koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

「街道をゆく」・・・

2013年09月01日 20時03分46秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

昨日午前中,(多分)若干の酒が残る中,週末の専らの過ごし方である読書に勤しみました。20代の頃は,完全に活字中毒でして,現在読みかけている本が無いと落ち着かなかったものです。
殊に,就職に失敗した20代前半は,部活動に明け暮れてなかなか時間が取れなかった学生時代とは裏腹に,有り余る時間を目の前に提示され,就職活動の間隙を縫って,狂ったようにボーダーレスで本を読み,音楽を聴きまくりました。
「こころ」と「それから」以外の漱石を読んだのもこの時代でしたし,武者小路の「愛と死」をかったるく思いながら読破したのも,同様でした。
スタインベックやヘミングウェイといった近代米文学,さらにはバイロンやリルケのような詩集にも手を出しました。
その傍ら,国民文学の代表とも言うべき吉川英治の大作にも手を出して,「平家」や「太平記」の世界にもどっぷり浸りました・・・。


そうは言っても,10代から愛読していた司馬遼太郎の作品には益々傾倒し,来年の大河ドラマの原作らしい「播磨灘物語」読んだのも,20代前半でした。
96年に訃報を聞いたときは,とにかく驚くとともに,もう筆致が冴え渡る作品群には出遭うことができないのか・・・と,嘆いたものです・・・(尤も,最後の20年近くは,文明論者のような著作が多く,小説は殆ど書かなかったようですが・・・)。
でもって,今回読んだのは,ライフワークとも言うべき「街道をゆく」でした。
確か,完結しなかったと記憶しているのですが,私が読んだのは24巻の「近江路・大和路」でした。
いずれも,歴史の表舞台となった地域だけに,読み応えがありました。
特に,前半の近江路は,壬申の乱に始まり,源平や南北朝の抗争,そして姉川の戦いや関ヶ原まで,我が国の中央とも言うべき近江平野が戦乱の舞台となったことや,近江商人の発祥の地であることが,詳しく語られていました。
勿論,石田三成の佐和山城を廃城として,井伊氏が彦根城を築城したくだりや,前後しますが,羽柴秀次が安土城の隣の近江八幡に築城し,与力として山内一豊が長浜城を預かっていたことも,語られていました。
「大和路」に関しては,多武峰に始まり,東大寺二月堂界隈の素晴らしさ(全くをもって同感),阿修羅像のアルカイックな美しさの秘密,明治以降の廃仏毀釈の際に,興福寺が廃寺の危機に瀕していたこと等,実に興味深く読むことができました。


こうした紀行文を読む際に不可欠なのは,何と言っても地図です。
かつては,1/25,000の地形図が無い場合は,地方別の道路地図帳を繙いていたのですが,今はネットの地図があります。
スクロール機能で部分拡大が可能なので,ある程度の大字・小字(おおあざ・こあざ)は,何とか見つけることができます・・・。


・・・ということで,今夏はごたごたしていて何処にも出掛けられなかったので,こういうものを読むことでお茶を濁しています。
冬に,何とかまとまった休みを取って,遠出をしてみたいものです・・・。


日常に・・・

2013年08月03日 22時32分08秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

本日が初七日なので,実家の玄関に貼った忌中の表示を取り下げました。
日常に戻したいと思いますので,分家の伝言板を開け,他のコミュニティにも目を通すようにしました。
いろいろとご心配をいただき,誠に恐縮ですが,何よりも多くの方々に励ましのお言葉をいただき,それを励みに何とかやってきました。
本当にありがとうございます。
一昨年の東日本大震災の時もそうでしたが,こうしたコミュニティに於いても,多くの方々に支えられて生きていることについては,リアルの生活と全く変わらないとつくづく思います。
ここ一週間,今までにない特殊な環境に置かれた生活をしてきましたが,これからは今迄通りの日常が戻ってきます。
これからも,きっと弱音を吐いたり挫けそうになったりすることでしょう。
そのような時は,改めて皆さんからいただいた有り難い励ましのお言葉を反芻しながら,頑張っていきたいと思います。
これからもどうぞ宜しくお願いします。


