「 柿、りんご、梨の3種類のくだものが売られている店で、A、B、C の3人が買い物をしました。
柿は全部で15個あり、A が全部買いました。りんごは全部で26個あり、Aが18個、B が8個買いました。梨は3人とも買い、B は9個買いました。梨は1個300円で、B が梨を買うのに使った金額は、柿全部の代金より150円少なくなりました。次の問いに答えなさい。
柿は全部で15個あり、A が全部買いました。りんごは全部で26個あり、Aが18個、B が8個買いました。梨は3人とも買い、B は9個買いました。梨は1個300円で、B が梨を買うのに使った金額は、柿全部の代金より150円少なくなりました。次の問いに答えなさい。
(1)柿1個の値段はいくらですか。
(2)りんご全部の代金と、B が買い物に使った金額の比は13:10でした。
(ア)りんご1個の値段はいくらですか。
(イ)3人が買った梨全部の代金と、A が買い物に使った金額は同じでした。C が買った梨は何個ですか。 」 2009
(ア)りんご1個の値段はいくらですか。
(イ)3人が買った梨全部の代金と、A が買い物に使った金額は同じでした。C が買った梨は何個ですか。 」 2009
メモ:
① 柿は15個。A が全て購入
② リンゴは26個。A が18個、B が8個購入、。
③ 梨は A B C が購入、うち B は9個購入。購入した梨の値段は1個300円。
④ つまり、B は2700円分の梨を購入した。
⑤ この2700円は、15個の柿より150円少なかった。
⑥ とすると、15個の柿の値段は2850円であり、柿1個の値段は、190円。
(1)メモ ⑥ より、柿は1個190円(答え)
(2)(ア)
追加メモ:
⑦ りんご全部の代金と、B が買い物に使った金額の比は13:10でした。
② および ⑦ について、機械的に、りんご1個の値段を X 円とすると、
26X : (8X +2700) = 13 : 10 が成り立ち
260X = 104X + 2700 × 13 となり
156X = 2700 × 13
X = 2700 × 13/156
X = 2700/12
X = 900/4
X = 225
りんごは1個225円(答え)
(イ)ここまでを適当に整理すると、
① と ⑥ より、1個190円の柿かけることの15個は、2850円。すべて A が購入済み。
② と(ア)より、A のりんごの購入額は225円かけることの18個なので4050円。
④ B が購入した梨の金額は2700円。
上記をふまえ、A が購入した梨の数を A 個、C の購入した梨の数を C 個とすると、
3人が買った梨全部の代金は、300A + 2700 + 300C となり、
A が買い物に使った金額は、300A + 2850 + 4050となる。
3人が買った梨全部の代金と A が買い物に使った金額は等しいということなので、
300A + 2700 + 300C = 300A + 2850 + 4050 が成り立つ(しかも、見るからに両辺の300A はうまく消せそう)
とすると、
2700 + 300C = 6900
300C = 4200
C = 14
C が買った梨は14個(答え)
話がややこしそうなだけで、キチッと事情を整理さえできれば、難しいものではない。簡単やで。だが、確かに、相手の話をちゃんときいて、事情を自分の中で理解し整理することはなかなか難しいことかも知れない。大人になったからといってそれだけでいきなりできることではないはずだ。できることもあるかも知れないが、それを子供のときから習慣づけられた者が考えるよりは、より難しく感じることだろう。間違いない。