忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

我らの手長マン!ぴゅぴゅ~~

2009年07月21日 | 過去記事
■2009/07/21 (火) 我らの手長マン!ぴゅぴゅ~~ 1

2度寝して起きると――――

妻が朝からプンスカ機嫌が悪い。

おそらく、祝日だから映画館も込んでるし、道も込んでるし・・・どこにも出かけない予定だったから、おもしろくないっっ!!ということで怒ってるんだろう。あとで「トルコアイス」でも作ってやればなんとかなると思うのだが、なにか他にも原因があるのだろうか。まさか、アレがバレたとでもいうのか?いや、マテ。もしくはアレが、実のところはソレだったと見抜かれたのか?ま、叩けば埃は出ないが汗が飛び散る今日この頃、ちょっと話しかけて見ましょう。なんの、かれこれ14年。扱い方はお手のものでおます。

ど、どーしたんだい?

妻:「おとしゃんが借金600万円もして、取立て屋の怖い人が2人できてな、おとしゃんが、そんなこと内緒でやってたっていうのがショックやし、んで、ソリから(それから)、何に使ったんかわからんし、」

ちょ、ちょっとマッテ。

妻:「ベランダから下見たら、その2人がずっと見張っててな、おとしゃんが“カーテン閉めなさい!”とか言うからな、んでな、ゴリラ雷雨が来て、洗濯もな、」

ちょ、ちょっとマッテみようか。

そのとき、「手長マン」はどうしてるのか?

妻:「・・・!!手長マン!!ぴゅ~~~ぴゅ~~~!!」

せ、説明しよう。

先ず、「ゴリラ雷雨」というのは、もう、お気づきだろうが「ゲリラ豪雨」と間違えているのである。明らかにもう、生まれ育った森林を追われた野生のゴリラが怒り狂い、怒涛のドラミングを打ち鳴らすと、なんとみるみる雨雲が集まり、稲妻を伴った暴風雨が村襲う・・・という映像が頭の中で繰り広がる。その後のストーリーも、主人公の生物学者である「リサ」や天候を操るとされる伝説のゴリラ「ウー」などのドラマティックな展開、あるいは自然と向き合う人間の姿、「ウー」は人間が嫌いなんじゃない、自然が好きなだけなんだ。「リサ」にだけは心を開き始める「ウー」であったが、この異常気象が「ウー」の仕業であると突き止めた軍隊が迫る。人間か、自然か、そのとき「麻生おろし」は!!

「2」へ

■2009/07/21 (火) 我らの手長マン!ぴゅぴゅ~~ 2

つまるところ、なんと、“夢”なのである。妻の「夢の中」で起こったことで、リアル世界の住人である私を責めるのである。これほど、相手にお任せな評価があるだろうか。これほどの理不尽は存在するのだろうか。ンなもん、私はまったく関係が無いじゃないかと嘆く前に、私は抗う時間の無駄を知っている。トルコアイスの作り方も知っている。

とりあえず、謝っておくことにする。

ちょっと引っ掛かっていたが、まあ、許してくれた。嗚呼、よかった。

ところで、倅が他人の顔してなんか読んでる。

おい、おまえの母親だろうが。連帯責任とかないのか。それに、さっきから何を・・どうせ、アレだろ、おまえなんか「ファミ通」でも読んでるんだろ。見せてみろ。

・・・・!!

「蝿の王」・・・・。

そ、そういえば、昨日、買い物に行った際に本屋へ立ち寄ったが、おまえ、そんなものを読んでいたのか・・・それ、アレだろ?ええと、飛行機が墜落、最初は無邪気に遊んでいた少年たちだが、徐々に本能に目覚めていき、恐怖と不安に耐えられなくなって・・・仲間内で分裂して・・・争そって・・・あの、なんか・・・アレな話だったような・・・

倅:「だいたい、そんな感じかな??」

おまえ、そんなん自民党じゃないか。また、タイムリーな物語を、だな。なに?考えすぎだぁ?ンなことはない。ただ、秩序と理性を失っていくのは「子供たち」ではないかもしれんがな。いや、問題は、その「子供たち」とは誰のことなのか、ということだな。

「3」へ

■2009/07/21 (火) 我らの手長マン!ぴゅぴゅ~~ 3

――――ともかく、一夜明けると、だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090721-00000042-mai-pol
<迷走続けた「選挙の顔」 首相、遅すぎた決断>

21日の今日は偶然にも「新聞休刊日」であった。麻生さんが解散を決断してからというもの、朝日新聞などの反日マスメディアは社説で記事でお祭り状態だったから、さぞかし、明日の社説に力入れてくるだろう。また、一面社説だったりしてな。おい。

