がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

福島・川内村の小学校で運動会・・・本当にこれでいいのか?

2013年05月27日 | 原発
原発事故で一時全村避難し、昨年1月に「帰村宣言」した福島県川内村の川内小学校で

運動会が開かれ、青空の下、児童の競技に保護者や村民が温かい声援を送った・・・

川内小は2012年4月に再開。昨年の全校児童数は16人だったが、今年は7人が入学し、

新たに帰村した児童と合わせ、24人になった。

本来は約100人の児童がいるが、多くが今も避難先の学校に通っているとの事。


本当にこれでいいのだろうか?

高齢化が進む日本において宝になる子供達が、大量の放射性物質の中で運動会を・・・

マスコミは、微笑ましい光景として・・・そして、復興をアピールするように報道しているが・・・

大人の利権にまみれた世界の犠牲者になってしまっているのではないだろうか?

こうした理不尽な光景が、最近は特に増えているように感じる。

昔の同僚や後輩は、全国の原発に行きっぱなしで、各々収束作業や再稼動に向けた作業に

従事している。

どんなに長期になろうが、家族は連れて行かない。

原発従事者は、内部被ばくに敏感だから・・・


もうすぐ世界が変わる・・・



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安全基準確立前(?)に東電が柏崎の再稼動申請へ・・・村の存在が明確に

2013年05月20日 | 原発
原子力規制委員会によって作成される原子力安全基準が確定する前(?)に東電から7月には柏崎原発の

再稼動申請を行うという発表がされた。

完全にその安全基準をクリアできるという東電の思惑が見て取れるのだが・・・それ以上に”原子力村”の

存在が明らかになった。

原子力という閉ざされた技術世界と思われがちだが、実際はそうではなく一般のプラントに携わる方々

なら、容易に理解可能で決して難しいものではない。

しかしながら、規制委員会を筆頭に政府そして東電までが一緒になって、「特殊な技術だから」

という雰囲気を国会ではもちろんの事、国民に対してもその姿勢を崩そうとしない。


それにしても、7月に新安全基準が出されて、その7月に再稼動申請とは呆れて何も言えない。

これに加えて”もんじゅ”の点検不良により、運転停止命令だそうだが・・・

燃料サイクルの肝とも言える”もんじゅ”は、今後の再稼動に含みを持たせ時間稼ぎと来た!

何故そうするのか?

電力各社が保有する使用済み燃料が資産として計上されているからこそ、電力各社が破産宣告対象に

ならないというカラクリからなのだろう。

だからこそ、”もんじゅ”の再稼動を切り札として残さなければならない。


全てが”お金”!!

国民の安全など何も考えていない。

国民の食の安全など蚊帳の外!


政権交代など何の意味も持たない!全ては”お金の為”なのだから・・・

日本はどこへ向かっているのだろう・・・


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とうとう自民党が原発再稼動を公約に明記・・・経産相はフライングであたふた

2013年05月13日 | 原発
自民党が夏の参院選で掲げる公約原案の全容が判明し、とうとう安全性の確認を条件にとしたものの

原発の再稼働方針を明記した。

一方、フライングする形で茂木経産相は、原発の再稼働時期が「早ければ秋になる」とした自身の発言について、

「(再稼働を)いつやるべきだとかいつできるということではなく、一番早く原子力規制委員会の審査が進めば

秋ということ。私が時期を決める立場ではない」と釈明した。

茂木氏は「安全性の判断は経産省ではなく規制委がやる。事業者の申請もいつ出るか分からない」と強調。

「申請が早かったものを中心に、規制委が一定のスケジュール感を持って審査を進めるのではないか。

それを3カ月とか半年とか言う立場にない」と述べた。


何ともお粗末な茶番劇をやっている感じだ。

本当に日本はどうなってしまうのだろう??と本気で心配しなければならないと思うのは小生だけだろうか?

