日本のラグビートップリーグの名門・サントリーのヘッドコーチ(監督)のエディー・ジョーンズ。
名将です。南半球のスーパーラグビーでブランビーズを優勝に導き、オーストラリア代表監督として2003年ワールドカップ準優勝、南アフリカ代表アドバイザーとして2007年ワールドカップ優勝を遂げています。
練習は常に100%を求めますが監督に就任した日。
「ラスト10分のランニングも100%で」と指示したのですが、選手がひざに手をついてゼエゼエと呼吸しながら止まっていたそうです。そこで、すかさず「ストップ!」と声をかけ、その場で練習を取り止めたそうです。それは練習時間が長すぎるからだとの判断。早速、翌日からメニューを改善します。
「ひざに手をつくのは、“負けた”というボディランゲージなのです。向上心がなくなれば練習の意味がない」
求めているのはハードワークであって、長時間練習ではないということなのです。
そもそもこの2つは一見同じように思えるのですが、その本質は違っています。
「規律」を維持しながら考えさせるのです。よって、練習のタイムマネジメントも当然厳しいのです。サントリーでは分刻みでメニューが決まっているそうです。
自主的に行動させて、常に次なるモチベーションを維持させていくということなのでしょう。
「練習もディシプリン(規律)がないとダメでしょ。練習はドラマみたいなもの。ドラマって、あっと終わると、次を見たい、と思うじゃないですか。練習も同じで、明日また、グラウンドに来たいと思わせるように終わらないといけない。カムバック、ネクストです」
練習は連続テレビドラマ。毎日やっても飽きないようにするべきもの。
そして、たまにある2時間スペシャルという試合で魅せるものなのでしょう。
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