「ついに解散」とか「やっと解散」などとやっているようだ。今日のテレビは見てないが、その前から「○▼解散」などの「解散のネーミング」についてタレントを喋らせていたりと、もう、まったく低レベル、見る価値の無い番組が目立つのでテレビのスイッチは切っていたほうがいい。中でも「バカタロー解散」などと称した扱いは次元が低すぎる。ただの名誉毀損というか、悪口のレベルだ。阿呆らしい。よく恥ずかしくないもんだ。

また、“巷の声”と称して通行人にマイクを向けるアレも相変わらずだ。

「(民主党に)一回、ヤラしてみてもいいんじゃないの?」

と答える主婦などが「最後に」写される。

麻生さんについては、

「無責任」「自己保身」「可哀想」などのオンパレード。スタジオでは「政権交代は確実」「自民の歴史的敗北は必至」と煽りまくり。何が嬉しいのか知らんが、マスコミも民主党と同じく、“なぜ、政権交代ならば国民のためになるのか”の説明が一切無い。

「4」へ

■2009/07/21 (火) 我らの手長マン!ぴゅぴゅ~~ 4

まさしく姑息である。政治的中立などを理由に「民主党も政権担当能力があるのか?」とはやってみせる。「鳩山代表の献金問題はどうなっているのか?」と言ってみせるも、番組の構成から何から、すべからく「民主党寄り」に報道し続けてきたのは明らかなのに、その責任を負うことはありえないスタンスを貫き通す。とりあえず、そのようなマスコミ関係者においては心の底から軽蔑することを禁じえない。明らかに重大な影響力を誇示しながら、公正中立を建前とし、明白な偏向報道を繰り返し繰り返し、日本国民に擦り込んできたのはマスコミである。この期に及んで「民主がコケル」ようなことがあっても、誰一人として、どの局であっても責任を取ることはないのである。

「ダメなら、また、政権交代させればいいんですよww」

今日、テレビから聞こえてきたコメンテータのコメントはこんな台詞であった。コレはテレビで「民主に投票すればいいんですよ」と言っているに等しい。阿呆面さらした街角インタビューで、「とりあえず、一回、サセてみればいいんじゃないでしょうか?」という主婦は、この後、40日間かけて周囲に撒き散らすだろう。「友愛」だの「きずな」だのと耳に優しく頭に柔らかい言葉を繰り返しながら、テレビのスピーカーの代役を務めてくれることだろう。自分たちが住む選挙区において、どの候補がどんなことを言っているのか、などは置いといて、どの政党がどんなマニフェストを出しているのかなど、冷蔵庫の奥に入り込んだ残り物よりも興味は無いが、テレビで聞こえたあのフレーズ、政治に興味があるフリが出来るあの便利なフレーズ、大人として政治くらい知ってるぞと誤魔化せる、あの魔法のフレーズ、

「ともかく政権交代」「ともかく自民党はダメ」

で40日間過ごすことになろう。「漢字の読み間違い」や「カップラーメンの値段」で盛り上がる井戸端のリーダーはテレビをよく見てるんだろう。よく考えると、そのリーダーは専業主婦で、あちこちの市民団体に出入りしているんではないだろうな。そのリーダーはよくお茶を奢ってくれるんじゃないか?昼飯に誘ってくる回数は多くないか?

「5」へ

■2009/07/21 (火) 我らの手長マン!ぴゅぴゅ~~ 5

そして、だ。

「失言」や「読み間違い&言い間違い」、また「ブレた!」とか「誤魔化した!」などと騒ぐのが好きなマスコミは、この度の麻生総理の記者会見にこそ言及して欲しい。どこか「アラ」を探し出し、どうぞ、テレビという電波を使って日本国民に放送して欲しい。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090721mog00m010032000c.html
<麻生首相会見:【詳報その1】「日本を守り、暮らしを守るのはどちらの政党か」>

なんか、ちょっと、また怖くなった。

「リーダーはリーダーの仕事」をしているもんだ。

優秀かどうか、効率的かどうか、成功ばかりか、失敗は無いのか、みんなのことを考えているのか、謙虚に真摯に慎ましく努めているのか・・・・はともかく、ダメなところをあげつらい、責任を全部丸投げして、困った顔したリーダーに唾を吐きかけるような皆の衆には、下を向いて舌を出すリーダーがちょうど良いのかもしれん。

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さあ、思い上がった「生活第一」はこれからだ。

勝ったつもりではしゃぐのは結構だが、大きなブーメランが旋回して向かってきてはいないか?チャンスにコケるのは伝統じゃないか。今回も大いに笑わせてくれるんだろうww



「手長マン」の説明忘れた。

2 コメント

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Unknown (久代千代太郎)
2009-08-01 12:02:29
て、手長マン・・・


それは、


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Unknown (shoen)
2009-07-31 00:34:52
て..手長マンってなにー!?
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