作り出された好景気「アベノミクス」によって踊らされている証券・不動産業界

安部氏が首相に就任してからどれ程のODAを盾に外交戦略を展開してきたのだろう。


トルコへの原発輸出を手柄のように報道させる・するマスコミも含め、目先の裕福さしか見えなくなっている。

本当の裕福とは、心が裕福になることでありお金が有り余るほどあることではないはずだ。

こもまま、規制委員会という盾を作った自民党の元で原発再稼動を進めることは、あれほどの事故を

教訓としない安全基準を盾にしていることになり、地震大国の判断では無い!

利権だけを守るための再稼動と断言せざるを得ない。


一見成功しているように見える「アベノミクス」を冷静に見極める目を持つことが問われているように思う。



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実名で証言・・・原発内作業の実態(警報の中、線量計外し汚泥除去)

2013年05月07日 | 原発
ー毎日新聞より引用ー

東京電力福島第1原発などで18年間、原発作業員として働いた青森県弘前市の無職、石澤治彦さんが毎日新聞の取材に応じ、放射線量の高い場所では線量計を持たずに働くなど、危険な被ばく労働の実態を証言した。


石澤さんは福島県双葉町出身。20歳から9年前まで、福島第1原発を中心に各地の原発で働いた。個人事業主の立場で元請け企業と請負契約をし、主に現場の線量をチェックする放射線管理員を務めた。

 石澤さんによると、同原発1号機のプラント改良工事に従事した93年ごろ、圧力抑制室にたまった汚泥の除去作業で線量を測定しかけたところ、累積線量を測る個人線量計の警報が鳴り出した。しかし、元請けの現場監督から工期が遅れるとして続行を指示され、被ばく隠しのため線量計は外した。毎時30シーベルトまで測れる放射線測定器の針が振り切れ、防護服を着ても作業できないレベルだったが、同僚約50人とバケツリレーで汚泥を除去した。

 今も所持する放射線管理手帳に記された累積被ばく線量は95・15ミリシーベルト。法令上の被ばく線量限度内だが、しばしば線量計を外して作業していたため「実際はその5倍か10倍か分からない」。

 また同年ごろ、1号機で炉内の冷却水を循環させるジェットポンプの清掃に携わった時には、同僚と誤って高濃度汚染水のプールに転落。同僚は右腕骨折の重傷だったが、元請けの現場監督は「けががばれないように放射線管理区域から出るように」と指示。事故は公表されなかった。

 35歳ごろからは難聴や倦怠(けんたい)感に苦しんだ。妻と2男1女を抱え、失職を恐れて病院の健康診断書をパソコンで偽造し、元請け企業に出すようになった。だが38歳の時に元請け指定の病院で健診を受けさせられ、白血球の異常増加が判明。「もう働かせられない」と言われ、診断書偽造の弱みもあって争わずに職場を去った。体調悪化で別の現場で働くこともできず、自ら切り出して妻と離婚した。

 今は月6万3000円の生活保護費をもらい、弘前市内のアパートで暮らす。狭心症の発作や重度の糖尿病で寝込む日も多い。こうした疾患と被ばくの関連性を指摘する専門家もいるが、相談した医師からは「因果関係は分からない」と言われた。

 そんな日々を送りながらも、ふるさとの仲間と今年3月、原発事故による避難生活が続く福島県双葉町民の苦悩や県内の除染の状況などをフェイスブックに書き込むグループ「双葉町ネット」を結成した。4月22日には東京都内で活動報告会も開いた。

「苦労をかけた家族も福島で避難生活を送っている。罪滅ぼしも兼ね、ふるさとの苦境を全国に発信し少しでもよくしていきたい」

 ◇東電広報部「確認できない」

 石澤さんが証言する労働実態について、東京電力広報部は「調べたが、現時点ではそのようなことがあったという事実は確認できていない」としている。


取材をした記者の勘違いか勉強不足かおよそあり得ない作業を内容が記述されている。

1号機の炉周りは、日立の担当で日立の放管員として現場にいたのだろう。

作業内容は、正確ではないが、現場の実態は概ねこんな感じだった。

事故当時には、こういった線量管理を無視した実態があったことは明確なのだが、それを公にする

作業従事者が現れないのは、原子力村の大きな権力による情報統制だ。


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