夏を感じる瞬間・・・

2013年07月17日 22時28分05秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

アイテム目当ての分家のお題です。
四季のある又とない美しい国に住んでいるという自負を持つ私ですが,やはり夏を感じる時というのは,他の季節と違って何とも言えないときめきというか,心の躍動を覚えます。
北国の長い冬が終わり,ようやくをもっての春の訪れの際は,ほっとした安堵感がありますし,なかなか暖かくならない気候に,やきもきしたりもします。
また,瞬く間に北国の短い夏が終わり,秋風が立つ頃は,何とも言えない寂寥感に苛まれることもありますし,個人的には1年で一番好きな季節である晩秋が終わって,木枯らしに枯れ葉の舞う長い冬の訪れは,歓迎されるものではありません。


そうした点でも,暑くてじめじめした夏の訪れではありますが,何だかんだ言って若い頃から,夏の訪れを渇迎してきました。
梅雨空に雷鳴が轟き,電光が走ると,いよいよ梅雨明けで夏本番。
不意に夕立が襲来し,あっという間に上がった後は,からりとした夏空が・・・。
若い頃の夏の訪れは,このように劇的だったと記憶しています。
近年は,梅雨明け宣言がないうちに8月になってしまったり,出先の札幌が仙台より暑かったり(道央は暑いのです),冷夏が続いたり(20年前の平成3~5年なんて酷く,平成の米騒動が起きた・・・って,近年ではないか・・・)・・・と,劇的な夏の到来とは程遠い状況ではありますが・・・。


夏を感じる風物は我が国に溢れていますね。
青い海原と積乱雲,白砂青松の波打ち際とか(山陰海岸のイメージ),万年雪をいただく日本アルプスの高峰と淡い青空(白馬とか鹿島槍とか・・・),渓流の涼しげな水しぶきと(日光の含満ヶ淵とか),どこまでも続く緑なす高原とニッコウキスゲ・・・(軽井沢や蓼科のイメージ)。
或いは,北日本だと東北三大祭りに代表されるように,夏祭りや盆踊りのお囃子の音色や,色とりどりの女性の浴衣姿に(をい)夏を感じることもあるでしょう。
最近はとんと見かけなくなりましたが,低い空を飛ぶヤンマや揚羽蝶,じわじわと鳴く声が暑さを助長させるような油蝉の鳴き声もまた,如実に夏を感じさせてくれます。
食べ物だと,やはりビールと枝豆に冷や奴(語るに落ちたか),心太,スイカ(今の子どもは嫌うらしい)に桃,出始めの葡萄(デラウェアが好み)・・・。
スポーツだと,やはり個人的には熱帯夜のナイターでしょうか・・・。
浴びるように生ビールを飲んでも,全然水分補給にならないという・・・。
あとは,花火に夏を感じる方も多いでしょうね・・・。
ただ,花火は,我が県の場合8月以降の打ち上げが多く,特にお盆以降の打ち上げ花火は,秋の訪れを象徴するような気がして,お盆という時節柄もあってか,いささかわびしい雰囲気があります・・・。


・・・ということで,いろいろとこちゃごちゃ書きましたが,最近夏を感じた瞬間は,何と言っても,蚊遣りに点火した時です。
あの何とも言えぬ臭いが,遙か昔-我が国の経済が右肩上がりだった昭和40年代を感じさせてくれます。
網戸なんて無い時代,部屋の中には蚊帳を吊って寝たものです。
戸外からは虫の声が聞こえ始め,蚊帳には時折ウマオイや蟋蟀が寄ってくる・・・。
言うなれば,かつてのNHKの看板番組だった(月曜夜7時半)「新日本紀行」の映像を見るような,日本の原風景に対する懐旧の念を大いに喚起されました・・・。
殺虫効果がある蚊遣りですので,勿論人体に良いわけは無いでしょうが,部屋の中にあの懐かしい臭いが充満していたとしても,決して不快にはならないことでしょう・・・。
ま,締め切っていれば別ですが・・・。


こんなことで良いのか・・・

2013年07月01日 21時44分09秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

一昨日,久々に下の子の授業参観に行った。
今までは平日に行われていたので,なかなか行くことができなかったのだが,土曜日ということで,ようやく行くことができた。
道徳の授業をやっていて,若い担任の先生が何とか子どもたちの考えを引き出そうと頑張っていて,なかなか微笑ましい光景だった。
物怖じせず,堂々と自分の考えを述べる子,普段はもっと活発と思われたが,今日は親の前でちょいとよそ行きな子,話すことは苦手なようだが,何とか自分の頭の中を整理して必死で発表を試みている子・・・等々,一生懸命な姿を見ることができたというのは,結構貴重な体験だったと思う。


