がぶろぐ

非運動系のボーダーコリー「がぶ」。
小柄で巻き毛でビビリだけど、リッパな家庭犬目指して頑張ります!

届かない・・・でも

2009-01-24 23:30:51 | Weblog
改めて記事にするかどうか、大変迷ったのですが、
やはり事実をお伝えしたほうがいいと思いましたので、
書かせていただきます。

先日ご報告させていただいた、迷いイヌの件。
実はあの後、新しい家族の話はなくなってしまったそうです。

ただただ、残念な気持ちでいっぱいです。



世の中にはこういった、救われない命はたくさんあります。

ほんの少し関わっただけでも、こんな切ない想いをするのですから、
保護してくださった方や、
新しい家族を一生懸命さがしてくださった方々の心の痛みは、
相当なものだったに違いありません。



引き取る予定だった方にも、理由があったんだと思います。

誰を責めるわけでもありません。

迫りくる鉄格子に追いやられ、
最後の光景に待ち続けた家族が入ることのないまま、
二度と醒めない、深い眠りについていったのかと思うと、

そんな境遇のコがこれ以上増えないことを祈るばかりです。



ただ、今回関わりをもったことを後悔はしていません。

たとえ無責任と思われても、
何もしないよりはよかったと思っています。

自分のチカラのなさを嘆くより、
ほんの少しでも可能性が増えると信じたい。



ひとつでも多くの幸せな寝顔が増えることを願って。



ちょっと古いですが、「いぬえいが」をご存知でしょうか。

その中の「a dog's life」というエピソードがとても深く心に残っています。
アニメーションの2部構成で、いずれも2~3分の作品ですが、
見方によってはとても深い内容だと思います。

機会があったら、ぜひご覧ください。
(ちなみに「光~大切にするべきはその手~」で検索すると、大手動画サイトで見れるそうです。)


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素敵なこと (ふう)
2009-01-25 00:43:29
がぶつかいさんのやられていることは
とても素敵なことだと思います
世の中、見て見ぬふりをする人が多い中
こうしてブログに情報を載せれば
誰かが目にとめて、飼い主さんのところに
戻ることが出来たり、または、里親さんが
見つかることだってあります
私はブログをやってないので
偉そうなことを言える立場ではありませんが
これからも、可哀そうなワンコの為に
続けてあげて下さい

本当に、このがぶ君のような無邪気な寝顔が
沢山増えるように願ってます

今、うちの楓も、ケージの中で
のほほーんと寝てます
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Unknown (YOUMI)
2009-01-25 07:28:04
わんちゃんの件、見ないふりをした方が良いと思うことたくさんありますよね。あえて触れたくなかった話題だと思いますが書いて下さったことで悲しいけれど無くしてはいけない大切なものが皆さんに伝わったと思います。ありがとうございました。動画みましたよ。感動はもちろんですが私自身の心にも躾の再確認って感じで・・・うまく言えないけど新鮮な気持ちになれまました。
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こんにちは (ゴーシュ)
2009-01-25 09:06:21
今回の事は何てコメントしたらいいのか、
言葉が見つかりません・・・
イヌを捨てた人間への、怒り、悲しみ、無力な自分・・・
ただ一つだけ言えるとしたら、イヌは飼い主を
選べない、イヌを捨てることは、殺すこと、
悲しいけれど、これが現実だと思います。
僕の持ってる本にこんな文章がありました。
「何の代償も求めず、あなたに従うことに
喜びを見出し、いつも待ち続けている、
私達は愚かで、ちっぽけな生き物です
あなたがいなければ・・・生きられないのです
だから、捨てるなら、いっそ殺してください
殺す位なら飼わないでください、
私達は
一度でも飼われたら、生涯、あなたを愛し続けていかなければならないのですから・・・」
少しこの言葉は極端かもしれませんが、
イヌを飼ってる人間として、最後までイヌを愛し続けなければと思いました。
がぶつかいさん、今回の事は残念でしたが
ブログでの紹介続けてくださいね。
救われる命が絶対にあると思いますから!!
長くなってしまいました。すいません、

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救える命 (littlepan)
2009-01-25 12:18:36
「救える命」がそこにある時、行動に移せるか?
難しい問題ですね・・・・。

生き物を飼う責任の重さを十分に理解することのできる人と出来ない人の差は何なんでしょう・・・。

飼いたくても飼い続けられない理由がある人もいるでしょうし・・・・。

最後は個々の道徳心やモラルの問題に行き着くのでしょう・・・。


でも、おっしゃるとおり同じ犬を飼うものとして悲しい現実への直面は辛いですね。
そんな境遇の犬達が少しでも少なくなることを祈るだけです。
眼を背けず向き合ったがぶつかいさんはエライと思いますよ!

