エッセイ

雑記

AKUJO

2019-04-07 18:32:23 | 日記
昨日、この地に来て初めてレンタルビデオ屋に行った。
「TSUTAYA」だ。
GEOにはない、TSUTAYAにしかない、あるDVDを借りに行った。
韓国映画で、「悪女」という映画だ。
そもそも、調べてみると、この街にレンタルビデオ屋などない。
隣町まで行かなければないようだったので電車で行ったのだが、場所がわからない。
事前に調べてはいたものの、究極ともいえる方向音痴のため、駅を出た途端パニックに襲われた。
とりあえず適当に歩いているうちに、なぜか見つかった。
どこの街に行ってもなぜか飲み屋街と交番だけは臭いで場所がわかるが、同じ調子でレンタルビデオ屋を探し当てたのは初めてだった。
入店し、早速DVDを探した。
これも特技のひとつなのかも知れないが、目当てのDVDは、すぐに探し当てる。
だが、なぜか見つからなかった。
そもそもレンタルビデオ屋自体久しぶりで、しかもTSUTAYAは尚更だ。
数年前にGEOに行ったきりだ。
書くとまた暇を持て余した奴に匿名で通報されそうだが、レンタルしたDVDは、全て片っ端からコピーしてある。
本来ああしたモノはコピーガードがついているが、オレのPCにかかればそんなモノ、無意味だ。
ホンキを出せば、スノーデンも蒼くなるような機密情報にハックすることも可能だ。
…ということでレンタルし、すぐに帰宅し、視聴した。
毎度のごとく様々な映画情報が始まり、ようやく本編に入る。
毎度のごとくポックコーンをついばみながらビールを飲みながら視聴していた。
やがて、本編へ。
なぜなのか。
韓国映画は、タイトルの字幕がない。
「ハングル文字」っていうの?
「テトリス」みたいなタイトルが出て普通に視聴していたのだが、そのうち、事前に観ていた予告と何かノリの違いを感じ始めた。
「悪女」は、バリバリのアクション映画だ。
確かに、冒頭、エグいシーンから始まるが、やがて、なにかおかしいことに気づいた。
予告にあったようなハードなシーンが出てこない。
しかも、「悪女」は「一人称撮り」っていうのか、主人公の目線で撮ってあるゲームみたいな予告であるため主人公の顔がわからず、観ている主人公が本人なのかもわからない。
それでも観ているうちに、いいかげん違いに気づき、途中でDVDを抜き出した。
案の定、「魔女」というタイトルのDVDだった。
しかも、新作だ。
「悪女」は、準新作。
要は、目当ての映画ではなかったうえ、余計なカネを払っていた。
本日、返却とともに再び出向き、その旨話をした。
「悪女」を借りる際ラックの場所がわからず店のネーちゃんが総出で探してくれていたのだが、その中にその娘もいたため、すんなり話は通った。
例により、その「魔女」もコピーしていただけに、なにか申し訳なかった。