我が家では、朝ご飯前と夕ご飯前に神棚と仏壇に手を合わせます。
ものの3分くらいです。
毎日のことなので、あくびをしたり、心ここにあらずが多い。
和室なので正座をします。
次男がバスケや自転車でしょっちゅう怪我をするので、正座ができないことも。手軽な小さいイスが欲しいなぁ、と前から思っていました。
実家では母が、自分のためとやはり座れないお客さんのためにこういうイスを手作りしてました。
母は畑仕事がなくなる冬になると、こたつに入りながら、セロハンテープを「ビーッ、ビーッ」と盛大に音を立てて牛乳パックを貼り付けるので、父がうるさがっていたのを思い出しました。
じっとしていられない母。ぼーっとテレビを見ている姿はあまり見たことありません。何かしら動いています。母ほど働き者ではありませんが、私も少し血を引き継いでる感があります。今しなくてもいいだろ?ってこと、してしまいます。
そんなことを思いながら作ったイス。家にあるキルティングには可愛いものがなかったので、オールシーズン使えそうな布を自前でキルティングして縫い合わせました。ほんとは裏表逆です。ふわふわな紺×白のボーダーですが、夏は鬱陶しいと思うので掠れた裏地の方がかわいいと思って逆に使いました。
ミシンでキルティングしかけたら、押さえがきつすぎて、シワが寄ってしまったので、諦めて手縫いにしました。うちで使うんだから、多少のズレは気にしない♪時間はかかりましたが、ふわっと可愛く出来たと思います。
でも、作成段階では痛くて痛くて。
牛乳パックをガムテープで止める時は、強力な粘着が指のケラチンを全部持っていかれてヒリヒリ。
布を縫い付ける時は、針が出しにくくて何度も指刺すし。
出来上がりはふわっとかわいいけど、作り手には厳しい作品になりました。もう、作らなくていい(><)