問題なのは,周囲で参観している親である。
たまたま私は知り合いに会わなかったので,黙って参観していたのだが,近所なので顔見知り同士が多いせいか,とにかく親同士の私語が多くて,じっくりと子どもの発表・発言を聞くことができなかった。
教室と廊下の境のない,所謂オープンスペースの構造なので,隣のクラスからの私語もよく聞こえてくる・・・。
子どもは授業中私語厳禁である。
なのに,親が喋るとは何事だろうか・・・。
否,確かに挨拶を交わすのは当然だろうが,何で参観中に談笑しなくてはならないのだ。迷惑以外の何者でもなかろう・・・。
授業が終わり,帰りの会が始まると,親同士の私語は一層ヒートアップした。
子どもの発表する声は完全にかきけされ,いたたまれなくなった私は一度外に出た。
そこで,子どもがいつもお世話になっている家の方と会ったので,挨拶を交わした。
そう,喋るなら外に出れば良いのである・・・。


授業が終わって放課となった子どもと帰る途中,何とも複雑な気持ちとなったことは言うまでもない。
授業参観とは,子どもの様子を静かに見る行事だ。
少なくとも,親同士のコミュニケーションの場では無いはずだ。
釈然としないものを残しながら帰途についた私の足取りは,週末なのに軽くはなかった・・・。


山歩き・・・

2013年06月26日 20時43分42秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

仕事で山に入る。
・・・と言っても,今日は登山ではなく,高原の採草地を歩いて,山道を踏査して終わった。
ま,仕事とは言え,非日常空間に身を置くことができたのは,やはり良いことと言えよう。
惜しむらくは,天気が今二つ・・・どころか,完全に山頂は雲の中で,雨が落ちてきた。
緑なす草原はすっかり霧にむせび,あたかもヒースの繁れる英国のハイランド州のようではないか・・・と無理に思い込むように暗示をかける。
好天なら,太平洋が一望され,牡鹿半島まで見えるのだが,この時期なのでやむを得ない。
でもって,BGMは,勿論英国産で。
RVW(レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ)のトッカータマルツィアーレ(行進曲風トッカータ)が,やはり霧の台地に似合う・・・。

果たして,本当に合っているかどうか,画像を見て判断いただけると嬉しいです・・・。             

沢を渡って・・・
その先には・・・
緑なす草原が広がる・・・ま,こんなのもいたりするけど・・・花の盛りは終われど・・・
ちらほらと残って・・・
涼しげな親水・・・


新調・・・

2013年06月11日 21時03分12秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

今週末,仕事で山に入るのでトレッキングシューズを新調。
8シーズン使ったFILAは一昨年逝ったので,財布と相談してCEDAR CRESTにする。
但し,台風来ているので,果たして山に行けるかどうか・・・。


しかし,前のやつ(FILA,1980円で買った)は,8シーズン履いたとはいえ,日数にして20数日。
経年劣化は有るだろうし,少なからぬ負荷がかかるのだから,ある程度は仕方ないが,そんな簡単に逝くのかとも思う。
片膝立ちした途端に,ソウルが剝離したのだから焦る。
下山後だから良かったが,紐で縛った上からガムテープで止めて急場は凌いだが,それっきりとなってしまった・・・。
今度は保つのだろうか・・・。
安物だけど,一応値段は倍だし・・・。


今日は,終日霧雨の降るどんよりした天気。
明らかに台風3号の影響だろう。
進路が東寄りになっていると言うし,週末上陸の予報もあるので,果たしてどうなることやら・・・。


杜の館・・・

2013年06月09日 20時38分16秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

今日は,朝から多忙だった。
開店早々,実家近くの花屋に行き(知り合いが働いている) ,実家の母に頼まれた仏花を2,000円分誂えて貰い,今日が39回目の命日となる祖父の墓参をする。
我が家の菩提寺は,市内北西部に東西に走る丘陵の麓にある。
我が街の縄張りをしたのは,御存知藩祖である貞山公独眼竜であるが,京都に準えてその丘陵付近の地名は北山である。
そして,これまた京都と鎌倉に倣ったのか,北山山麓には北山五山なる寺院が勧請されている。
その大部分が,米沢からの移築だったり,仙台開府以来400年もの歴史を持つ代物だったりする訳で,このことについては,いずれ述べてみたいと以前から思ってきた。


