春の高校バレーとして行われる第68回全日本バレーボール高校選手権大会への出場をかけた長野県の予選大会は15日に長野市のホワイトリングで、男女決勝が行われました。
女子は4連覇中の女王・東京都市大塩尻高校と3年ぶり決勝進出の北信の雄・長野日大高校の対戦となりました。
スタンドでは坊主頭の野球部選手らがサッカーの応援に続いて楽しそうに応援している姿がTVに映し出されています。
第1セットこそ都市大塩尻高が25-12と一方的にリードしましたが、第2、第3セットは25-23、26-24で長野日大高が23年ぶりの全国へ王手をかけました。
第4セットも1点を争う攻防で、今度は都市大塩尻高が25-22でセットを取り、決着は最終セットへ。
迎えた第5セットは15-8で劣勢を跳ね返して、5年連続5回目の全国出場を決めました。
勝因は強化してきたメンタルトレーニングの成果だそうです。
ミスを引きずらずに、しっかりと次を見据えて、全員でつないでフォローするチーム力であることです。確かに第4セット途中までは長野日大高のペースでしたので、そこからの逆転はよほどメンタル面が強くなければ、切り替えが出来ずにズルズルと行ってしまったことだと思います。
しかし、女子バレーボール部があまり活躍すると男子野球部の立場がないです。
野球部の選手諸君、女子バレーボール部の応援は楽しそうで何よりでしたが、今度は女子バレーボール部にも応援に来てもらえるように頑張ってください。