バックアップ活用テクニックのバックナンバー紹介でお茶を濁しておりました管理人です。
メインマシン交替の関係で少しばたばたしております。
今回のメインマシンLet's note CF-W4の降板は,内蔵光学ドライブが認識されなくなったこと,既に7年ほど同一ノートパソコンを使用していることから何時HDDが動かなくなっても仕方がなくなったことなどです。
使い始めた新マシンは,VistaをスルーしてWindows7デビューとなりましたが,Windows95以来愛用してきたペイントの仕様が変わってしまい,ファイルメニューが廃され,リボンインターフェースなるものが採用されたのですが,これがまあ何とも,これまでの操作方法とは近似しない操作方法だわ,当然,ショートカットキーもそのまま使えないわでもうさんざん。
とりあえず,XP機に近い操作性にするために,スタートメニューについて,Vista/7のスタートメニューをXP風のデザインへカスタマイズ「Classic Shell」を参照して,スタートメニューを旧式に変更しました。
あと,CF-S10固有の問題として,ファンクションキーを押すと,画面にメニューが表示されてしまうというために,PrintScreenによる画面キャプチャに支障を来しましたが,こちらはPanasonicのサイトに解決方法が示されていたので一応解決。つか,ファンクションキーを使うのにいちいち表示要らんつーの。
それと,Twitter上で経過を呟いておったのですが,旧パソコンCF-W4をHDDからSSDに換装したところ,なかなか上手くいきませんでしたが,それも自分の凡ミスゆえで,これを除けばノートラブルでできたも同然でした。
まず,新たに取り付けるSSDとして,Transcend 32GB SSD 2.5インチ IDE MLC TS32GSSD25-Mを購入しました。
そして,Acronis True Image 6.0(昔買った外付けHDDについていたものなので古いです)を使って,SSD上にクリーンインストールされたCF-W4のHDDバックアップイメージを展開します。
ここからは肉体労働です。もちろん頭脳もある程度要りますが。
Let's note(CF-W4) HDD換装記録を参照して,CF-W4を分解します。ちなみにばらすのに必要なかったため,分解編の10はやってません。
内蔵されていたHDDとpinの状態を同じくするため,41pinと44pinを折り,ジャンパピンを外したSSD(注・後述するとおり,ジャンパピンは外しちゃダメ)をCF-W4に接続しました。
すると,電源投入後,F2キーを押したときに表示されるBIOS画面で,プライマリーマスターなしと表示されました。
BIOS画面を抜けても,OSがないという表示が出て,それっきりです。
これが噂に聞く,Let's noteとTranscend SSDの相性問題かとくらくらしながら,打開策をネットで探し,1pinと41pinの間に5Ω前後の抵抗設置まで考えていたのですが,いくつかサイトを見るうちに,ひっかかったのが,前述のジャンパピン。
確かに買ったときには,黒で四角く囲ったところにジャンパピンが付いていました。そして,外した記憶もありました。
(上記「Let's note(CF-W4) HDD換装記録」掲載の画像を加工させていただいています。)
うーん,まあダメ元でやってみるかと,再び分解した上で,ジャンパピンを刺して,再接続。
電源を投入してBIOS画面に入ると,
プライマリーマスター 32GBですか。まああってる。
不安は残りつつ,画面を切り替えてみます。
見事にSSDが認識され,TS32GSSD25-Mの型番が表示されています。
では,そのまま起動させてみます。
いやあ,無事にデスクトップ画面までたどり着きましたね。ふう。
って,あんたバラしたままやないの!
