忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

ガチコメ的「2/9報告」

2008年02月24日 | 過去記事
■2008/02/11 (月) ガチコメ的「2/9報告」1

昭和45年。敗戦から25年めにして、作家の三島由紀夫は「戦後レジーム」なるものに対して警鐘を鳴らし、「このままいけば、日本はなくなって、その代わりに無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目のない、或る経済的大国が極東の一角に残るであろう」と予言し、割腹して果てた。

『平和憲法』という欺瞞を危惧し、「与えられる」安全や平和を贋物であると叫んだ三島由紀夫にして、その死の直前における『最悪の予言』ですら、戦後から63年後の2008年、平成20年の日本を取り巻く状況を鑑みるに、「楽観的」であるという皮肉すら思い浮かぶ。

現状の日本は、この三島由紀夫の「最悪の予言」の冒頭、「日本はなくなって~~」の部分と「からっぽの~~」くらいしかあてはまっていないのではないか。どこが「中間色」で、どこを探せば「抜け目がなく」て、だれが「富裕」であるのか。共働きでなければ子供を学校にも行かせられない家庭の数をみるに、これのどこが「経済的大国」であるというのか。そしてもはや、あえて悲観的に、冷笑的に捉えれば、日本は日本として「極東の一角に残る」のか?という疑問さえも投げかけてみたくなる。

メタミドなんとかという農薬などではなく、もっと日本人を内部から殺す種類の「毒」が少しずつ、且つ、大胆に混入したモノが溢れかえり、昨年から「流行」している様々な偽装問題よりも悪質な偽装は放置されるどころか、より積極的に推進されているのが現状である。そして無論、多くの日本民族は「それ」に気付いている。いや、気付いていたのだ。

-
-
-

平成20年2月9日。大阪府八尾市・プリズムホール。

11年ぶりの大雪が降り積もる。

汚名や不名誉は「雪ぐ」と書く。

ご来場くださる方への案内のため、倅と並び立つ近鉄八尾駅前で、それにはっと気付いた私は「寒さとは関係のない」震えがきた。モチベーションが破裂しそうなほど高揚した。

降らせていたのだ。英霊が。

「2」へ

■2008/02/11 (月) ガチコメ的「2/9報告」2

1048名(受付・座席券発行枚数)の来場者の方々は、悪天候をものともせず足を運んでくださり、関西試写会実行委員会・主催者である河内屋蒼湖堂氏の挨拶から、河内国民文化研究会・主宰であられる三宅博八尾市議、衆議院議員・西村眞悟先生、そして日本文化チャンネル桜の代表であり、本作品「南京の真実」の監督・脚本・製作を手掛けられた水島聡監督の上映挨拶を聞き入っておられた。会場は一体となり、「この場にいることの意味」を共有しながら本作品の上映へと進む。

『警備班長』をやらせていただいた私も、途中、本作品を観たい衝動に耐えながらも、これは絶対に無事に終わらせねばならないと決意を新たにした。この場を借りて、気持ちよくも能動的に動いてくれた警備担当者全員に、私自身の段取りの悪さと足りない言葉を謝罪しつつ、感謝を述べたい。合わせて、数十名の志士にも敬意を表したい。

-

日本を貶める悪辣な偽装問題のひとつである「南京大虐殺」。

これは、真実を報道することで民主主義を守るはずのジャーナリズムが、己のイデオロギーを守る用具と化し、憲法問題を論議して結果を待つはずの参院選を「政治と金」や「失言問題」や「年金問題」という矮小化された問題にすり替え、見事に小沢民主党がそれに乗っかったごとく、先人が命がけで護ろうとした、己の国の「誇り」さえも簡単に偽装してしまう勢力が、支那共産党と一緒になって支えてきた最悪の偽装である。

中立公正など、とっくに立ち腐れたマスメディアが垂れ流すデマゴーグは言論テロと化し、日本国を攻撃することに余念がない。だから、日本を護ろうとするモノは、映画であろうが総理大臣であろうが、それらはすべからく「攻撃対象」として自動的に認識される。

周囲は敵だらけである。囲まれているのだ。

(南京事件が)「あった、なかった」と議論しているわけではない。検証しているわけでもないのだ。「あった」という偽装だけが既成事実化しているのである。圧倒的物量の前に苦戦を強いられているのだ。しかしながら、その戦況は変わりつつある。

