社会に出ると、学生時代とは全く違うルールが存在します。
時に、理不尽に感じることも少なくありません。
そんな時、ぐっと踏ん張って、頑張ろうと思える「底力」になるのは、
学生時代、限界まで頑張ったと思える経験と、
ともに汗を流した仲間(Mate)の存在だと思います。
このCMは、すべての新社会人へ贈るエールです。
周:「先輩」
佑:「ん?」
周:「下積みって、意味あるんですかね」
佑:「あるよ」
周:「本当ですか?」
佑:「嘘」「そんなの俺だって分かんねーよ」
周:「ですよね」「辞めたくなったことあります?」
佑:「あるよ、一回だけ」
周:「一回だけ?」
佑:「週一回な」
周:「フフッ、なんすかそれ」「戻りたいっすか、高校時代?」
佑:「戻りたくねーよ、坊主だし」「いや、ちょっと戻りたい」
周:「早く活躍したいっすね」
佑:「したいじゃねーよ、するんだよ」
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世の中で成功している人は楽々成功しているように見えます。
あんな風に努力しないで成功出来たらいいと、つい、うらやんでしまいます。
成功している人ほど、努力の跡を見せません。
だからといって、決して努力していない訳ではないのです。
努力をして、さらにエネルギーをさいて、努力の跡を消しているのです。
努力の跡を消すことも、一つの努力です。
努力しながら努力の後を消す人と、努力しない人とは、大きな違いがあるのです。
下積みの時期は人それぞれ。
「あいつより うまいはずだが なぜ売れぬ」
故・森光子さんの言葉です。後で知ったのですが、脇役が長く、なかなか売れなかったらしいです。
初めての主役があの「放浪紀」だったそうです。その時が41歳でした。
こんな大女優でも下済みが長かったのです。
後に国民栄誉賞をもらうような人でも、こういう時代があったのです。
今は下積みで、辛い時期であり、少しくらい上手くいかない時期があっても続けることです。