「日本国(にほんこく、にっぽんこく)」とは、東アジアに位置する民主制国家。首都は東京都。
8月11日は「山の日」です。
「山の日」とは、山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝するための祝日です。2014年に制定され、2016年に施行された、新しい祝日です。1995年に「海の日」が祝日になると、複数の府県で「山の日」ができ、2002年の国際山岳年に「山の日」制定の構想が始まりました。
2010年に日本山岳協会などが「山の日」制定協議会を設立し、2013年に超党派の「山の日」制定議員連盟が発足し、「山の日」を祝日にする運動が全国に広がり(そういえば、そんなことがあったような)、2014年に制定され、2016年に施行されました。
当初は祝日のない6月にする案、海の日(7月第3月曜日)の翌日にする案などがありましたが、お盆のころの休みがとりやすいなどの理由から8月11日になりました。
さて、日本国を象徴する山として、また一番高い山でもあり、一番有名な山はおそらく富士山です。富士山は山梨県と静岡県の県境にありますが、その8合目以上の山頂付近はどちらの県にも属しておらず、浅間神社の所有地、つまり私有地です。
一方で、おそらく日本で一番知名度の高い、と言うか毎日のように必ずどこかで名前を呼ばれている山があります。
山形県鶴岡市と新潟県村上市を隔(へだ)てる分水嶺上に標高555.4mの山があります。日本国の頂上には、「二等三角点(点名日本国)」があり、国土地理院では、「国土地理院の所有する点の記では、1906年7月10日に設置された当時から所在地としては山形県と記載されている。」と説明している。
その山の名前が、なんと「日本国(にほんこく)」、別名を「石鉢山(いまくさやま)」とも呼ばれている山です。何しろ「日本国」ですから。
名前の由来は諸説あり、
■大和朝廷の支配地域の最北端としてここまでを日本国とした
■この山で捕まえた鷹を将軍に献上したところ、将軍はその鷹をえらく喜んで、捕まえた山の名前を日本国にした
■古代の柵に因む
■崇峻天皇の皇子に因む
などの説があるそうです。
私は登ったことはありませんが、登山ができるようでして片道約1時間30分~2時間とのこと。山頂には休憩舎(トイレなし)、記帳場や展望広場などが整備されています。展望台からは西に日本海の粟島や佐渡島、北に鳥海山、東に月山や朝日連峰を見渡すことができます。
山頂には1981年から「日本国征服」の横断幕を掲げていました。ただ、2013年の山開きイベントで急に発行を予定していた登頂証明書「日本国征服証明書」という名称が、「領土問題で敏感な(当時の)時期にいかがなものか」「海外の人が押し寄せてくるぞ」などのとクレームが寄せられたそうです。
「征服」という言葉が「不適切な表現」とするクレームなのですよね。ただ、地元では古くから登頂のことを「征服」と呼んでいたそうなのですけどね。
また、クレームのなかには、「日本国を勝手に名乗るな」というものもあったそうです。しかし、由来は諸説あり、いつから呼ばれているかは定かでもないですが明治時代から国土地理院で認められている由緒正しいもので、地元の方にとって親しみのある山であることは事実だと考えるのですけどね。
最終的には「無用の混乱を避けたい」「表現が不適切だった」として、「日本国登頂証明書」へ名称変更しています。
今度(っていつ?)、機会でもあれば日本国登山をしてみたいものです。
山頂に立って、「日本国征服」とはなりませんが、「日本国の頂点に立つ」ことはできますので。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
8月11日は「山の日」です。
「山の日」とは、山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝するための祝日です。2014年に制定され、2016年に施行された、新しい祝日です。1995年に「海の日」が祝日になると、複数の府県で「山の日」ができ、2002年の国際山岳年に「山の日」制定の構想が始まりました。
2010年に日本山岳協会などが「山の日」制定協議会を設立し、2013年に超党派の「山の日」制定議員連盟が発足し、「山の日」を祝日にする運動が全国に広がり(そういえば、そんなことがあったような)、2014年に制定され、2016年に施行されました。
当初は祝日のない6月にする案、海の日(7月第3月曜日)の翌日にする案などがありましたが、お盆のころの休みがとりやすいなどの理由から8月11日になりました。
さて、日本国を象徴する山として、また一番高い山でもあり、一番有名な山はおそらく富士山です。富士山は山梨県と静岡県の県境にありますが、その8合目以上の山頂付近はどちらの県にも属しておらず、浅間神社の所有地、つまり私有地です。
一方で、おそらく日本で一番知名度の高い、と言うか毎日のように必ずどこかで名前を呼ばれている山があります。
山形県鶴岡市と新潟県村上市を隔(へだ)てる分水嶺上に標高555.4mの山があります。日本国の頂上には、「二等三角点(点名日本国)」があり、国土地理院では、「国土地理院の所有する点の記では、1906年7月10日に設置された当時から所在地としては山形県と記載されている。」と説明している。
その山の名前が、なんと「日本国(にほんこく)」、別名を「石鉢山(いまくさやま)」とも呼ばれている山です。何しろ「日本国」ですから。
名前の由来は諸説あり、
■大和朝廷の支配地域の最北端としてここまでを日本国とした
■この山で捕まえた鷹を将軍に献上したところ、将軍はその鷹をえらく喜んで、捕まえた山の名前を日本国にした
■古代の柵に因む
■崇峻天皇の皇子に因む
などの説があるそうです。
私は登ったことはありませんが、登山ができるようでして片道約1時間30分~2時間とのこと。山頂には休憩舎(トイレなし)、記帳場や展望広場などが整備されています。展望台からは西に日本海の粟島や佐渡島、北に鳥海山、東に月山や朝日連峰を見渡すことができます。
山頂には1981年から「日本国征服」の横断幕を掲げていました。ただ、2013年の山開きイベントで急に発行を予定していた登頂証明書「日本国征服証明書」という名称が、「領土問題で敏感な(当時の)時期にいかがなものか」「海外の人が押し寄せてくるぞ」などのとクレームが寄せられたそうです。
「征服」という言葉が「不適切な表現」とするクレームなのですよね。ただ、地元では古くから登頂のことを「征服」と呼んでいたそうなのですけどね。
また、クレームのなかには、「日本国を勝手に名乗るな」というものもあったそうです。しかし、由来は諸説あり、いつから呼ばれているかは定かでもないですが明治時代から国土地理院で認められている由緒正しいもので、地元の方にとって親しみのある山であることは事実だと考えるのですけどね。
最終的には「無用の混乱を避けたい」「表現が不適切だった」として、「日本国登頂証明書」へ名称変更しています。
今度(っていつ?)、機会でもあれば日本国登山をしてみたいものです。
山頂に立って、「日本国征服」とはなりませんが、「日本国の頂点に立つ」ことはできますので。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。