることは間違いありません。
首位打者・川端選手、トリプルスリー・山田選手、打点王・畠山選手の三冠打線にバレンティン選手、雄平選手らの実績のあるスラッガー並びます。さらに、ほとんど固定できていなかった外野に坂口選手、鵜久森選手が加入し、外野の層を厚くしました。バレンティン選手が完全復活すれば鬼に金棒打線は継続することでしょう。一方のピッチャー陣は小川選手、石川選手、館山選手の先発三本柱以降が不透明。さらに、クローザーのバーネット選手が退団したという不安要素があります。しかし、打線が爆発していくば、ピッチャー陣を育てていくことでしょう。ツバメ軍団が飛ぶ高さは打線が鍵となりそうです。

読売ジャイアンツ

ジャイアンツの鍵も打線です。2015年に水鉄砲打線と言われた燃え上がらずに、消火に徹した打線のテコ入れに、MLB122発のジョーンズ選手が加入。しかし、未知数なので国産選手の出来次第でしょう。
阿部選手、長野選手、村田選手の復活がポイントだとは思いますが、キーマンは坂本選手でしょう。2012年に3割を打って以来、ここ三年間は打率2割6分~7分。2014年の成績で打順三番固定になるようなチーム状態ですと、打線が厳しいことを表します。ピッチャー陣はある程度計算できます。先発ピッチャーは頭数は揃っていますし、他チームの泣き所のクローザーに澤村選手が固定されていることは心強いです。 ピッチャー陣がどこまで我慢出来るかです。

阪神タイガース
得点はリーグ最下位、防御率はリーグ5位でも三年連続のAクラス入り。結果的には他チームに助けられてのAクラスという感じです。
先発ピッチャーは、良くも悪くも藤浪選手の活躍に次第です。終わってみれば松坂大輔選手(現; 福岡ソフトバンクホークス)以来の高卒三年連続2ケタ勝利。自己最多の14勝をあげ、221奪三振で初のタイトルも獲得。名実ともにエースですが、脇を固める能見選手、メッセンジャー選手、岩田選手らの先発陣、福原選手、安藤選手、高宮選手らのリリーフ陣を含めて高齢化がネックです。また、打線の軸が38歳・福留選手というのは寂しく、30代の期待の若手と言われている上本選手、大和選手、今成選手、新井選手らが安定して化けるかどうか。ベテラン頼みだと、ここ数年繰り返している終盤の失速があり得るでしょう。

広島東洋カープ
男気・黒田選手の復活とラストイヤー・前田選手を持ってしても優勝には届かず、Aクラスまでも逃してしまいました。 
過去を振り返っても、カープが優勝したときには強力なピッチャーをバックに少ないリードを守りきるという野球をして来ています。前田選手の200イニングスという投球回数を新戦力の岡田選手、横山選手を含めてどうやって埋めるかです。ただ、野村選手、福井選手、大瀬良選手、九里選手らと活きのいい若手ピッチャーがジョンソン選手に負けじと相乗効果を発揮すれば強力です。打線は丸選手とエルドレッド選手の復調にルナ選手が加わって、今年以上に充実するはずです。セ・リーグで一番安定した戦力でしょう。

中日ドラゴンズ
チーム打率と盗塁数はリーグ2位。得点はリーグ5位。チーム防御率はリーグ3位。チャンスに打てず、ピンチに守れず。
一発でムードを変えるために、ルナ選手を切ってでもビシエド選手を獲得。Bクラスで暮らした三年間はルナ選手の在籍期間と偶然にもかぶります。ルナ選手だけの責任ではないですが、好打でチームを引っ張っても、それだけではチームが上昇しませんでした。以前はウッズさん、ブランコ選手と一発長打を持った選手が在籍した時期がチーム成績が好調であったように、ビシエド選手には期待します。また、セットアッパー、クローザー炎上のリリーフ陣は又吉選手、福谷選手が昨年の二年目のジンクスから脱却できるかどうか。新旧交代というよりも、まったくの新チームと言ってもいいドラゴンズ。一度波に乗れば突っ走る可能性はあるでしょう。