そんなわけで,CF-W4のSSD化の顛末でした。
もちろん,CF-W4はちゃんとガワに収まってます。
「Let's note(CF-W4) HDD換装記録」オーナー様,貴重な情報をご提供いただき,ありがとうございました。
ついでのことなので,HD TuneでSSDとHDDの転送速度を測ってみました。
なお,HDDは取り外してしまったので,タイムリー GROOVY HDDをUSB IDE接続2.5/3.5/5.25"ドライブ専用 UD-303SM で,USB経由で接続しました。内蔵した場合との性能の違いがあると思われますので,ご注意ください。
SSD(TS32GSSD25-M)
転送速度は,平均60.6MB/secと優秀ですが,プチフリでしょうか。極端に転送速度が落ちるタイミングがあるようです。CPU使用率は7.4%。
これに対して,HDDの方は,転送速度も平均22.8MB/secとかなり遅く,そのくせCPU使用率は13.4%と高い上に,データ転送が継続して行われると転送速度が落ちるという傾向が認められます。
これを見る限りにおいて,古いノートパソコンにおけるSSD換装処理は時間と費用に見合う改造作業といえるでしょう。
HDD(TOSHIBA MK4025GASL)
2つの結果のグラフ部分を1つに合成してみました。圧倒的じゃないか,SSDは!って感じですね。
さらに,CrystalDiskMarkを両者に行ってみます。
SSD(TS32GSSD25-M)
パーティションを切り直して32GBベースにしても,目に見えた数値的改善はありませんでした。
SSDがHDDに負けているのは,512KBブロックのランダムライトのみということになります。そこらへんがプチフリの原因だったりするんでしょうか。
使用していても,終了時の処理はHDDと並ぶか,ひょっとするとHDDより遅いかも。あくまで体感速度ですが。
HDD(TOSHIBA MK4025GASL)
以上,今更ながらのHDD・SSD換装結果の報告でした。
なお,その後,プチフリ続出で使い物にならなかったため,XP用に最適化作業をしました。
詳細はこちら。
ちなみに,最新型CF-S10プレミアムエディションのSSDの結果はこんなの。旧パソコンと比べるのは酷ですな。
以下,自分用メモ
32GBのSSDに復元したHDDイメージは11GBのドライブであったため,SSD上には11GBのCドライブと,21GBの未使用領域がある。
HD革命Partition Lite Ver.1では「エラーコード19:#1417ドライブのセクタ数エラー」という表示が出て,未使用領域を開放するための処理を続行できない。
HD革命CopyDrive1.0の便利ツール「ドライブの分割と結合」からは,未使用領域を開放することができる。再起動を何度も要求されるが,所定の処理をすませた後は自動作業の終了まで手を触れないこと。
メインマシン交替の関係で少しばたばたしております。
今回のメインマシンLet's note CF-W4の降板は,内蔵光学ドライブが認識されなくなったこと,既に7年ほど同一ノートパソコンを使用していることから何時HDDが動かなくなっても仕方がなくなったことなどです。
使い始めた新マシンは,VistaをスルーしてWindows7デビューとなりましたが,Windows95以来愛用してきたペイントの仕様が変わってしまい,ファイルメニューが廃され,リボンインターフェースなるものが採用されたのですが,これがまあ何とも,これまでの操作方法とは近似しない操作方法だわ,当然,ショートカットキーもそのまま使えないわでもうさんざん。
とりあえず,XP機に近い操作性にするために,スタートメニューについて,Vista/7のスタートメニューをXP風のデザインへカスタマイズ「Classic Shell」を参照して,スタートメニューを旧式に変更しました。
あと,CF-S10固有の問題として,ファンクションキーを押すと,画面にメニューが表示されてしまうというために,PrintScreenによる画面キャプチャに支障を来しましたが,こちらはPanasonicのサイトに解決方法が示されていたので一応解決。つか,ファンクションキーを使うのにいちいち表示要らんつーの。
それと,Twitter上で経過を呟いておったのですが,旧パソコンCF-W4をHDDからSSDに換装したところ,なかなか上手くいきませんでしたが,それも自分の凡ミスゆえで,これを除けばノートラブルでできたも同然でした。
まず,新たに取り付けるSSDとして,Transcend 32GB SSD 2.5インチ IDE MLC TS32GSSD25-Mを購入しました。
そして,Acronis True Image 6.0(昔買った外付けHDDについていたものなので古いです)を使って,SSD上にクリーンインストールされたCF-W4のHDDバックアップイメージを展開します。