援軍は声を上げて繋がりだした。

「貴様ら、いい加減にしろ」と怒りの声を上げだした。

「どうでもいい」なんて思わない。「関係ない」など言ってられんのだ。

■2008/02/11 (月) ガチコメ的「2/9報告」3

西村眞悟先生は、挨拶の中でこう述べられた。

「これは既に、戦争である。戦争は続いていたのだ。この中で、この度、水島監督により、「南京の真実」が制作された。これを第一部として全部で三部作となる。この映画の力は、真実に基づいているが故に陸軍部隊百個師団の力に匹敵するであろう。これは、今の我々とかつて生きた先祖と、これから生まれる我々の子孫の為の戦いである。従って、この映画を観るために雪の中を集まった我々は、既にこの戦いの「戦友」である。」

『偽装』を打ち破るには「真実」しかない。

そして「真実」とは、常にひとつなのである。

「事実」を受け入れることは大切だ。そしてそれが「真実」ならば反省もできよう。謝罪もできよう。賠償もできよう。繰り返さぬと決意もしよう。

しかし、「事実」がないのに受け入れるという事は、ただの不誠実なのである。不誠実な者に、いったいどれほどのことができるのか。そこには、どんな意義があるというのか。

そのペラペラの腐りきった『偽装』は、この圧倒的な火力を誇る「南京の真実」の前に殲滅されるであろう。300億円だろうが、なんだろうが、こちらには「熱意」というホンモノの火薬がぎっしりと詰まっているのだ。集まったスタッフをみろ。私の倅も含めて10代の若者もいる。日本の若者は、コンビニで座り込んでいる阿呆ばかりではないのだ。幅広い年代の『戦友』は遅くまで酒飲んで語り合って、笑いあって、歌って、雑魚寝だ(笑)。

-
-

西村眞悟先生の隠れ家的なお店で頂いた明石焼きは格別だった。李登輝前総統も食べにきたという由緒正しき明石焼き(笑)であるらしい。水島監督を虹の親父に紹介してもらった。監督は私と体型が同じだった(笑)。なんで、監督がインカムをつけてウロウロしているのかと、会場でも何度か間違われたらしい。水島監督は、

「お互いに痩せたほうがいいなぁww」

と言われた。私もそう思った。

別の場所でみんなが待っているので、残念ながら中座することになったのであるが、その際の挨拶は「がんばってください」ではなく「がんばりましょう」だった。

そう。

がんばるんばである。
┌|∵|┘   ┌|∵|┘   ┌|∵|┘

■2008/02/11 (月) ガチコメ的「2/9報告」4

-

雄一老さんが段取りしてくださった会館の大部屋でみんなと寝る。朝の7時だったww(もちろん、女性は別室ですよ。2号に探させたが、どこかも分からんし・・ちっ)ところで、朝晩の食事も段取りしてくれていた。お世話になりました。ありがとうございます。ご近所のカラオケ喫茶の方々におかれましても、なにやら、布団まで敷いていただいて・・・いやはや、感謝です。

心地よい疲れと、程好い酔い加減から、2秒ほどで熟睡する。。。。。。。

Zzzzzzzzzzzzzz・・・・・・・・ZZZZZZ・・・・

あ!!

嗚呼!!!

なんか、声のでかい「煎餅」みたいな親父が襲ってくるっっ!!スーツを着た「おかき」みたいなこんがりした親父がぁ!!嗚呼っ!!なんか、怖い顔して「どりゃーどりゃー!!」って言いながらむかってくるよぉ~~こわいよぉ~~たすけてぇ~~~

・・・・・。

『な、なんや・・・夢かいなぁ・・・もう・・・!!』

うなされて起きると、私の横で寝ていたのは虹の親父、河内屋さんだった。

おそらく、虹の親父の鼾は『7万デシペル(音圧・工事現場で100デシペルくらいだったと思う)』を超えるだろう。雪山だったら、確実に雪崩が起きる。ビルに向かって吼えたら、建物の中の「ねずみが全部死んだ」という話も聞いたことがあるような気がしてきた。たしか、睨みを利かせただけで、電線にとまっているスズメがポタポタと落ちるとも・・・

あ!

た、たしか・・・

この日記を、ありがたくも奥様が読んでくれていると・・・・あわわ・・・

お、奥様、おはようございます。いつもお世話になってます。

先日はお会いできて光栄です。お疲れ様でした。
男一匹・久代千代太郎です。

・・・・・。

さて・・・遠くまで逃げるか。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。