連チャンで「鉄」根多いきます・・・
3月,と言えば,JRのダイヤ改正である。
したがって,必然的に時刻表(JTBに限る)を買うことになる。
ところが,由々しき事態が発生した。
何と,455系交直両用急行型電車(画像は我が町)が引退・・・。
絶句だった・・・。
考えてみたら,おぞましきオールロングシートの701系,最寄りの空港へのアクセス鉄道でも使用しているE721系,そして個人的に一番乗る機会が多い718系(2人がけシートが結構おいしい・・・謎)等々,ここ10数年で多くの新型車両が我が町近辺にも投入されてきた。
初登場から40年以上も経過した今,遂に最後まで残っていた常磐線からも来月のダイヤ改正で姿を消すことになってしまった・・・。
思えば,新幹線開通までは,455系・457系は東北の華だった。
王者の貫禄を見せていたのが電車寝台特急の583系だとすると,455系はさながら女王の風格があった。
そして,東北新幹線が上野まで延伸された1985(昭和60)年までは,455系の天下であった。
「まつしま」(上野-仙台),「あづま」(上野-福島:2号は夜行で福島-仙台間は各停),「くりこま」(仙台-青森),「いわて」(上野-盛岡),「ときわ」(上野-平・原町・仙台),「あぶくま」(白河-盛岡),「仙山」(仙台-山形),「もりおか」(上野-盛岡:常磐線経由)・・・等,今思い付くだけでも70~80年代は,これだけの455・457系の急行が走っていたのだ(多分,学生時代までに全部乗った筈である)。
初乗りは,小学校5年の時の「仙山」だった。
初の電車急行乗車でもあったが,とにかく美麗な室内に驚いたものだった。
ブルーのモケット地のシートが眩かったし,背もたれ上部に付けられた手摺りは四角く,斬新に見えた。
また,何と言っても冷房が効いていることが驚異だった。
それまでは,夏など窓全開で天井の扇風機が回っているのが列車の常識だった故,心底驚いたものである。
そして,その窓は上下に二分割され,それぞれスライドさせて開閉することができた。
これも,それまで乗ったDC急行キハ28・58系には無いものだった・・・。
その後,上記新幹線開通や新型車両登場を受けてアコモデーション等の改造を受け,塗色を変え,南東北の各駅停車の担い手となっていたのだが,時は無情である。
またしても,昭和を代表する風物が一つ消える・・・。
我が家の近くを通るJR仙山線から455系が消えて6年になるが,遂に孤塁を守っていた常磐線からも姿を消す。
来月22,23日にお別れ列車が走るそうだが,どうしよう・・・。
行ってみようか・・・。
去年のくりはら田園鉄道の最後にも立ち会えなかったし・・・。
取り敢えず,こちらを見て往時を偲んで・・・。
いずれ全部玄米になるんでしょう・・・。
でも,痩せるんかな,俺・・・。