今年から横浜ベイスターズのファーム監督の白井一幸さん。
以前は北海道日本ハムファイターズのファーム監督・ヘッドコーチに就いていました。北海道日本ハムの選手・コーチ・監督時代の経験を基にメンタル・コーチングを学び実践してきた方です。ヒルマン元監督時代に北海道日本ハムが強くなったのは、白井一幸さんの力が相当役立ったのではないかと思います。
今年はともかく、来年以降の横浜ベイスターズはきっと強くなるに違いないでしょう。
わが子を一流選手にするメンタル・コーチング 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2010-05-13 |
うーん、正直、この本がもっと昔に発刊されていれば・・・とは思った。
本の内容は親と指導者のためのテキストです。
白井一幸さんも小学生の息子さんがいます。
野球チームに入れるために何チームも練習見学をしたとのことです。
(どこに見に行ったのだろう?)
そんなときの経験なども書かれています。
もちろんプロでファームの監督やヘッドコーチまで経験し、米国まで行ってメンタル・コーチングを学んでいます。
選手時代のケガの経験も生かしてのことですしね。
子どもをただ単にスポーツのできる子にするのだったら,巨人の星のようなスパルタ練習でもいいとは思います。
ただ、やっぱり、気合や根性だけでは子どもは面白くありません。
その点は我が葡萄隊は大丈夫。厳しい中にも楽しく出来るようにですから。
楽しみながら子どもの運動能力を高める、引き出す方法に飽きさせないことですよね。
監督・コーチ陣は大変です。
「子どもの足を速くする」、「運動神経を高める方法」、「ボールの上手な捕り方,投げ方」、「距離感の養い方」などの基本的なことから「プレッシャーの克服法」、「弱点の伸ばし方」、「苦手意識の克服」、「スランプからの脱出法」、「集中力の高め方」などの上級編のようなことまで書かれています。
どちらにしても、チームがしなければいけない・できるサポートから、その指導法まで。
わが子を一流にする~ということで、親がより熱くなってしまうのでしょうね。
でも、読んで欲しい本だと思います。