koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

こんなことで良いのか・・・

2013年07月01日 21時44分09秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

一昨日,久々に下の子の授業参観に行った。
今までは平日に行われていたので,なかなか行くことができなかったのだが,土曜日ということで,ようやく行くことができた。
道徳の授業をやっていて,若い担任の先生が何とか子どもたちの考えを引き出そうと頑張っていて,なかなか微笑ましい光景だった。
物怖じせず,堂々と自分の考えを述べる子,普段はもっと活発と思われたが,今日は親の前でちょいとよそ行きな子,話すことは苦手なようだが,何とか自分の頭の中を整理して必死で発表を試みている子・・・等々,一生懸命な姿を見ることができたというのは,結構貴重な体験だったと思う。


問題なのは,周囲で参観している親である。
たまたま私は知り合いに会わなかったので,黙って参観していたのだが,近所なので顔見知り同士が多いせいか,とにかく親同士の私語が多くて,じっくりと子どもの発表・発言を聞くことができなかった。
教室と廊下の境のない,所謂オープンスペースの構造なので,隣のクラスからの私語もよく聞こえてくる・・・。
子どもは授業中私語厳禁である。
なのに,親が喋るとは何事だろうか・・・。
否,確かに挨拶を交わすのは当然だろうが,何で参観中に談笑しなくてはならないのだ。迷惑以外の何者でもなかろう・・・。
授業が終わり,帰りの会が始まると,親同士の私語は一層ヒートアップした。
子どもの発表する声は完全にかきけされ,いたたまれなくなった私は一度外に出た。
そこで,子どもがいつもお世話になっている家の方と会ったので,挨拶を交わした。
そう,喋るなら外に出れば良いのである・・・。


授業が終わって放課となった子どもと帰る途中,何とも複雑な気持ちとなったことは言うまでもない。
授業参観とは,子どもの様子を静かに見る行事だ。
少なくとも,親同士のコミュニケーションの場では無いはずだ。
釈然としないものを残しながら帰途についた私の足取りは,週末なのに軽くはなかった・・・。


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