墓参の後,所用で街に行く相方を送る。
市街地西部,かつて(今を去る37年前)市電が走っていた時代に終点だった八幡町なる地名が残る街まで,菩提寺からは10分足らずだった。
名前から分かるとおり,八幡社が勧請された町であり,初詣や松焚祭で賑わう社の社殿は国宝なのであるが,今回訪れたのは,18世紀以来の造り酒屋の後だった。
我が街は,残念なことに灘や伏見,或いは秋田や新潟のような酒処ではないのだが,それでも伝統ある杜氏が幾つかある。
今日訪れたのは,天賞なる銘柄の跡地である。
つい最近まで,大規模な工場が操業していたのだが,西隣の蔵王山麓の町へ移って数年になる。
その跡地は,co_opを初めとするショッピングモールとなってしまったのであるが,その東端にかつてを偲ぶ建物を移築し,隣の公園と併せて,市民の憩いの場として開放するに至った。
杜の館とは言い得て妙。
青葉の杜を控えた我が街に相応しい命名である。
何のことはない,昭和40年代までよく見られた平家建ての木造建築であるが,格子が実に美しい。
隣の公園には池を巡らし,ちょっとした回遊式庭園の様相を成している。
周囲は閑静な住宅街であるが,都会(・・・と言えるかどうか知らないが・・・)の中のオアシスと言った感じでる・・・。


身辺雑事の多い日常を少し離れると,意外なところに楽しい発見が待っているものなのである。
懐かしい風物に触れのというのは,何とも精神が安定するものだということを改めて思った。
そして,この後,周囲をさらに見て回ることで多くの発見と驚きがあったことは,またいずれ述べてみたい・・・。
電柱が惜しいが,全景はこんな感じ・・・。
格子が実に美しい・・・
裏手へ回ると・・・
庭園が待つ・・・
まさに都会(・・・かどうか知らんが)のオアシス・・・
全容は,いずれmixiとFacebookにうpしたいものです・・・。


買い物デー

2013年05月26日 20時48分04秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

肌着は綿100%と決めています。
どうも化繊はごわごわした感じで好きになれないので,ここ20数年間綿100%のTシャツを愛用してきました。


ところが,最近はドライ生地等,化繊(主にポリエステル)混紡が多くなり,綿100%のTシャツ,特に長年愛用してきたHanesの赤パック(青は混紡)が近所のスーパーやカジュアルショップでは入手出来ずにいました。
最近,隣町に某シマムラが出来たというので行ってみたところ,何とHanesの赤を発見。
しかも2枚組で500円という廉価(かつては3枚で980円)だったので,白黒1パックずつ購入。
これでしばらく保ちそうです。


ついでに550円でスウェットの下も購入。
こちらは,ほぼ死蔵状態のフルセット同様Lynxです。
どうせなら色違いをもう1本買って来るべきでした・・・。

日記@BlogRanking


19時の街,2013・・・

2013年05月23日 22時08分31秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

題名は,野口五郎の名曲のことではございません。
そればかりか,もしかするとブログの使用規定に抵触する可能性がある内容かもしれません。
もしその通知があった場合は,即刻削除となります。
ま,この程度では抵触しないのでは・・・と,私のようなお気楽な者は思うのですが・・・。

この手の根多は,実のところ8年前に一度エントリしているのではありますが・・・。
http://koshipiatti.wordpress.com/2005/06/18/%ef%bc%91%ef%bc%99%e6%99%82%e3%81%ae%e8%a1%97%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb/
今回のは,さらに強烈だったかどうか・・・。


