あったな。そういう話が。五千人に分け与えたと。イエスさまが。
アンデレが「この子が5個のパンと2匹の魚を持ってます。」といって、ある5歳の少年を連れてきた。
アンデレ 「でも、これだけ人がいれば到底足りそうにありませんね。」
イエスさま「愚か者。ドレドレ、私にかしてみなさい。」
といって、5個のパンと2匹の魚を5千人に足りるよう殖やしたという古代エジプト王ファラオの手品師顔負けの話。
イエスさま「人はパンのみによって在らず。神の言葉によって在る。」
おあつらえ向きの意図貴きキメ台詞だ
無論、イエスさまが殖やしたパンとは、イエスさまが五千の聴衆に言ってきかせた言葉のことである。しかも、12個のバスケットにも余るほどだったという。十二使徒も満ち足りたというオチや。
では、魚とは。ヒントは、くだんの少年を連れてきた者がアンデレであったことだ。二匹の(賢い)魚とは、元漁師のペテロアンデレ兄弟のこと、たとえだったのだ。そして、両者はポピュラーな洗礼名だ。その子は、原本のとおり、他を隔てた祝福を受けるに違いない。クリスチャンは子供を教会に誘致することが好きなもので、これをまさに宣教といおう。
こういうのはなかなか難しいものですよね。
まぁ、これくらいは己で読み解いてこそ、ようやく(オリジナルの)キリスト者(笑)
ところで、カトリックとプロテスタントの関係には、ペテロ(旧教兄)とアンデレ(新教弟)を思い出せばよい。両者は兄弟である。