「鎌倉高校前駅(かまくらこうこうまええき)」は、神奈川県鎌倉市腰越にある、「江ノ島電鉄」の駅です。
江ノ島電鉄は、神奈川県藤沢市の藤沢駅から同市片瀬海岸の江ノ島駅を経て鎌倉市御成町の鎌倉駅までの区間を結んでいます。
2両1組の私にとっては見慣れたような列車編成で運行されており、これまた私にとっては見慣れた単線。腰越駅~江ノ島駅と七里ヶ浜付近や稲村ヶ崎付近は路面上を走る区間があります。
そのなかの一部区間は湘南海岸沿いを走り、藤沢駅から約20分、鎌倉駅から約20分の場所にある無人駅です。
ごちゃごちゃと書きません。まずは写真を見てみてください。
江ノ島駅から列車に乗り、ホームに降りますと目の前のエボシラインの向こうには七里ヶ浜が広がり、晴れた日には富士山、房総半島・伊豆大島などが見え、ホームから見える湘南の海はひたすら続く水平線です。
いまでは乗客数が伸びていて混雑ぶりが話題(問題?)になっている江ノ電ですが、廃線になる可能性があったこともありました。この危機を救ったのが、鎌倉を舞台にした日本テレビ系で1976年10月17日~1977年11月13日に放送された勝野洋さん主演のTVドラマ「俺たちの朝」だったそうです。
中村雅俊さん主演の「俺たちの旅」に続く「俺たちシリーズ」2作目として制作され、舞台設定は当初世田谷区の等々力渓谷を予定していたものの、駅のホームでの撮影許可が出なかったことから、当時まだそれほど観光客も多くなく、江ノ島電鉄の廃止も決まっていた鎌倉が選ばれました。
このドラマでよく登場したのは「極楽寺駅」ですが、ドラマの脚本を手がけた鎌田敏夫さんは、見晴らしが抜群の「鎌倉高校前駅」もロケの候補だったそうです。ただ、線路の南側がすぐ国道であり、駅の北側は住宅地が迫っているなど奥行きがなく、撮影には向かなかったそうです。
江ノ島電鉄は、神奈川県藤沢市の藤沢駅から同市片瀬海岸の江ノ島駅を経て鎌倉市御成町の鎌倉駅までの区間を結んでいます。
2両1組の私にとっては見慣れたような列車編成で運行されており、これまた私にとっては見慣れた単線。腰越駅~江ノ島駅と七里ヶ浜付近や稲村ヶ崎付近は路面上を走る区間があります。
そのなかの一部区間は湘南海岸沿いを走り、藤沢駅から約20分、鎌倉駅から約20分の場所にある無人駅です。
ごちゃごちゃと書きません。まずは写真を見てみてください。
江ノ島駅から列車に乗り、ホームに降りますと目の前のエボシラインの向こうには七里ヶ浜が広がり、晴れた日には富士山、房総半島・伊豆大島などが見え、ホームから見える湘南の海はひたすら続く水平線です。
いまでは乗客数が伸びていて混雑ぶりが話題(問題?)になっている江ノ電ですが、廃線になる可能性があったこともありました。この危機を救ったのが、鎌倉を舞台にした日本テレビ系で1976年10月17日~1977年11月13日に放送された勝野洋さん主演のTVドラマ「俺たちの朝」だったそうです。
中村雅俊さん主演の「俺たちの旅」に続く「俺たちシリーズ」2作目として制作され、舞台設定は当初世田谷区の等々力渓谷を予定していたものの、駅のホームでの撮影許可が出なかったことから、当時まだそれほど観光客も多くなく、江ノ島電鉄の廃止も決まっていた鎌倉が選ばれました。
このドラマでよく登場したのは「極楽寺駅」ですが、ドラマの脚本を手がけた鎌田敏夫さんは、見晴らしが抜群の「鎌倉高校前駅」もロケの候補だったそうです。ただ、線路の南側がすぐ国道であり、駅の北側は住宅地が迫っているなど奥行きがなく、撮影には向かなかったそうです。
1903年6月20日に開業した駅ですが、当時の駅名は「日坂駅(にっさかえき)」でした。鎌倉方面の改札をでて少し歩き、踏切にでますと坂道があり、この坂道の名前から名付けられたものです。そして、1953年の鎌倉高校の移転に合わせて同年8月20日に現在の鎌倉高校前駅に改称されました。
駅周辺は静かな住宅街となっており、病院が近くにあるため薬局はあるものの、それ以外のお店などはほとんどありません。トイレ、自販機があるくらいです。列車は約1時間に約4本(14分間隔)ですのでそれほど待たずに移動できますし、江ノ電路線自体が約10kmですので覚悟を決めて歩けば藤沢駅か鎌倉駅までは行けます(私は歩きましたが・・・)。
ちなみに周辺はTVドラマやCMなどの撮影に使われ、渥美清さん主演の映画「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様」や、ゆず「夏色」、乃木坂46「地球が丸いなら」のPVなどが有名です(「夏色」のPVはとなり駅の「七里ヶ浜駅」近くです)。
「ホームから前面いっぱいに『湘南の海』が広がっている駅」として、1997年に「関東の駅百選」に選出され、2014年に江ノ島電鉄の一部として「土木学会選奨土木遺産」に選ばれています。
住所:神奈川県鎌倉市腰越
駅開業:1903年6月20日
「僕は太平洋を見たよ、次は日本海が見たい」
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
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