ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

甲州・信州旅行①

2015年04月30日 | 旅行
ゴールデンウィークに愛知県の実家に帰省する折りに、甲州と信州を通り、城跡や遺跡などを巡って、途中どこかの温泉にでも泊まっていこうと思い立った。
 そこで、木曜日定例の弓道の練習を午前中に2時間ほどしてから、車で旅立つことにした。
 まず、国道17号線バイパスに出て、戸田橋を越え、環八を経由してから、国道20号線(甲州街道)に出て、下道で西へ向かった。途中、日野市内のすき家で昼食を取ったが、近くに土方歳三の資料館があると案内があったので、探してみたが休館日だった。仕方がないので、そのまま進み、八王子市街を通過して、大垂水峠を越え、「小原の郷」という休憩施設でトイレ休憩を取った。近くに、小原宿本陣跡があるとのことで、関連資料が展示してあったので、ちょっと見学した。
 休憩後も、国道20号線を西進し、山梨県内へと入り、大月市域を通過して、笹子トンネルを抜けて、甲府盆地へ至った。
 石和の温泉街を過ぎてから、国道を離れて、甲府市街へと進んでいった。甲府駅前通りを通って、県庁前に至り、甲府城跡を見学することにし、外周を回ったが、公共の駐車場が見つからなかったので、やむを得ず近くのコインパーキングに車を入れた。
 甲府城は、安土桃山時代に徳川家康の命によって、築城されたものらしいが、その後整備拡張されて、江戸時代には、徳川綱重(家光の三男)、徳川綱豊(綱重嫡男)、柳沢吉保、柳沢吉里(吉保嫡男)と親藩や有力大名の居城となってきた。その後、1724年(享保9)以後は、甲斐一国が幕府領となって、甲府勤番の設置され、その後城代が置かれるようになって、明治維新を迎えたとのことだ。廃城となって、建物は壊されて、さらに、中央本線の開通により分断されてしまった。その後も石垣以外はほとんど手付かずの状態だったが、近年「舞鶴城公園整備事業」として復元整備が進んでいると聞いていた。その中で、1996年(平成8)鍛冶曲輪門が、1999年(平成11)に稲荷曲輪門と内松陰門が、2003年(平成15)に稲荷櫓が、2007年(平成19)には分断された北側の山手渡櫓門が、2013年(平成25)には鉄門がそれぞれ木造で復元されたとのことで、巡ってみるのが楽しみだ。
 まず、内堀を遊亀橋で渡って鍛曲輪へと入っていったが、江戸時代には橋のなかった場所だ。ここから仰ぎ見る本丸の石垣はなかなかみごとなものだ。坂下門のあったところから上って行ったが、城郭の立派さがよくわかる。次に、鉄門をくぐったが、木造で復元されたばかりなのでまだきれいだ。本丸内は、芝生になっていたが、隅にそぐわない高さの謝恩塔が立っていた。そこから天守台へと昇って行ったが、結構階段がきつい。それでも、上からの眺めは、最高で、甲府市街を一望し、富士山まで見えて感動した。何枚か写真を撮った後で、降りてきて、次に稲荷曲輪へと向かうことにした。坂を下っていくと、稲荷曲輪の北東隅に稲荷櫓が木造で復元されていた。説明板によると「稲荷櫓の形状は構造は絵図・古文書・発掘調査成果をもとに検討し、江戸時代初期、寛文4年(1664)の建築当初の姿で建てた。」とあって、きれいな二重櫓だ。
 次に、山手渡櫓門へ行きたいと思ったが、中央本線で分断された向こう側にある。遠回りになるが、下っていって、踏切を渡り、大きく回り込んで、到着した。ここは、高石垣と土塀に囲まれた内側の高麗門(山手門)と櫓門(山手渡櫓門)から構成されていた。なかなか見事な門で、線路で本丸と分断されてしまっているのが残念だ。
 その後は、中央本線を越える道路陸橋脇の歩道で戻っていき、外から、内松陰門を撮影してから、さらに外周を進み、稲荷曲輪門をくぐって、内堀の脇を通って、コインパーキングの車のところへと至った。
 それからは、今日の宿「スーパーホテル甲府昭和インター」へ行くために、甲府昭和インターの方へと向かった。宿は、すぐに見つかったので、チェックインを済ませ、部屋で少し休憩してから、夕食を取るために外出し、近くにあった「くら寿司」に入って、回転ずしで腹を満たした。
 食後は、ホテルに戻り、温泉に入ってからは、テレビを見ながら過ごし、床に就いた。続く

4月の八丁湖公園の散策

2015年04月29日 | 散策
蕨市内で昼食に鶏のから揚げセットを食べ、自家用車で産業道路を北に向かったが、あまり渋滞していなかった。その後、国道17号線へ出てさらに北進したが、そんなに混雑もしていなかったので、そのまま北本市域に入り、圏央道の建設現場から左折し、県道を抜けていった。
 その後も順調に走って、荒川を荒井橋で渡って、吉見町域へと入っていった。東洋製罐の前を通過して、八丁湖畔へとたどり着き、町営駐車場へ車を入れたが、祝日でも空きがあった。
 例のごとく、長靴に履き替え、カメラを首からぶら下げて、散策を開始したが、天気はまずまずで、そんなに暑くもなかった。最初に堰堤の上で、キタキチョウとベニシジミ、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミを見つけて、シャッターを切った。
 続いて、八丁湖の堰堤下にある田んぼの脇で、ジャコウアゲハとツマグロヒョウモンを見つけて、望遠で捉えた。そうしていると、小さくて黒っぽい蝶が飛んでいるので、追いかけてみたら、スプリングエフェメラルの一つ、ミヤマセセリだったので、地表に止まったところを接写した。その後も注意深く探しているとキタテハとウラギンシジミがいたので、カメラに収めた。
 その後、湖畔の周遊道を進んでいくとクロヒカゲに出っくわしたが、すぐに飛んで行ってしまったので、撮影はできなかった。
 途中から林間へ入っていくと、ダイミョウセセリとコジャノメに巡り会ったので、すばやくカメラに収めておいた。
 丘陵コースへと入っていくとルリタテハを発見したが、この場所では初めてだったので、必死に追いかけて、シャッターを切った。
 その後、湿地帯の方へと足を踏み入れていって、しばらく探してみるとナガサキアゲハのオスが飛んでいるのを発見したが、撮り逃がした。しばらくこの場所にとどまって他の蝶を探していたが、キタキチョウやヒメウラナミジャノメくらいしか見つからなかったので、次に進むことにした。
 「黒岩横穴墓群」のあたりにくるとテングチョウが飛んでいたので、シャッターを切った。このあたりには、ツツジの花がきれいに咲いていたので、そこに蝶が来るかもしれないと少し粘ってみることにした。そうしたら、近くにスジグロシロチョウがペアで飛んできたので、カメラに収めた。また、ヒメウラジャノメもいくつか飛んでいた。
 その後は、湖畔の周遊道路を戻ってったが、途中にきれいなフジの花が咲いていたので、撮影しておいた。
 堰堤まで戻ってくると、コミスジとツバメシジミが飛んでいたので、これらも接写しておいた。その後、堰堤の下も探してみたが、目新しい発見がなかったので、駐車場へと戻り、2時間ちょっとで、今日の散策を終えることにしたが、18種類の蝶と出会えたので、この時期としてはまずまずだったと思う。
 それからは、車で来た道を戻って行ったが、途中からコースを変えて、第2産業道路に出て、南へ下っていったが、さしたる渋滞にも引っかからず、夕方には帰宅することが出来た。

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