実は,連休明けに父が,そして今週頭に母が入院した。
尤も,母の場合は検査入院なので,明後日に退院が決定しているのだが・・・。
で,今日は,仕事を放り投げて,6時過ぎに母の病院に顔を出してきた。
病院は,市の中心部より少し西側。
私の大好きな(爆)ネオン瞬く地域のすぐ西側にある。
で,見舞いや送り迎えの際は,愛車をさらに西側の通りの裏に駐めることが多い。
反対側は,街に近いせいか駐車料金が高いからだ。
今日駐めたところは,30分で100円だから,市内でも安い部類に入る。
何故安いのか??
それは多分,歓楽街から少し離れていることと,もう1つは周囲が閑静なホテル街であるからに他ならない・・・。


愛車を100円パークに置き,ホテルとホテルの間の路地を通って,大通りを渡ると病院がある。
どう見ても堅気とは思われない格好をしている私なので,こんなところを歩いて居ると,さる理由で1人でホテルから出てきた(否,出てくるときは2人か・・・??笑)と勘ぐられるのではないか・・・と,ついつい苦笑する。


で,問題は帰途に起こった。
来たときもそうだったのだが,周囲にはやけに綺麗なおねいさんが多い(爆)。
しかも,目の保養になりそうな(否間違いなくなる),膝上丈20cmのおねいさんばかりだ。
生憎小銭の持ち合わせが無く,自販機で水を買って100円硬貨を捻出した後,精算して愛車を発進させる。
小規模な,少なくても30年前からあったと思われるホテルから,1組のカップルが出てきたと思ったら,女の方が男に頭を下げて挨拶をしているのが目に入った。
ふ~ん,と思って,ホテル街の路地を,大通りに抜けるべく右折しようとしたら,生憎対向車が来たので,一旦停止して,道を譲る。
右手には,最近出来たばかりの割とシックで洒落た感じのホテル。
どうせなら,場末のうらぶれた感じのアングラなところより,こういうところの方が良いな(をい)などと,あらぬ事を一瞬考えたのだが,対向車の去った後方から,ホテルに入ろうとしている1組のカップルの姿が,目に飛び込んできた。
まだ薄明るい7時過ぎというにええのお~,などと思っていたら,ぱりっとしたグレーのスーツを着こなしたリーマンと思しき男性の方が,しきりときょろきょろ周囲を見回した。
偶然,一瞬私と目が合った。
そりゃまぁ,こんな時間帯から羨ましい限りだし(をい),周囲を気にするのも分からないではないが,だったら入るんじゃねーよ・・・と思った途端,シックな白のワンピースを纏ったスタイル抜群の女性の方は,全く臆することなく,先にホテルの中に消えて行った・・・。
そういうことか・・・。
思わす納得・・・。
私は知らないが(本当です),私の友人の幾人かが好きな・・(自主規制)・・というやつだろう・・・。


いや~,まだ7時というに,宵の街は刺激がいっぱいだ。
100万都市の裏側を覗いた気分になったのは言うまでもない。
・・・で,私はというと,大手酒流通店で買い物をしただけで,まっすぐに帰宅したのであった・・・(何が言いたい・・・爆)。
日記@BlogRanking


空と雲と鷲と・・・

2013年05月12日 14時47分28秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

大河ドラマのような題名ですが・・・(笑)
勿論,私が付けたのではなく,模型のシリーズの題名です・・・。


殆どお遊びというか手遊び(てすさび)というか・・・。
つまり本気で組んでいないので,掲載・発表するか否か迷ったのですが・・・。
ま,こういうものも有る・・・,或いは多少手を加えることで見られるものとなる・・・(・・・かどうか自信はありませんが),集めて並べるだけならこれで良し・・・ということで,掲載に踏み切ります。


航空自衛隊制空戦闘機F15Jイーグル。
言わずと知れた空自の主力戦闘機で,今尚旧西側陣営諸国では主力という現代のベストセラー機です。
F15というと,どうしても地味なグレー2色の所謂ロービジ迷彩が多く,あまり食指の動く代物ではないのですが,2004年は空自創設50周年ということで,各地の航空隊では独自のカラフルな記念塗装が施されました。
これは,築城基地の304飛行隊のもので,F15独特の広い背面を利して,青地に白の羽が配われ,独特の美しい配色となっています・・・。
垂直安定板上方,50thの文字のすく上にあるスコードロンマークは天狗です。
百里基地の305航空隊の梅のように(茨城県の県花),何らかの意味があるのでしょうが,寡聞にして知りません・・・(汗)


