高校3年生のみなさんが直面する奨学金の予約採用申請。
⑩回目のテーマは、併給調整です。
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⑤~⑨で申請金額等の説明をしましたが、別冊の貸与奨学金案内のp5に、次のような記載があります。
給付奨学金又は高等教育の修学支援新制度による授業料等減免を受ける人が併せて第一種奨学金の貸与を受ける場合、給付奨学金の支援区分等に応じて第一種奨学金の貸与月額は下表のとおり調整されます(これを併給調整といいます)。※原文のまま
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学園内で奨学金手続の担当もしていますが、予約採用の決定通知を拝見すると、給付奨学金+第一種奨学金で申請している方が案外多い印象があります(第二種奨学金は申請していない)。
下記のような考えのもとでの申請なのかなぁ...と思います(金額は専門学校ベース)
給付奨学金は、多分、第Ⅰ区分だから、月額38,300円。第一種は無利息で月53,000円。合わせて91,300円だから、有利子の第二種奨学金は申請しなくてもいいかなぁ…。
・・・・・
上記の併給調整の流れに従うと、給付第Ⅰ区分で第一種を申請した方の受給月額は、給付奨学金分の38,300円だけとなります(第一種の受給月額は¥0)。
第Ⅱ区分も併給調整の対象になるので、受給月額は25,600円となることに(25,600+53,000=78,600円ではありません)。
給付奨学金を申請する方の多くは、経済的に学費の確保が難しい...方だと思いますので、この月額でのやりくりは、かなり厳しくなってくるはず。
奨学金予約採用⑤(申請額設定-1)の中で、3番と7番を勧める理由はここにあります(第二種を絡めて!!)。
・・・・・
貸与奨学金案内のp5は、やや理解しづらい文面・一覧表なので、素通りしてしまう方も多いのではないかと思いますが、案外...いや、かなり大事なルールだと川上は考えています。
給付奨学金も含めてこれから申請する方は、第二種奨学金を絡めた申請を強くお勧めします。
もう申し込んでしまったんだけど...という方もいらっしゃるかもしれませんね。
その場合は、在学採用(大学等に進学後に申請する方法)から追加申請できますので、進学後に奨学金担当者に相談してみてください(予約採用自体の訂正・修正はできないようです)
⑩回目のテーマは、併給調整です。
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⑤~⑨で申請金額等の説明をしましたが、別冊の貸与奨学金案内のp5に、次のような記載があります。
給付奨学金又は高等教育の修学支援新制度による授業料等減免を受ける人が併せて第一種奨学金の貸与を受ける場合、給付奨学金の支援区分等に応じて第一種奨学金の貸与月額は下表のとおり調整されます(これを併給調整といいます)。※原文のまま
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学園内で奨学金手続の担当もしていますが、予約採用の決定通知を拝見すると、給付奨学金+第一種奨学金で申請している方が案外多い印象があります(第二種奨学金は申請していない)。
下記のような考えのもとでの申請なのかなぁ...と思います(金額は専門学校ベース)
給付奨学金は、多分、第Ⅰ区分だから、月額38,300円。第一種は無利息で月53,000円。合わせて91,300円だから、有利子の第二種奨学金は申請しなくてもいいかなぁ…。
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上記の併給調整の流れに従うと、給付第Ⅰ区分で第一種を申請した方の受給月額は、給付奨学金分の38,300円だけとなります(第一種の受給月額は¥0)。
第Ⅱ区分も併給調整の対象になるので、受給月額は25,600円となることに(25,600+53,000=78,600円ではありません)。
給付奨学金を申請する方の多くは、経済的に学費の確保が難しい...方だと思いますので、この月額でのやりくりは、かなり厳しくなってくるはず。
奨学金予約採用⑤(申請額設定-1)の中で、3番と7番を勧める理由はここにあります(第二種を絡めて!!)。
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貸与奨学金案内のp5は、やや理解しづらい文面・一覧表なので、素通りしてしまう方も多いのではないかと思いますが、案外...いや、かなり大事なルールだと川上は考えています。
給付奨学金も含めてこれから申請する方は、第二種奨学金を絡めた申請を強くお勧めします。
もう申し込んでしまったんだけど...という方もいらっしゃるかもしれませんね。
その場合は、在学採用(大学等に進学後に申請する方法)から追加申請できますので、進学後に奨学金担当者に相談してみてください(予約採用自体の訂正・修正はできないようです)