ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

むさしの湯天然温泉「小さな旅 むさしの湯」

2006年11月23日 | 埼玉の温泉巡り
今日は、祝日で休みなんだけど、曇りがちで寒そうだ。こういう日は、温泉に入るのがいいと思い、午後から出かけることにした。
 第2産業道路を北上し、さいたま市見沼区にあるむさしの湯天然温泉「ちいさな旅 むさしの湯」を目指すことにした。ここは、マミーマート系のスーパ銭湯として営業していたんだけど、地下1,500mからの温泉掘削に成功し、2006年7月12日より温泉利用が出来るようになり、湯量も毎分461リットルと豊富だと聞いていたので、一度訪れてみたいと思っていた。しかし、過去に3度チャレンジして、場所を発見することが出来ず、虚しくあきらめた苦い経験がある。場所もインターネット上の地図で確認して行っているのに、見つからなかったのだ...。
 しかし、今回は南中野の交差点で右折し、300mほど行った右側に発見して、ホッとした。わかってみると、そんなに目立たない建物(2階建)ではないんだけど、一見レストランのように見えてしまうことと、交差点の看板が小さく、一方向しかなくて、見落としてしまったのが、原因のようだった。
 駐車スペースは140台と広く、駐めやすい。玄関を入ると、シューズロッカーがあるんだけど、ボタンを押せばキーが抜き取れるシステムだ。スリッパなしなので、靴下のままで歩いていくと、左手に自販機があり、土日祝の一般入浴料700円也を投入して、券を購入して受付へ出した。レストランなどを利用する時は、再入場券を渡してくれるので、何回でも入浴できるとのことだ。
 廊下を曲がりながら進むと、右手が「石の湯」、左手が「木の湯」と分かれるが、日替わりで男女入れ替わるシステムで、奇数日は男性が「石の湯」となっていたので、右の方ののれんを潜った。
 脱衣場のロッカーはコイン式で100円の投入(後で戻ってくる)が必要だった。服をぬぐと内湯スペースへと入って行ったんだけど、「ジェットバス(温湯)」、「ジャグジー(あつ湯)」、「水風呂」、「腰掛け湯」とあるものの、温泉は使われていない。しかし、「ドライサウナ」も利用することが出来る。
 ドアを開けて、露天風呂スペースへ出ると、メインの石で出来た「龍神の湯」と「神酒(みき)の壺湯」3つがあり、いずれも温泉が使われている。源泉名は宮の湯で、源泉温度35.8℃、pH7.3のナトリウム-塩化物泉(中性・高張性・温泉)、源泉温度がやや低いので、加熱循環されているようだが、一部溢れだしてもいたので、半循環といった感じか...。また、スチームサウナ「赤釜」も併設されている。

 「小さな旅 むさしの湯」の露天風呂と壺湯

 お湯はやや茶褐色に濁り、浴感は悪くない。なめると塩分味も感じられるが、高張泉としては、ややうすい気もし、鉄分などと共に一部濾過されているものと思われる。とても良い湯だと思うので、願わくば、加熱循環濾過無しの掛け流しに入ってみたいものだと思う。ぬるくても、小さくても良いからそんな浴槽も一つ造ってもらえないものだろうか...。
 最近出来た日帰り温泉としては、コンパクトだとは思うが、泉質も良かったので、じっくり浸かって、リラックスすることが出来た。
 別料金(1回400円)で入れるヒーリングサウナ(岩盤浴)「四季の小径」もあり、2階にはお食事処「峠茶屋」、ソフト整体「ほぐしやぐりん」、「お休み処」なども併設されているので、いろいろと利用しながら、1日をのんびり過ごすのも良いかも知れない。
 じっくりと温泉を味わった後は、再び第2産業道路に出て、戻っていった。

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