先日,中古で買い叩いてきた簡易キットです。
なので,精度は以前組んだ技Mixシリーズの足下にも及びませんし,プリペイントでありながら,例によって下半身は無塗装(グレーのモールドのみ)のままでしたので,タイヤと脚柱,脚収納部,脚扉裏を白で塗って簡単な墨入れを,脚扉表面をインディブルー+ブルーエンジェルスカラー(「紅の豚」のカーチス機用に買っておいた)で,ドロップタンクとパイロンを適当にエアクラフトグレーに塗装し(これのみエアブラシ),機体全体に墨入れをしてあります(ついでに脚扉を薄くやすったり,アンテナを細く削ったり・・・)。
前脚と脚扉の位置が完全におかしかったり,機首下面の突起物が全くオミットされていたり,パイロットフィギュアが潜水夫みたいだったり・・・と,山のように不満はあるし,部分塗装と墨入れ+マスキングとオーバーコートだけで半日・・・というHGのガンプラ並みの手間がかかるなど,簡易キットとは思われない内容だったのですが,何せ技Mixシリーズの1/7以下の価格だったので,良いことにします・・・。
ま,私の作品だけに,出来は多寡がしれているのですが,素組みより少しは見られるものになったでしょうか・・・。
しかし,こうした簡易キットは年少者や初心者(或いは私のようなものぐさ)が対象でしょうから,もっときっちり作って欲しいと思います。
プリペイントキットなら,下面もきっちりと塗り分けるか,せめて作例は塗装済みを掲載するとかの配慮が必要と思います・・・。
多分売値は,私が買った倍以上するのでしょうから,可能ではないでしょうか・・・。
素だとこんな感じ
白を入れる
変わりばえしないか・・・
機首下の突起物(アンテナ類),まるで無し・・・
素と比べても大差ないか・・・(泣)
技Mix(左)とは比ぶるべくもなし・・・
精度が違いすぎるのは当然・・・。キャノピーの合いだけはこっちが良いぞ・・・(笑)
日記@BlogRanking


森林浴・・・

2013年04月28日 21時11分15秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

今を去る43年前の1970(昭和45)年,仙台市の水源確保のため,県境から流れる名取川水系の碁石川(上流は前川?)を堰き止めることによって,広大な釜房湖を有する釜房ダムが完成。
折しも世は空前の高度成長時代がピークに達し,その象徴的行事とも言うべき大阪万博の最中であった。
このダム湖の出現によって,学校を含む2つの集落が水没するに至ったのだが,当時の建設省(現国土交通省)は,そのダム湖西岸と北岸に広大な公園を誘致した。
それが,仙台市民や現地である川崎町民等の憩いの場となっている「国営みちのく杜の湖畔公園」-通称「みちのく公園」である。


何せ我が家から数十分で行けるし,入園料は大人400円,子ども80円とお手頃。
駐車場代普通車終日300円というのも許容範囲という訳で,今までに幾度となく行ってきた。
今回の連休は,上の子がすべて部活で潰れるので,何処にも行かない予定でいたのだが,それも味気なし・・・ということで,下の子を連れて出掛けてきた。


気温は16℃。
風は少々冷たく,雲も厚く,時折薄日が差す程度だったが,寒くない格好をしていたし,暑からず寒からず,程良い気候だった。
ブナに代表されるこの季節ならではの新芽が吹く樹木の間を半日歩き回り,丁度良い森林浴をしてきた。
只,せっかく2月に新調した一眼を担いでいったのだが,光線が今二つで,良い絵を撮ることが出来たか・・・と言われると??ではある。
せっかくなので,一眼で撮った画像を載せておくが,満足のいく仕上がりではなかった・・・。
勿論,web用に解像度を落として,色相と明度とコントラスト,そしてシャープネスを調整してある。
一眼で撮った残りとコンデジで撮ったものは,いずれ加工してmixiとfacebookにも掲載する予定。

国営だからか,整備が行き届いて美しい。

残雪の蔵王連峰を背景に・・・。

水辺の旧家と蔵王・・・。東北の原風景・・・。
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帝国軍襲来・・・

