最近衝動買いが増えている・・・。
ま,以前のようにCDとかLD(死語か?)とかVTRテープであるとか(VHS,β,Hi8)月に2万円程ソフトに金をかけていたこともあったが(当然独身の頃だ),最近はオークションでちまちまとお宝物に手を出している程度なので,まあ許容範囲かと・・・。
外で飲むこともめっきり減ったし・・・。 日本ではこうした趣味を総称して『鉄』ということばで表し,典型的なオタクと思われているようだし,残念ながら『鉄』に圧倒的市民権はなく地下活動を余儀なくされている部分もなきにしもあらずだが,欧州では鉄道模型は趣味の王様と呼ばれ,1ランク上の趣味と言われているらしい(本当か?)。
そう言えば元F1ドライバーで,256戦出場という不世出の大記録を持ち『鉄人』と呼ばれたリカルド・パトレーゼ(伊)も趣味は鉄道模型で,文字通りの『鉄人』だったようだ。
きっと,私なんか一生縁がないであろうメルクリン製のIゲージでも手に取りながら,悦に入っていることだろう。
で,ついつい買ってしまったのは,今となっては懐かしき165系急行型直流電車(通称東海型)である。
塗装は勿論橙と濃緑のツートン。
所謂湘南カラーと呼ばれたもので,往年の東北線・東海道線・横須賀線等の電車は長い間この塗装だった。
東北本線を南下すると,栃木県北部の黒磯で交流から直流への電源変換が行われる。
したがって,黒磯駅で湘南カラーの電車を見ると,都会に来た感覚を味わったものだった。
但し,165系が活躍したのは,上越・信越・中央といった関東から中部地方だった。
新幹線が開通以前は,甲信越地方は急行列車が百花繚乱の様相を呈していた。
「信州」,「軽井沢」,「志賀」,「草津」,「きそ」,「伊那」,「妙高」,「つがいけ(栂池)」,「天竜」,「アルプス」,「富士川」,「身延」・・・と旅情を感じさせる愛称を思いつくままに挙げてもざっとこれだけある。
あとは,名古屋-新潟間の「赤倉」もキハ28+58系気動車だったが(キハ65の時も?),末期は165系になった筈だ。
因みに,長野新幹線開通で廃止となった信越本線横川-軽井沢間の碓氷峠は,あまりの急勾配のため補機としてEF64型電気機関車が先頭で電車を引っ張ったが,この協調運転型を確か169系といった。
・・・と,何の役にも立たぬ『鉄』根多をかましてしまったが,国鉄が分割民営化されJRとなって20年がたとうとしている。
かつてを知るものとしては,旧国鉄色を残した車両が次々と失われていくことが残念でならない。
かつて『鉄』の友人から,この栄えある165系の1号車が新潟駅に置いてあったという話を聞いたが,その後どうなったのだろう・・・。
・・・と,目の前の車両を見ながら,今宵も懐旧の念に溜息をつくのであった・・・。
私の場合、電車の色は「黄色、黄緑、水色、オレンジ、茶色」という印象が残ってます。だから、今のJRの列車の色は、個人的にどれも「なんか地下鉄みたいだな」という印象を受けます。シルバーがメインの車体色だからでしょうかね?
あ、そうだ。「青」という色もありました。まさしく「ブルートレイン」
信越本線というと、EF58の重連なんかもあったと記憶してます(かなりレアな話ですね)。EF64よりもスタイルが良いのだけど、なによりもあのチョコレートカラーが好きでした。
今の車両は,どれもステンレスカラーで画一化され面白くないですね。
このカラーリングも過去のものとなったということに,時の流れを感じざるを得ません。
かろうじて,東海道線や横須賀線の車両(つまり湘南電車)の帯にこの2色が使われているようですね。
高崎から大洗まで(多分終点は水戸か勝田?)とは両毛線・水戸線全線乗りつぶし列車ですね。
両毛線は近郊区間用の115系が主流だったと思われますが,165系の運用も有ったのでしょうね。
EF58の重連とは豪快だったでしょうね。
チョコレートカラーのデッキ付きのやつ(前期型)もクラシカルで何とも言えませんが,ドイツスタイルの2面窓の後期タイプも捨てがたい魅力があります。
・・・と書いているPC隣の書架の棚には有井製のHOスケールのEF66が鎮座していたりします・・・(走るんだな,これが・・・)。
鉄道模型は子供の頃、兄貴が相当集めていたので、なんだか懐かしいです。
貨物車もかなりあったりしました。
私も、昔の特急列車が好きでしたねぇ~。型は分からないけど、赤とクリーム色の鼻の出てる形のが…。
あのたくさんの模型は今どうなってるのかなぁ~兄貴は今も持ってるんだろうか…。
そう言えば昨日は「鉄道の日」でした。
毎年書こうとして果たせない根多です。
私なんかは「鉄道記念日」と言った方がぴんと来るんですけど・・・。
空港アクセス鉄道は完成が待たれますね。
地下鉄環状線は我々とは関係なさそうですし,東西線も恩恵無し・・・。
お忙しい折のご訪問,本当に嬉しく思います。
私が子どもの頃,鉄道模型は予算的にも場所的にも高嶺の花でした。
当時集めていらしたお兄様が羨ましい限りです。
仰る車両は旧国鉄のボンネット型特急ですね。
あの国鉄オリジナルのカラーリングは見られなくなって久しいです。
今の車両はオリジナリティーに富んではいる者の多くて覚えきれません。
最近歴史根多切れかもしれません。
超特濃エントリをしたいのですけど・・・。
でもって「功名が辻」はやっと小牧・長久手までです・・・(ほぼ三ヶ月遅れ)。
私もまた伺わせていただきます。
エントリを楽しみにしてますので・・・。