横浜DeNAベイスターズ
昨年前半戦のリーグ首位は実力か、はたまたフロックか。 大失速の要因の一つは、選手の不調の波が一気にやって来た事です。
中畑前監督からバトンを受け取ったラミレス監督。 新戦力の発掘であったり、適性を見抜いて配置転換など、案外気が回るタイプだと思われますので、これほどの大失速はないと思われます。ドラフトでの即戦力ピッチャー二人の今永選手、熊原選手のうち、熊原選手は早いうちから出てくることでしょう。今永選手がどのタイミングで出てくるかによって、スタートダッシュが決まるかどうかでしょう。スタートダッシュが決まれば、昨年のように飛び出すと思います。あとは、その好調が維持できるかどうかです。良くも悪くもベイスターズは監督の手腕にも懸かっているチームでしょう。



ここからが、本番。まずは、過去二年間の順位をおさらいです。


2014年
1位 読売ジャイアンツ 2位 阪神タイガース 3位 広島東洋カープ 4位 中日ドラゴンズ 5位 横浜DeNAベイスターズ 6位 東京ヤクルトスワローズ

2015年
1位 東京ヤクルトスワローズ 2位 読売ジャイアンツ 3位 阪神タイガース 4位 広島東洋カープ 5位 中日ドラゴンズ 6位 横浜DeNAベイスターズ

何か、気づきませんでしょうか。そう、過去二年間、チームの並び順が同じだったのです。違うのは2014年6位だったスワローズが2015年1位と順位が繰り上がったことです。
この法則が2016年も続くとすれば、順位は次のとおりとなります。

2016年
1位 横浜DeNAベイスターズ 2位 東京ヤクルトスワローズ 3位 読売ジャイアンツ 4位 阪神タイガース 5位 広島東洋カープ 6位 中日ドラゴンズ

となると思われますが、そうは問屋が卸しません。これでは、流石に納得できないとの声が聞こえてきます。
ということで、2016年のセ・リーグ順位の一発目は、キャンプ、オープン戦前の初夢事前予想です。

1位 広島東洋カープ (逆前田効果で時は来た!)
2位 東京ヤクルトスワローズ (打線は好調なるも)
3位 中日ドラゴンズ (若手の台頭で前半好調)
4位 読売ジャイアンツ (世代交代の苦しみ)
5位 横浜DeNAベイスターズ (ラミちゃん迷走、波多し)
6位 阪神タイガース (アニキ強気でも、選手は付いてこず)

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
今年の年末年始休みは短いですから、早めの対応です(関係ないですが)。

2位と3位の予想は同じですね。でも、いやいやいや、Gの一番はないないない。W選挙があっても、ないないない(笑)。

まあ、今年も、どこも絶対的ではないでしょうけど、お得意さんを作ったところが優位でしょう。

もう、あと一ヶ月でキャンプです。楽しみですね。
eco坊主
おはようございます。

よもや2日の朝に予想がでるとは予想してませんでした。
去年は6日の予想でしたから4日も早い!
セ界一早い予想でしょうか!!??

さて本題の順位ですが・・・
こりゃまた大胆な順位ですね~
エースの最多勝がいなくなる鯉が1位とは。
数年前の金鷲の再現と私はみているのですが。
虎は安定したクリーンアップとクローザ―が居なくなったし
燕も絶対守護神がいないし竜はあれもこれもの柱がいない。
となると大きな戦力減となっていないのは兎と湾★
ただ湾★は絶対戦力が乏しいとみています。

よって今年はSMAPの活躍で#24の胴上げしかないっしょ!
①兎②燕③竜④⑤⑥は虎鯉湾★という辺りで。
今年も楽しみましょう!!

あっ、SMAPは(坂本、村田、阿部、ピッチャー)です。


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