2013年04月27日 20時59分27秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

何でも5月4日は,「スターウォーズの日」なのだそうだ。
何故・・・と思ったら,有名な台詞である
「May the force be with you(フォースの共に有らんことを).」
だからだそうだ。
forceとfourthじゃ発音は同じかも知れないが,かなり無理があるような気がするが・・・。
「スターウォーズ」(EP4)の公開は78年夏。
4半世紀が経過したが,今尚伝説は色褪せない。
CGの無い時代,アナログ技術を駆使した特撮には何の遜色もなく,デジタルリマスター処理を施された特別版は,EP6の最終場面の極一部を除くと全く不満は無い。
何年か前のF1モナコGPのレッドブルレーシングのピットにベイダー卿が現れ,話題となったことがあったし,つい最近は沖縄に銀河帝国軍が上陸したという情報も齎されたばかりだが,何と今年のSWの日には我が街に帝国軍がやってくるという。
しかも,我らが「聖地」に・・・。


どうやらパリーグ6球団の本拠地を襲撃する予定らしく,目出度いことに5/4は我が街ということになったようだ。
11時から撮影会が始まるそうで,取り敢えず申し込みをした。
ベイダー卿に会えるなんて,暗黒面に陥って久しい私には,実に相応しいイヴェントである。
尤も,撮影会の申し込み締め切りは5/2ということなので,当落は翌日に決まるのだろう。
ベイダー卿でもストームトゥルーパーでも良いから当たらないものだろうか・・・。
当たったら,記念にいよいよBDのボックス(EP1~3は要らない)買おうか・・・。
でもって,当然の如く5/4の牛戦のチケットを買ってしまった。
牛の先発が玉三郎ではないことを願う・・・。

それにしても,SWと野球という,まるで私のためにあるようなコラボである・・・。
日記@BlogRanking


脱力・・・

2013年04月10日 20時16分13秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

帰宅して冷蔵庫のビールを漁ろうとしたら,戸棚で発見・・・。
思わず脱力しかけた・・・。
ま,買う方も買う方だし,それをこうしてわざわざ写真に撮るやつも撮るやつだが・・・。この手のやつだと,過去にジュースとかパン(□-ソ▽限定。中身はヤマ○キ),ソーセージとか有ったが,ふりかけまで・・・とは,想像できなかった・・・。
弁当用に買ったのだろうけど,思わず溜息が出てしまった・・・。


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銭湯「天狗の湯」

2013年03月31日 21時03分27秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・


分家の無料コインが50万を超えたので,ちょいと散財。
今更ではありますが,昔懐かしい銭湯にしてみました。
できれば,真ん中にパーティションを設けて男湯と女湯にしたかったのですが,ちょい狭いので諦めました。
男の憧れの場所である番台無いし・・・(笑)


今では考えられないことですが,過去に1度だけ町場の風呂のない家に住んだことがあり,2~3日に1回の夜の銭湯通いが子供心に楽しみでもありました・・・。
淡い光の点る商店街や行き来する車と人の列,濛々と湯気の立ちこめる浴室と,極希に買って貰えた湯上がりの白牛乳・・・。
今となっては,遠ざかる昭和の風物の1つとなっています・・・。
人間とは贅沢なもので,今は熱がない限り毎日入浴しないと気持ちが悪いようになってしまいました。
先の大震災で,三週間入浴なしで過ごしたときは,日常のありがたみをいやというほど味わいましたが・・・。


ひと頃,スーパー銭湯なるものがあちこちに出来,我が家の近所にもありましたが,経営難だったのか数年前に消滅してしまい,跡地は老人ホームとなりました。
休日など,随分人が入っていたのですけどね・・・。
後発の天然温泉(震災後,整理券を貰って三週間ぶりに入浴したところ)に顧客を取られたのでしょうか・・・。
そう言えば,全国チェーンのhttp://www.gokurakuyu.ne.jp/も,一箇所潰したような・・・。


勿論,温泉は最高ですが,銭湯にはえも言えぬ庶民の文化が息づいていましたね。
特に,あのキッチュな色調の壁に描かれた富士山。
それ以外って,どんなのが有るのだろう・・・と思ってくぐると・・・

http://daily-akb48.com/topics/2157
http://www.frontale.co.jp/f_spot/1shot_diary/2011/shot_183.html
http://blogs.yahoo.co.jp/fiat500f300/36365053.html


特に2つ目と3つ目は勘弁して欲しい・・・。
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