9月4日の天気予報は朝から雨。雨降りならば、いっそのこと中止になる程降って欲しいのですが、そうすると平日の試合になるため、そうそう休んではいられません。だったら、雨が降らなければ･･･と思ったら、今日も残暑厳しい一日となりました。
中信予選会は松本市野球場と塩尻市営球場の二箇所に別れての二回戦。予備選で勝ち上がったシード校が登場です。この日は松本市野球場の三試合です。
第一試合
松商学園高は二回までに8得点を挙げての一方的なリードで試合を早々に決めると思いましたが、三回からリリーフの二番手ピッチャーを打ちあぐね、三回以降はスコアボードが0行進となったが、7回コールドで代表決定戦進出。しかし、前日に続いて先発ピッチャーの立ち上がりが不安でした。ただ、相手の弱みに付け込んでの集中打は見事といいましょうか。
明科高は選手層の薄さからでしょうか、実戦的な練習が欲しいところでしょう。来春の新入生でレベルアップを目指して欲しいです。
明科 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０｜ ０
松商学園 ６ ２ ０ ０ ０ ０ ｘ ｜ ８
(7回コールド)
第二試合
松本県ヶ丘高は前日と同じような試合展開で逃げ切り、代表決定戦進出を決めました。この試合はエースは途中からのリリーフでしたが、バッティングの方でチームを引っ張っていました。やっぱり、チームをけん引するのはこの選手がカギを握っていると思えます。
日本ウェルネス高は先発したエースが一回途中で交代したことが誤算だったと思います。たまたま、私が観た試合が日本ウェルネス高の初戦だからか、このピッチャー以外には先発できる選手がまだいないのか。二番手以降のピッチャーが整備されると上位常連になりそうです。
松本県ケ丘 ３ ２ １ ０ ０ ０ ０ ０ ３｜ ９
ウェルネス ０ １ ０ ０ ０ ４ ０ ０ １｜ ６
第三試合
都市大塩尻高が先制するも梓川高が追いつき、序盤は五分五分。しかし、五回に都市大塩尻高が勝ち越すと、この回と六回にもビッグイニングを作り、7回コールドで代表決定戦に進出をきめました。
梓川高はランナーは出すものの、都市大塩尻高のピッチャーを攻略するところまではいきませんでした。決してチーム力では劣っているとは思えません。自信を付けて臨んでくると、より力を発揮してくるチームだと思います。
都市大塩尻 ０ １ ０ ０ ５ ４ ０｜ １０
梓川 ０ ０ ０ １ ０ ０ ０｜ １
(7回コールド)
<< 中信地区二回戦 塩尻市営球場の結果 >>
田川 6-5 松本第一 (延長10回)
松本美須々ケ丘 11-10 松本蟻ケ崎
創造学園 2-3 松本深志
中信地区の塩尻市営球場では、予想外の展開となった試合が続きました。松本市野球場の結果と合わせて、予備選でシード権を獲得した4チームで残ったのは松本美須々ケ丘高の一チームのみ。また、中信地区では上位を占める私学5チームのうち、残っているのが松商学園高と都市大塩尻高の2チームのみ。
シード権は、そんな気はなくても、その名前だけで受けに回ってしまうからでしょうか。自分たちが思わなくても、周りがそう思っていることもありますからね。また、公立高も層の厚いところは底力を持っています。そういう意味では松本美須々ケ丘高の躍進には目を見張るものがあります。
状況は違いますが、選手権大会準優勝のチームでさえ、地区大会一回戦で敗退。夏と秋はまったく別。新チームの難しさなのでしょうね。
<< 東信地区一回戦 >>
小諸商業 3-2 野沢北
小海 3-0 佐久平総合技術
蓼科 0-12 岩村田 (5回コールド)
<< 北信地区二回戦 >>
長野西 6-9 長野商業
長野工業 3-7 篠ノ井
屋代 13-0 下高井農林 (5回コールド)
長野南 3-5 須坂東
飯山 9-2 更級農業 (7回コールド)
中野西 3-5 長野俊英
<< 南信地区二回戦 >>
岡谷南 6-3 赤穂
富士見 3-4 東海大諏訪
諏訪清陵 0-1x 伊那北 (延長11回)
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