世界のホームラン王・王貞治さんのデビュー戦も国鉄スワローズ(現; 東京ヤクルトスワローズ)で、しかも金田正一さんとの対戦でした。結果は3打席で2三振1四球。
野球に限らず、デビュー戦は一生に一度だけのもの。
その日の記録と思い出は大事にしたいものです。
一昨日、北信越地区高等学校野球長野県大会 中信予選会二回戦を松本市営球場へ観に行きました。
観に行ったというか、太郎の中学時代の仲間で、ユウキくんの個人応援なのです(対戦相手チームにはK陵中野球部OBの子もいるので、あくまでも個人応援です)。
2日に会った時には「背番号はもらっていません」と言っていましたが、直前になって入手した情報によりますと「背番号あり」。
当日、現地でお会いしたお父上から「18番」との説明を受け、その後は「18番」中心に観戦です。
ちなみに、この試合には中学時代のチームメイト2人とお母さん、野球部副顧問の先生と元コーチも一緒に応援。
事前情報では「センターにコンバートされた」「いや、(中学時代と同じ)ショートを守っている」「セカンドではないのか」と錯綜していましたが、正解は「センター」。
試合前のシートノックではセンターを守っていました。
「今日は出番がないと思う」とのお父上のお話でしたが、試合では一塁コーチとして登場していました。
試合が進行した、とある回に姿が見えなくなり「出番かっ?」と思いきや、ブルペンに入ったという目撃情報。
「まさか、ピッチャーに転向?」という疑心暗鬼状態でしたが、次の回には一塁コーチに復帰。
しかし、七回表の攻撃時に再び姿がなく「おや?」と思ったところ、バットを持って自ら主審の元へ。
デビュー戦は代打で登場です。
その初打席は快音を残してのサードライナー。
ヒットにこそなりませんでしたが、その鋭い当たりは今後に期待を抱かせてくれるものでした。
そして、次の回はそのままセンターの守備へ。
守備機会はセンター前ヒットの打球処理の一度のみでしたが、卒なくこなしていました。
この春、卒業したK陵中野球部の中では「一番最初に試合に出るのでは?」との(周囲の勝手な)期待どおりでした。
しかし、どうしても腑に落ちないことがありました。
それは試合中の黄色い声援。 子どもからの声援ではありません。また、お母さん方からの声援ではありません(失礼)。
女子マネージャー軍団(6人いるそうです)から。
中学時代以上に本人のモチベーションは上がっているに違いありません。
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