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何度読んでも (ジャネット999)
2009-01-25 14:52:43

悲しい現実ですね

朝 一度読んで なんてコメントしてよいかわからず 涙がでるばかり

で やっぱりコメントしようと また読んで また涙がでてしまいます。

どうか なくなってしまった命も 生きている命も 幸せでありますようにと 祈らせていただきます。

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Unknown (蓮のとおちゃん)
2009-01-25 21:16:44
我が家の柚子ばぁが 迷い犬で保護され寸前で我が家で引き取る という経路でやってきたものですから他人事とは思えない話なのですが、
前の飼い主はいったいどうしたんだって思えてなりません。
必死に探していたのかどうか・・いろいろ考えると腹立たしくなってしまいます。
ワンコに責任はありません。
ただし、飼い主には最後まで看取ってやる責任があります。責任取れないなら最初っから飼うな(特に最近は安易に飼って捨てるとか多すぎます)といいたいです。

ちなみに蓮も 前飼い主が飼いきれないとの理由で我が家にやってきました。
返信する
ふうさんへ (がぶつかい)
2009-01-25 23:07:05
今日、偶然近所で数日前に迷いイヌを引き取ったという方に会いました。
本当に頭の下がる思いです。
なかなかできることではないと思うんです。
ぼくがしてること、できることって、
ほんとに小さいなことです。
でも、すこしでもプラスの要素があるなら、
意味はあるのかなぁと思っています。

そうですね。
ここを見てくださっている皆さんと一緒に暮らしているイヌたちと、
同じような幸せな寝顔がたくさん増えるといいなぁと思います。
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YOUMIさんへ (がぶつかい)
2009-01-25 23:45:42
そうですね。
傷つきたくない、責任を取りたくない、
と思うとやはり関わりたくないですよね。
今回のことも、どうしようか非常に迷いましたが、書くことにしました。
本当はここをみてくださっている方々に、
あえて僕が伝えることなんてないんでしょうね。
でも、改めて考える機会になれたらいいなぁと思います。
動画は今のペット産業の商業主義に対する風刺のようにも取れます。
とはいえ、うちもペットショップから連れてきたので、大きなことは言えません。
今日の新聞で、ヒトの死をヒトと同じように悼み悲しむ犬の話しが出てました。
少なくとも、売る側も飼う側も「動物はモノではなく、命があり、心がある」ことを忘れないで欲しいと思います。
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ゴーシュさんへ (がぶつかい)
2009-01-25 23:57:56
こういう問題って、実はとても難しいと思うのですが、
そうですね。
動物を飼う時は、そのくらいの覚悟をもって欲しいということですよね。
「犬の十戒」とある意味共通する部分もありますよね。
犬に限らず、動物を飼うということは、
他では得がたい大きな喜びがありますが、
それと同じだけの責任が伴うということを理解しなくてはいけませんね。

今の僕にできることは、本当に小さなことです。
ブログでも紹介も、本来そのためだけのものではありませんし、
全ての迷い犬を載せられるわけでもありません。
でも何かのきっかけになれたらいいなぁと思います。
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littlepanさんへ (がぶつかい)
2009-01-26 00:10:12
そうですね。
本当は今までだってこういうことは続いてきたんです。
そしてそのことも知ってはいたんです。
でも今回ほんの少しでも関わることで、
とても身近なことに感じられ、
まさに「救える(可能性がある)命」がそこにありました。
結局救うことはできませんでしたが、
いろいろと考えるきっかけにはなりました。

そうなんです。
それぞれみんな、理由はあるんだと思うんです。
だからといって許されることではないんだとおもうのですが、
何も知らずに批判することも、僕にはできないような気がします。
とにかく救える命は救いたい。
不幸な命は増えてほしくない。
そう思っています。
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