余録

新天地

辺地修行も二日目なると・・・

2007年01月03日 11時09分34秒 | 遍路道
室戸岬への二日目の午後も民宿出発して大分時間が経過した。
佐喜浜の町から外れ海岸線に入ってくると古い家並みが残っている。
古い家並みの路地を歩く。
家の玄関の横に上下開く戸のついた民家を見つけることが出来る。
「ぶっちょ造り」という。

戸を閉めれば雨や風を遮る。
この古い家並みは徳島県海部町、海部川を渡った所から
高知県の室戸市佐喜浜町にかけて
海岸線のところどころ見見られる。
写真ぶっちょ造りのある地域は太平洋の海岸近くで
長さ1km満たない昔造りの古い家並みが旧道挟んで建っている。
昔この一帯の民家の少女達は大阪へ子守り奉公に出されたようだ。
佐喜浜の旧道の古い家並みを過ぎると国道55号線と交じる。
55号はクルマの騒音に悩まされる。
歩道は無い。
暫くは静かな海岸線の防波提道を歩く。
海の景色は左手大きな海原で
視線は足元周辺の僅かな土地を利用して作っている野菜ばかりを見ている。
およそ一kmで防波堤道は終わる。
再び55号に出るとクルマが猛スピードで走って行く。
歩く事30分、とてつもなく広い砂浜に出ると正面に集落が見えた。
集落は民宿のある佐喜浜だ。
日本瓦のごく普通の民家が見えた。
民家の前には総二階の建物民宿徳増の看板があった。
今日の宿のなっている。






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