昔の話ですが、原子炉の内部構造物である湿分分離器にクラック(割れた)が入るトラブルが
あった。
東芝・日立各々でその対策を請け負ったが、東芝はGEにその作業を外注した。
日立は、湿分分離器を原子炉から取り出し、その周りを鉛で覆いクラック部分だけを露出させ
検査員が鉛のベストを着て完全防備で、直接目視検査を行い、写真・動画を撮影した。
この作業に関わった作業員の被ばくは大きく、その後の修理(溶接)作業でも人海戦術で
対応した。
当然、空中にそのまま湿分分離器が置かれているため、原子炉建屋内はダストが上がり
全体が汚染し、その除染作業にも多大な人手を要した。
一方GEは、湿分分離器を原子炉から取り出し、ドライヤーセパレータプールの水の中に
置いたまま、なんとラジコンの潜水艦にカメラを装着し、当該箇所の写真・動画を撮影した。
修理(溶接)作業も水中溶接で行った。
こうすることで、作業全体の被ばく線量に大きな差が出た。
今回の事故において、原子炉建屋の地下が水没しており、その状態が全く把握出来ていない。
この原子炉建屋地下の状態を把握するのに、このラジコンの潜水艦を使うような方法を
検討するのも一つではないだろうか?
現在、燃料取り出しに向けてロボット開発等がされているが、今ある技術でも現況を確認
できる手法があるのではないだろうか?
そのためには、原子力分野以外の方々から、広く意見を聞く場を積極的に作るべきなのだろうが・・・・・
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