ここからは肉体労働です。もちろん頭脳もある程度要りますが。
Let's note(CF-W4) HDD換装記録を参照して,CF-W4を分解します。ちなみにばらすのに必要なかったため,分解編の10はやってません。
内蔵されていたHDDとpinの状態を同じくするため,41pinと44pinを折り,ジャンパピンを外したSSD(注・後述するとおり,ジャンパピンは外しちゃダメ)をCF-W4に接続しました。
すると,電源投入後,F2キーを押したときに表示されるBIOS画面で,プライマリーマスターなしと表示されました。
BIOS画面を抜けても,OSがないという表示が出て,それっきりです。
これが噂に聞く,Let's noteとTranscend SSDの相性問題かとくらくらしながら,打開策をネットで探し,1pinと41pinの間に5Ω前後の抵抗設置まで考えていたのですが,いくつかサイトを見るうちに,ひっかかったのが,前述のジャンパピン。
確かに買ったときには,黒で四角く囲ったところにジャンパピンが付いていました。そして,外した記憶もありました。
(上記「Let's note(CF-W4) HDD換装記録」掲載の画像を加工させていただいています。)
うーん,まあダメ元でやってみるかと,再び分解した上で,ジャンパピンを刺して,再接続。
電源を投入してBIOS画面に入ると,
プライマリーマスター 32GBですか。まああってる。
不安は残りつつ,画面を切り替えてみます。
見事にSSDが認識され,TS32GSSD25-Mの型番が表示されています。
では,そのまま起動させてみます。
いやあ,無事にデスクトップ画面までたどり着きましたね。ふう。
って,あんたバラしたままやないの!
そんなわけで,CF-W4のSSD化の顛末でした。
もちろん,CF-W4はちゃんとガワに収まってます。
「Let's note(CF-W4) HDD換装記録」オーナー様,貴重な情報をご提供いただき,ありがとうございました。
ついでのことなので,HD TuneでSSDとHDDの転送速度を測ってみました。
なお,HDDは取り外してしまったので,タイムリー GROOVY HDDをUSB IDE接続2.5/3.5/5.25"ドライブ専用 UD-303SM で,USB経由で接続しました。内蔵した場合との性能の違いがあると思われますので,ご注意ください。
SSD(TS32GSSD25-M)
転送速度は,平均60.6MB/secと優秀ですが,プチフリでしょうか。極端に転送速度が落ちるタイミングがあるようです。CPU使用率は7.4%。
これに対して,HDDの方は,転送速度も平均22.8MB/secとかなり遅く,そのくせCPU使用率は13.4%と高い上に,データ転送が継続して行われると転送速度が落ちるという傾向が認められます。
これを見る限りにおいて,古いノートパソコンにおけるSSD換装処理は時間と費用に見合う改造作業といえるでしょう。
HDD(TOSHIBA MK4025GASL)
2つの結果のグラフ部分を1つに合成してみました。圧倒的じゃないか,SSDは!って感じですね。
さらに,CrystalDiskMarkを両者に行ってみます。
SSD(TS32GSSD25-M)
パーティションを切り直して32GBベースにしても,目に見えた数値的改善はありませんでした。
SSDがHDDに負けているのは,512KBブロックのランダムライトのみということになります。そこらへんがプチフリの原因だったりするんでしょうか。
使用していても,終了時の処理はHDDと並ぶか,ひょっとするとHDDより遅いかも。あくまで体感速度ですが。
HDD(TOSHIBA MK4025GASL)
以上,今更ながらのHDD・SSD換装結果の報告でした。
なお,その後,プチフリ続出で使い物にならなかったため,XP用に最適化作業をしました。
詳細はこちら。
ちなみに,最新型CF-S10プレミアムエディションのSSDの結果はこんなの。旧パソコンと比べるのは酷ですな。
以下,自分用メモ
32GBのSSDに復元したHDDイメージは11GBのドライブであったため,SSD上には11GBのCドライブと,21GBの未使用領域がある。
HD革命Partition Lite Ver.1では「エラーコード19:#1417ドライブのセクタ数エラー」という表示が出て,未使用領域を開放するための処理を続行できない。
HD革命CopyDrive1.0の便利ツール「ドライブの分割と結合」からは,未使用領域を開放することができる。再起動を何度も要求されるが,所定の処理をすませた後は自動作業の終了まで手を触れないこと。
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