2016年春季キャンプの実戦第1弾として、紅白戦が昨日行われました。なんと、ドラゴンズの春季キャンプでは2012年以来4年ぶりとなる紅白戦です。
ビジターチーム
(中) 大島-友永
(二) 亀澤-石川
(右) 平田-近藤
(一) 福田
(三) 高橋周
(指) ナニータ-野本
(左) 松井佑
(捕) 木下-松井雅-赤田
(遊) 阿部-三ツ俣
(投) 山井-雄大-ネイラー-ジョーダン-祖父江-阿知羅-鈴木-川崎-吉田
ホームチーム
(中) 藤井-(右)渡辺
(二) 堂上-溝脇
(遊) 遠藤
(一) ビシエド(守; 赤坂)-赤坂
(三) 森野-谷
(指) エルナンデス-工藤
(右-中) 古本
(捕) 桂-杉山-加藤
(左) 井領
(投) 岩瀬-浅尾-大野-岩田-武藤-浜田智-山本雅-岸本-三ツ間
オーダーを見ますと、定位置争いをさせる選手同士、ほぼ同じ打順となっています。紅白戦ならではの競争意識を持たせようという狙いが見えています。
V000002000|2
H000000200|2
何といっても、ホームチームの先発ピッチャー岩瀬仁紀選手投手のピッチングです。2014年8月6日の広島東洋カープ戦以来、554日ぶりの実戦登板でした。
結果は1イニング2安打無失点。打たれたヒットは先頭の大島選手にライト前ヒット。2アウトランナー無しから平田選手にショートへの内野安打。まだ、この時期なのと、故障明けですから過大な期待はしてはいけません。投げられるようになっただけでも、充分な戦力となりますが、まだちょっと時間がかかりそうでした。
一昨日、スポーツニュースで「【悲報ビシエド】一塁守備はアカン模様」となったビシエド選手は守備には就かず、打つだけ。最初の打席は山井選手の外角低めのスライダーを引っ掛けて、ショートゴロ。二打席目は外角高めを引っ掛けてのショートゴロでした。まだ、ストライクゾーンに慣れていないという感じでした。
もう一人の新外国人のジョーダン選手。堂上選手、遠藤選手、ビシエド選手の三人をあっという間に打ち取っていました。低めへのコントロールが良く、大崩れはしそうもないタイプのピッチャーでした。これから先、スピードがどこまで上がるかが楽しみです。
この時期、ピッチャーの仕上がりが早いというものの、それなりのピッチャーでであれば、やっぱりバッターは打ちます。そういう意味では失点に絡んだピッチャーと失点はなかったものの、打たれていたピッチャーにとっては、北谷(一軍) のブルペンは遠くなってしまうことでしょう。また、バッターも振りの鈍いような選手は読谷(二軍)行きが待っているのでしょう。試合後に、一二軍の首脳陣が集まって話し込んでいました。
今週末の土日は練習試合が予定されています。野球シーズンが本格的になるにつれ、選手の競争も厳しくなっていきます。