袋井市カメラクラブ

ダイビングによる水中映像や陸上の写真など。

ボウシュウボラ産卵

2009-03-13 13:00:33 | スキューバダイビング
ボウシュウボラとは、巻貝の一種です。
写真の左下の生物がそれ。
このボウシュウボラ、貝にしてはちょっと変わり者なんです。

ボウシュウボラの産卵
ボウシュウボラの産卵

ボウシュウボラは、一般的な貝が産卵をしてその後何もしないのに比べ
産卵後もその卵を守るかのように、しばらく卵のそばを離れません。
ボウシュウボラの卵は、花粉のような感じで、それが透明なカプセルに入っており、そのカプセルが岩肌に立ち並ぶようにいくつも植え付けられます。
今まで何度かその卵を見る機会がありましたが、卵を襲い食べるような生物を見かけていません。
まあ、ずっと見守っていたわけではないので断言できるわけではないのですが
産卵後も親が卵のそばにいる必要があるのでしょうか?ちょっと疑問。
しかし、理由もなく卵のそばにいるというのもありえない気がします。

さきほどTVで、「やっかいもののオニヒトデが・・・」というのをやっていた。
オニヒトデと一緒の水槽にいたマダイは、病気で死ぬことがほとんどなかった。
オニヒトデと一緒の水槽にいたマダイの成長が速い。
などが実験によって明らかになったそうです。
ボウシュウボラの親がそばにいるのは、親が何かの物質を分泌することによって
卵が襲われない!?とか何か理由がある気がしてなりません。
皆さんは、どう思いますか?