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玄関を入ると左手に下駄箱があり、靴を入れ、100円硬貨を投入(後で戻ってくる)して、鍵を抜き取る。その鍵は入館料<大人平日(中学生以上)600円、土日祝日大人(中学生以上)700円>と共に、受付に渡し、リストバンドを受け取るシステムになっていた。その後、2階へと階段を上がっていくと左右に男女分かれての浴室入口があった。
ここは、2006年4月27日に一般オープンし、地下1,500mから源泉を汲み上げているとのことで、源泉名は、“早稲田天然温泉 めぐみの湯”という。源泉温度45.4℃、湧出量:300L/分、pH7.2、溶存物質総量24,410mg/kg、泉質は、ナトリウム-塩化物強塩泉(中性・高張性・高温泉)という温泉分析書が浴室に掲示されていて、充分期待できる内容で、以前から入りに来たかったのだが、当初は入浴料金が1,000円を超えていたので、二の足を踏んでいた。しかし、一昨年に大幅に料金を下げたと聞いていたので、機会を待っていたのだ。
ロッカーは自由に選ぶことが出来るが、100円の投入が必要(後で戻ってくる)だったが、下駄箱とあわせて100円硬貨が2枚必要なことになり、ちょっとめんどうに感じた。脱衣してから、浴槽の方へと入って行ったのだが、内湯スペースには、メインの源泉かけ流しの浴槽2つ(熱めと温め)と真湯の浴槽、「水風呂」と4つの浴槽があり、サウナも併設されていた。
そこから扉を開けて、露天スペースへと出て行くと、「紅湯」と命名された源泉かけ流し浴槽が2つ(熱めと温め)があり、黄褐色の湯が湛えられていた。私は、そこが一番気に入って、温めの方にゆったりと浸かっていた。ここの湯は加水も加温もしていない源泉のかけ流しだそうで、熱めと温めの浴槽の差は、源泉投入量の調整によるものとのことだった。いかにも濃厚な食塩泉を感じさせ、なめるとかなりしょっぱかった。とても、気持ちの良い入浴感だったので、ついつい長風呂となってしまった。
2階の並びには、食事処、リラクゼーションサロン、仮眠室、温泉浴槽付個室(2時間3,150円)などもあって、利用できる。時間制限もないので、何回か入浴し、食事処や仮眠室なども利用しながら、のんびり過ごすのも良いのではないかと思う。
ゆっくりと湯に浸かった後は、猛暑の中を車で帰途に着いた。
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