余録

新天地

蔵の湯

2012年10月09日 04時40分59秒 | 日帰り湯
爪先に急に冷たさを感じ目が覚めてしまった。
掛け布団が半分ベッドからずり落ちていた。
昨夜寝る前5時半に携帯の目覚ましをセットした。
目覚まし時間より早く目が覚めた。
少しづつ冬に近づいている。
北海道は雪の便りもある。
長袖長ズボンの寝巻きもベッドを離れると急に身に沁みる寒さを感じる。
昨日もウオーキングに行った。
昨日の午前中は自室に籠っていた。
妻の作った昼食の温かいカレーうどんを食べ終え午後一時過ぎ出掛けた。
晴れた暖かな一日になった。
八丁湖へ着いて湖面を見ると波一つ無く鴨の泳ぐ後ろには二本の波の筋が漂っていた。
一昨日の雨あがりの夕方と違って沢山の人がいた。
昼下がりの歩くには絶好の日和となった。
風も微風に近く少し寒く汗ばむ事も無く何時間でも歩ける体の状態があった。
だが妻の足先に違和感があった。
歩く速さは散歩のようだった。
湖の周り途中三周目を終え休憩すると急に今までの勢いが無くなる。
腰周り・・足・・から疲れが一気に出てしまう。
休憩終えて残り半周に差し掛かった。
20~30m先で夫婦の旦那さん?が靴先でアスファルトを叩いてシッ、シッ・・と声がする。
追い払っている靴先には黒い物体が見えた。
少しづつ黒い物体に近づく。
大きな塊が見えた。
蛇がとぐろを巻いているように見えた。
歩道の真ん中だった。
丁度この場周は日陰になる前夜の雨の名残が残っていた。
薄暗くジメジメしたまだ雨が上がったような場所だった。
暖かな日和で季節を間違えたのか・。
急な暖かな温度が出てくる結果になったのか。
まだ蝉やコオロギの鳴く声にも遭遇した。
午後3時車で7~8分蔵の湯へ行った。
外湯に触れるともうすっかり空気が冷たい。
夏の爽快な気分は遠い過去の物になった。
家に帰って出掛ける前に準備した夕食のハンバーグを食べ10時過ぎベッドに入った。


  秋晴れに歩く二人に法師蝉






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