手仕事しましょう♪

子どもを取り巻く生活、遊びにかかわる手仕事をしてみたい、作ってみたい大人を応援する手仕事講師のブログ

終にこの日が来ました 謝恩会その1-紅花編-

2006-03-10 22:59:11 | 紅花日記
子どもたちと染めた紅花のコースターは長く日の当たらないところにしまわれて
この日を待っていました。
卒業対策委員の皆さんが、切った桜の花と一緒にコースターを一つ一つ貼り付けて
謝恩会会場である体育館の両開きの扉に飾られました。

  

1年間の出来事が光の輝きのように思い出されます。
紅花を蒔いたときの心配。何度も強風に倒れそうになり、支柱を立てたこと。
暑さに乾く土に何度も水を撒いたこと。
花の摘み取り、紅餅作り・・・
子どもたちの想像力豊かな染めの作業。

途中、妹の死や母の入院、痴呆の介護など私生活では本当に様々な出来事が
ありました。もし本当にそれだけの毎日だったなら、これほどまでにがんばれた
かどうかわかりません。
植物を育て、子どもたちに関わることで大きな力を貰いました。

やってよかったと、本当に思います。
親たちの子どもに向かう無限のエネルギー、束になってしまえば本当にわずか
な力で出来てしまう。その体験はちょっとした波乗りのように感じます。

いつもいつも、教えるつもりが救われて、子どもたちの笑顔に励まされてしまいます。





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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした (吉野)
2006-03-12 13:18:27
なんてキレイな桜の花木なんでしょう!ピカピカに輝いていますよ。

このコースターは、子供たちの心にも印象的に刻まれることでしょうね。

やりがいのある活動です。長いスタンスでの藍と紅花染めは、そこに流れている手をかけた時間にこそ、重要な意味があるような気がします。

出来上がった染めものは、その成果なのですね~。

素敵な活動のyuyu講師さん、お疲れ様でした。
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お疲れ様でした (紅君)
2006-03-12 21:18:53
 謝恩会の子供たちの輝く笑顔が見えるようです。

すばらしい取り組みをなされましたね。

 子供たちの成長する時間と一緒に携われるなんて、最高のPTA冥利ですよ♪

 大変だけど、一番美味しいかも知れません♪…ポクッ



 紅君も謝恩会には思い入れがあります。

謝恩会は『華美なので辞めてほしい』という学校を説得して、子供たちと学校・父兄の三者で行う「卒業を祝う会」を開催して、それぞれの出し物でミニ学芸会風に楽しく出来たことは、今でも話題に上ります。

 そして、そのころのPTAの人たちは皆友達ですし、子供たちも大人になっても挨拶してくれています。



 Yさん、まだまだPTA活動がんばってください~♪

 



 
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吉野さん (misuk)
2006-03-13 01:53:54
ご来訪ありがとうございます。

子どもたちにかかわって思うのは、この子たちの体験のすべてがこの後の将来の血肉なのだと言うことです。



たとえ忘れてしまっても、細胞のどこかに残って消えない。体験とはそういうものですね。

だからこそ、美しい!とか面白い!とか

なるほど!という感情や知性の揺り動かしに

協力できるようになれたらうれしいです。



そのためには沢山手足を動かしてものを作ること、それが一番です。

yosinoさんの和菓子体験を拝見するといつも

自分の活動にも振り返りがあり、この1年とても励まされました。



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紅君さん (misuk)
2006-03-13 01:56:16
本当にお世話になりました。感謝一杯です。

PTAの先輩紅君さんのように、私もこちらで

自分の出来ることをやっていこうと思います。



これでこの小学校とは本当にお別れですが、

要請があればまたいつでもお手伝いに参上

するつもりです!







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子供たちへ。 子供たちから。 (sungsa)
2006-03-13 23:38:06
>たとえ忘れてしまっても、細胞のどこかに残って消えない。体験とはそういうものですね。



そうなんですよね。

よい体験ってそうゆう、言葉にしにくい

まるごとの、皮膚感覚で受け止めるもの

ですよね。



子供たちの手による

紅花のいろんな花が咲きましたね。



植物を育て、その恵みをいただく

ありふれているようで

実はこの時代に得難い体験。

その結実まで、準備段階から関わってこられた

misukさんを始め皆さん、お疲れ様でした。



子供たちへ。 子供たちから。

与え、与えられすることって素晴らしいと

改めて思いました。

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sungsaさん (misuk)
2006-03-13 23:43:45
ありがとうございます。

これは有形無形に色んな相手との相互コミュニケーションというのでしょうか。

大切なものがやり取りされて、後は私たちがやがて結実する植物の可能性を信じるように子どもたちの成長を待つだけなんだと思うんです。



harimaniaさんのような生活を進んで望むような未来が来て欲しい。とちょっと願ってしまう私です。

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気持ちがあたたかくなりました。 (Y)
2006-04-04 01:10:03
ご無沙汰でした。今日K先生に言われるまでうっかり覗くのを忘れていました。ごめんなさいね。お礼が遅くなって。全力投球した謝恩会が無事に終わり、ホッとしました。あんなにあたたかい気持ちになれたのもみなさまのご協力のおかげです。そして、染物のおかげで、幅が広がりました。本当にありがとうございました。謝恩会の桜の木・藍染めのパッチワーク・保護者の出し物は私にとって忘れられない宝物になりました!
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Yさん (misuk)
2006-04-04 23:09:43
どういたしましてー

もうすぐ入学式ですね。あっという間の春休みです。

Yさんのおかげで謝恩会だけでなく、本当にいろんなことが

知らぬ間にフォローされていてみんなどんなにか助かっていた

と思います。

感謝一杯です。
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