忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2008.12.24 [3]

2008年12月24日 | 過去記事
失業したブラジル人が「アミーゴ。困ったときは助け合おう!」と頑張っていると、良心的マスメディア・朝日新聞に紹介されていた。「働けど貧困」という特集を組むほどなら、困って助け合ってる日本人には不自由しないはずだが、なぜだか「アミーゴ」ということだ。▼「困っているなら・・」と、自動車工場を解雇されたというブラジル人を援助する心優しい女性は「厳しい状況に追い込まれて悪事に走らないように支えたい。みんなで分かち合えば辛くない。」という。▼これは差別である。つまり、「ブラジル人は生活に困ると悪事を働く」と言っているに等しい。だから、喰い物と住み家を与えてやっていると。▼日本には32万人のブラジル人労働者がいるらしいが、速やかにこの「アミーゴ」を救い出したほうがいい。利用されている可能性がある。この心優しき女性も調べたほうがいい。▼昔、不良学生は虐めの対象に「大将」とか「番長」と呼んだ。ヤクザも金を巻き上げるときは相手を「社長」と呼ぶことがある。アメリカ映画で「ブラザー」と相手を呼ぶときは油断させるためが多い。あの有名なアニメの虐めっ子キャラも、都合のいいときは「心の友よ」と呼ぶではないか。今後は「アミーゴ」にも気をつけねばならない。無論、「ポンユー」や「チング」は言うまでもない。▼日本人は日本人を「友達」とは呼ばない。どころか、意図的に「悪友」だと紹介したりもする。「愚息」や「具妻」というのも謙虚さの表れ、ビジネスの際における「弊社」や「小社」もそうだ。▲悪意(目的)を隠すために、あるいは要求(難題)を通すために、美辞麗句を持って安心(油断)させる。母親を娘と「わざと」間違えるのはセールスマンだけだ。

2 コメント

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Unknown (久代千代太郎)
2008-12-26 14:32:22
おおぉ、いらっしゃいませ。SIG802様。



コソーリとさるさるも復活させましたww





またのお越しをお待ちしてますです。
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ブログ見やすくなりましたね (SIG802)
2008-12-25 12:08:56
はじめまして、さるさる日記以来の隠れファンです。ブログに引越しされてからは、ブログのテンプレートが濃色になってしまったので読みにくくご無沙汰してしまいました。久しぶりによらせていただきましたらすっきり背景で読みやすく、ガチコメさんの独特の文体を楽しめました。これからも楽しませてください。
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