忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2008.12.23

2008年12月23日 | 過去記事
本日は今上陛下の75回目の誕生日である。日本国民は陛下のご健勝を慶び、御心労をおかけしないよう日々の国民生活を営みたく思う。▼日本の良心的マスメディア・朝日新聞も天長節にちなんだ記事を配信している。陛下がお寄せになった感想文の一部を抜き出し「働く機会、持ち得ない事態・・・心痛む。」と見出しをつけている。「派遣切りには陛下も心を痛めておられるぞ。」とでも言いたいのだろう。▼同じページのトピックスに「週刊朝日編集長が今年のニュースを鋭く斬る」という特集記事を紹介していた。18日にアップされたトピックスながら、なぜか、今日トップに挙げられている。▼ところで、その「良心的な編集長」といえば「山口一臣氏」のことであるが、有名なのは、あのオーストラリア紙の元東京特派員とやらが書いた「プリンセス・マサコ」の英語版を紹介する内容で、著者とのインタビュー形式で造られた記事が週刊朝日、2006年11月17日号に掲載されたことくらいか。▲「雅子さまを気遣った皇太子殿下が皇室離脱の可能性に言及した!」という不敬極まりない嘘丸出しの捏造記事である。▼無論、宮内庁は「全くの事実無根」として週刊朝日に謝罪文の掲載を求めている。しかし、さすがは朝日新聞。そのルサンチマンは消えてはないということか。▼ところで、その良心的編集長がどのようにニュースを斬るのかと読み進めていたが、猛威をふるった「毒餃子」をして<メタミドホスってきいたとき「痛み止めっす」(イタミドメッス)かと思いましたよ。>と洒落ている。▼なにと“かけた”のかわからなかった私は「イタミドメッス」というものを調べてみた。が、そんなものは存在しなかった。▼すぐに理解できない駄洒落しか思い浮かばんような、とても言葉のプロとは思えない「言葉遊び」しかできない編集長に使われる記者の「痛み」は派遣社員よりも苦痛かもしれない。その痛みは「イタミドメッス」も効かないだろう。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。