5年という歳月の残酷

それは、日程君の障がいの会の

ブログがきっかけだった。

毎年春に登山をするのだ

その登山の報告感想の記事

写真がいっぱい

楽しそう・・・・

「私も行きたかったな」

病気になる前は

ガーダンと日程君と3人で参加していた。

最初は大変だったけど

毎年少しずつ成長が感じられた。

楽しかったのに

この5年私達にはそれが出来なかった。

5年の間にいろいろな行事があった。

サマースクール

秋の登山

うどん作り

スキー合宿

それのどれにも

参加できなかった。

一番かわいい時期に

日程君との思い出がない

夢の中で泣き叫んでいた

「私の5年間を返してよー」

目が覚めてからも

泣いた、泣き叫んだ。

5年という歳月は戻ってこない

5年間だけでも返して欲しい

障がいの会の行事のお知らせも

ブログも報告のおたよりも

今の私にはいらない

だから、ブログは削除した。

もう障がいの会は私には

必要がないものなのかもしれない

講演会のお知らせも

勉強会のお知らせも

もう私にとって過去のもの

いまさら・・・遅い

自分の気持ちに素直になったら

出てくる出てくるザックザク

これからもまだまだ出てくるきっと

5年の歳月は残酷な現実だった

それを思い知らされた。

これからも参加はできないし

参加もしない

だって、治らないもの

私の病気・・・・

体力も年々落ちていく

子どもは成長していく

そのスピードに追いつけない

日程君は、日程君の道を行く

私も、私の道を行く

時間は戻らない

過去はもう来ない

諦めがつくまで一騒ぎ

続くよきっと（＾＾；